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ミステリー

ウェイワードパインズ第6話のあらすじと感想|イーサンが選ばれた理由とは?

海外ドラマ『ウェイワードパインズ 出口のない街』シーズン1第6話【選ばれた者たち】のあらすじと感想をご紹介します。記事の後半では、動画を無料視聴する方法をまとめました。

カバ吉くん
カバ吉くん
目的が素晴らしくても、そこまでの手段は他人に決められたくない
ドラちゃん
ドラちゃん
勝手に家族や友人と引き裂かれたら、許せないわ

ウェイワードパインズシーズン1第6話のあらすじネタバレと感想

第6話【選ばれた者たち】

前回でウエイワードパインズという町は、残された少数の人類のための町であることがわかりました。

今回は、この町の創設者であるデビッド・ピルチャー(トビー・ジョーンズ)という科学者が、この町に込めた理念、これからの町のあるべき姿などが、イーサン・バーク(マット・ディロン)との対話という形を取って明らかにされていきます。

そこでは、なぜ強固な相互監視システムと暴力による支配が作られたのかなど、それまでのイーサンが持っていた町に対する不信感の元となっていた疑問についても明らかにされたのです。

ピルチャーがウェイワードパインズという町を作るにあたり、これまで大まかに言って3つの困難があったと言えます。

ビルチャーの信念

1つ目は長期冷凍睡眠に入る以前、ピルチャーが人々に人類の危機を訴えても全く聞き入れてもらえませんでした。つまり、彼の活動の賛同者が殆ど得られなかったことです。

このことは彼に、ウェイワードパインズの住民を「拉致」という形で強制的に集めることを決断させます。

イーサンは人々の自由意志を無視する点に異議を唱えました。

そもそも気のない人間を集めて町を作ったところで何の意味があるのかと問います。でも、ピルチャーは意に介しません。

ピルチャーは隣家の火事を放っておくことはできないという例えを持ち出しました。

すなわち、隣人の家が火事になったら、隣人の意志とは無関係に消火にあたるはずだといいます。

これに従えば、彼の行いは人類存続という大義のための、純粋無垢な善意から出たものであって、批判に値しないというのです。

ピルチャーはこの純粋無垢の善意に絶対の信念を置き、拉致を人類のためと正当化します。

ウェイワードパインズの危機

そのため、2つ目の困難である、ウェイワードパインズ創設当初の自殺者や暴動の多発が、人々が2000年後の未来に連れてこられた現実を直視できずに絶望して自殺したという解釈しかできないのです。

そこから、真実を教えることは自殺者を増やすことになるから、敢えて人々を無知の状態にしておくという方針が生まれたのでした。

確かに真実を知ったときの絶望というのは自殺理由としては大きいものかもしれません。

ただし、家族や仕事といった今ある生活から、自分の意に反して引き離されたことの意味はそれよりも大きいはずです。

ところが、ピルチャーは拉致という行為がもたらす傷の深さにあまりに鈍感でした。

ピルチャーは一見思慮深く、他人への思いやりを忘れない慈悲深い人間に見えます。

しかし、人々の自由意志を無視し、勝手に人のためになると思い込む独善性の強さに科学者としての狂気を感じさせるのです。

こうした彼の狂気は、町のあり方にも現れてきます。

町は管理施設から人間も含めた必要な資源を供給されることで成立していました。管理施設は200人以上のボランティアスタッフによって運営されています。

ボランティアスタッフは、全ての事情を理解し、ピルチャーにつき従ってきました。彼らはピルチャーを信奉する人の集まりと考えていいです。

新たなコミュニティを創造するにあたり、ピルチャーを信奉する人たちを管理する側に配置します。

一方、拉致されてきた人々を管理される者にするという発想自体が、民主的で平和なコミュニティの創造からはほど遠い発想です。

この点から、ピルチャーの目指すものがウェイワードパインズに暮らす人々の幸せを実現することではないことがわかります。

人類存続、住民の再生産を通じた町の存続と繁栄が最大の目的です。そして、住民は少しの不満があっても、この目的に盲目的に従うことが求められます。

イーサンの役割

3つ目の困難が現在のウェイワードパインズです。

アビーの脅威に怯えながら内部には異端分子が増加していくという危機が町に到来していたのでした。

イーサンに課せられた役割は、こうした異端分子を排除することであることがピルチャーの言葉から示唆されます。イーサン自身も賛意を口では表しました。

しかし、イーサンの内心はどこまでピルチャーに賛同しているのかどうかはわかりません。

少なくともこれまでの拉致を含めたピルチャーの行動全てに納得した様子は感じられません。

人類の存続のためという論理には、ピルチャーと彼の支持者による、あらゆる暴力的行為を正当化し、反対者を黙らせる強さがあります。

けれども、この論理は、イーサンも含め、どこまで人々の心からの共感を得ることができるのかが、次回以降のテーマになってくるように思いました。

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まとめ

海外ドラマウェイワードパインズシーズン1第6話【選ばれた者たち】のあらすじや感想をご紹介しました。そして、後半では動画を無料視聴する方法をまとめました。

気になる第7話【反逆の始まり】以降も情報アップしていくので、お楽しみに♪

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