海外ドラマ『グッドドクター2 名医の条件』第2話【嘘の練習】(原題:Middle Ground)のあらすじとネタバレ感想がまとめてあります。
前回の話はこちら
⇒ グッドドクター2第1話【別れと再会】
グッドドクター2第2話のあらすじとネタバレ感想【海外ドラマ】
シーズン2第2話【嘘の練習】
ショーン・マーフィー(フレディ・ハイモア)が自閉症と引き換えに手にしたものは、超人的な記憶力と空間認識能力です。「ポールの肌の色が数か月前と違う」と言った時には、メレンデス(ニコラス・ゴンザレス)も驚いています。
その上、手先も器用ですから、彼は正に天才外科医と呼ばれるべきでしょう。
ショーンの技量は疑う余地もありませんが、外科医の仕事は手術だけではありません。外科医に必要な技量と力量の違いを知っているメレンデスだからこそ、今回はショーンが最も苦手とする仕事を与えたのです。
その仕事とは、患者に不安を与えないため、”何のためなのか”を隠して大量の検査を受けさせることでした。当然、ショーンは失敗しています。
彼なりに努力しているのですが、検査の内容をしゃべってしまいますし、間接的に結果が思わしくないことも伝えてしまいました。その都度、クレア(アントニア・トーマス)が要点をまとめたり、まずは家族が安心できるようにしたりと、フォローしていますね。
不安の解消も告知も上手くできないショーンですけど、手術ではその技量を思う存分に発揮して・・・と言いたいところですが、いかに天才の彼でも、どうにもできない事だってあるのです。
どうにもできないと言えば、ショーンは他人の気持ちをくみ取るのが苦手ですし、人と触れ合う事も苦手です。今回はポールを慰める時、肩に触れようとして途中で手が止まってますよね。
様々な苦手がショーンを苦しめていますけど、彼が最も苦手なのは自分の気持ちの処理でしょう。最近のショーンは、妙に朝早く出勤して夜は残業。その理由を簡単に言ってしまえば、リア(ペイジ・スパーラ)に会いたくないからです。
リアは、ショーンに様々な思い出をくれましたよね。初めてのずる休み、初めての運転、そして、初めてのキス。
再会を誓ったリアが戻ってきたんですから、当然、もっと喜んで良いはずじゃないですか。しかも、リアが部屋を見つけるまでの間とはいえ、同居してるんですよ。こんなハッピーな毎日なのに、ショーンはまるで帰宅恐怖症です。
なぜならば、ショーンは別れの辛さを思い出していたから。サインボールを見るたびによみがえっていたのは、楽しいデートじゃなくて別れの思い出でした。しかも、現在ショーンの部屋にいるのはリア本人。
リアと一緒にいられるのは、彼女が部屋を見つけるまでの短い期間です。楽しい時間を過ごせるのは間違いありませんが、その分、失った時の痛みも増すでしょう。ショーンは、過去の辛さや未来に対する恐れを心にため込んで過ごしていたんですね。
だから、爆発的に感情をぶつけるのでしょうけど、「ボールを持ってハーシーに帰ってくれ」は言い過ぎです。別れた時の辛い気持ちも、これから訪れる別れに対する恐れも分かりますが、それはリアだって同じこと。
ショーンには、まだまだ他人の気持ちを考えたり、感情を小出しにしたりする練習が必要ですね。
気になる次回は
⇒ グッドドクター2第3話【36時間】
まとめ
海外ドラマ『グッドドクター2 名医の条件』の第2話【嘘の練習】のあらすじとネタバレ感想をまとめました。
ひきつづき、シーズン2第3話【36時間】以降も情報アップしていくので、お待ちくださいね。
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