ジェシカ・チャステイン主演映画『ゼロ・ダーク・サーティ』【監督:キャスリン・ビグロー|原題:Zero Dark Thirty】(2012年)の動画フルを無料視聴する安全な方法をご紹介します。
また、記事の後半では、ネタバレ感想と評価をまとめました。
ゼロ・ダーク・サーティの動画フルを無料視聴する安全な方法【映画】
下記のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、ジェシカ・チャステイン主演映画『ゼロ・ダーク・サーティ』の吹き替え版も日本語字幕版もともにフル動画が見放題で配信されています。
U-NEXT | 〇 |
---|---|
Hulu | 〇 |
FOD | × |
dTV | 〇(字幕版のみ) |
Amazonプライム | 〇 |
Netflix | × |
(〇:見放題配信|△:有料配信|×:動画配信をしていない)
残念ながら、Netflix(ネットフリックス)では動画配信されていませんでした。
Netflix(ネットフリックス)は、2019年12月3日に無料体験キャンペーンが終了しています。ですから、登録した時点で、通常料金が必要になりました。
※紹介しているVODサービスの情報は2022年3月14日時点のものです。現在は配信終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、最新の配信状況を各公式ホームページにてご確認ください。
ゼロ・ダーク・サーティの動画フルを見るならU-NEXT【映画】
U-NEXTには、無料視聴できるトライアル期間が31日間あります。トライアル期間中に解約すれば無料(0円)です。一度、使ってみてから継続して契約するか判断できるので、ユーザーにやさしいシステムになっています。
さらに、U-NEXTの特典には31日間無料トライアルだけでなく、600円分のポイントがプレゼントされます。
U-NEXTは、公開年度の新しい映画が早い時期に動画配信されます。ただし、どこの動画配信サービスでも新作映画は、見放題ではなく、有料レンタル扱いです。
そんなとき、特典でもらえるポイント600円分を使うことで、公開年度の新しい映画をタダ(0円)で鑑賞することができます。
また、DVDレンタルのように借りに行ったり返却する手間はなく、好きなときに手軽に見ることができるんです。
だから、U-NEXTは映画が好きな方にとって最適な動画配信サービスといえるでしょうね。
>>U-NEXTで映画『ゼロ・ダーク・サーティ』を見放題で鑑賞する<<
ゼロ・ダーク・サーティはパンドラなどの動画共有サイトでは無料で見られないの?【映画】
下記のサイトに動画を無料で見られるようにアップされていることがあります。
- Pandora(パンドラ)
- Dailymotion(デイリーモーション)
ただし、最近では著作権違反ということで違法アップロードされた動画は削除されるまでの期間が短くなっています。
随時、サイトで確認すれば、新たにアップされた動画を見つけることができるかもしれません。
さらに、動画共有サイトには、次のようなリスクがあります。
画質が悪く、ウイルス感染する恐れもあるので、快適に視聴できるとは言えません。
もし、動画共有サイトで視聴するときは、自己責任でお願いします。
>>映画『ゼロ・ダーク・サーティ』の動画フルをU-NEXTで快適に視聴する
ゼロ・ダーク・サーティのネタバレ感想と評価【映画】
映画『ゼロ・ダーク・サーティ』は、2011年のアメリカによるウサマ・ビン・ラディン殺害のプロセスを追った作品です。
ニュース等で目にする、この事件は、どうしても特殊部隊による奇襲作戦という、華々しい部分に注目が集まりがちです。
しかし2001年のアメリカに対する同時多発テロから10年経過した後にやっとテロの主犯殺害に成功したことからもわかるように、ビン・ラディンの居場所の特定など、奇襲作戦に到る情報収集に膨大な時間が費やされています。
映画『ゼロ・ダーク・サーティ』は、奇襲作戦よりも、その前段階の情報収集プロセスに焦点を当て、情報収集に当たったCIAのアナリストの活躍が描かれていました。
同時多発テロの首謀犯を特殊部隊による奇襲作戦によって殺害することに対してはどうしても後ろめたさが残ります。
それは、ビン・ラディンを司法手続きなしに殺害することで、この殺害が国家による暗殺という性格も持つこととなり、これもテロの一種ではないかという批判を受けることとなるからです。
また、アメリカという民主主義の擁護者としての立場を取る国家が暗殺という方法を取ることにより、アメリカもまたテロを容認する国家と見なされる危険性をともないます。
当然、こうした批判が出ることは想定済みであるにもかかわらず、10年近くにわたりビン・ラディンの行方を追い続けた動機やモチベーションはどこにあるのかが、映画『ゼロ・ダーク・サーティ』の大きなテーマです。
本作ではCIAの分析官を務める1人の女性分析官マヤ(ジェシカ・チャステイン)の目を通じてビン・ラディン殺害を描きます。
そのため、マヤのビン・ラディン殺害に対するモチベーションを追うことにより、アメリカの執念がある程度、明らかになるように感じます。
2001年の同時多発テロは、数多くの人々が犠牲となり、また航空機による体当たり攻撃というショッキングな手段のためもあり、人々に深い悲しみとテロ組織アルカイダに対する強い怒りを生みました。
この怒りがビン・ラディン殺害への最大の動機であることは間違いありません。
しかし、マヤ周辺のCIA局員が時の経過と共に次第にビン・ラディン殺害に対する熱意を失っていったことからもわかるように、時の経過は人の悲しみと怒りを薄れさせる効果を持ちます。
自らの周囲がやる気を失っていく中で、マヤを奮い立たせたのは、やはりビン・ラディンに関する情報収集の過程で、同僚が自爆テロの犠牲になったり、あるいは自身もアル・カイダの暗殺ターゲットになり、実際に攻撃を受けたことが大きく影響していました。
絶えることの無い攻撃にさらされることにより、復讐心がかき立てられ、このことが長期にわたる情報収集作業に対するモチベーションの源となったといえます。
さらに、こうしたモチベーションは、捕虜の拷問を自身の内面で正当化する手段として機能したのです。
映画『ゼロ・ダーク・サーティ』の序盤では水責めの様子が描かれます。
このシーンを見れば明らかなように、普通の人間であれば拷問を行うことも、それを正視することもかなり困難ですし、拷問が日常化すれば自らの精神にも異常が現れるでしょう。
けれども、マヤが正気を失わずに拷問に立ち会えたのは、やはり上述の復讐心の強さがあり、このことが拷問に対する感覚を麻痺させていったのだと思います。
捕虜に対する拷問はオバマ政権の誕生によって禁止されました。
そして、法的手続きに乗っ取り、弁護士同席のもとで尋問を行う方針に切り替わります。
しかし、こうした手続きが重視されるようになっても、依然として暗殺をオバマ政権が支持したことについては、やはり違和感を感じました。
拷問が現代の国家においてあってはならないことと考えるのならば、暗殺もまたあってはならないことと言え、正義を実現する手段としてはあまりに後ろめたさが残るからです。
こうした方針転換に翻弄される、マヤをはじめとする現場分析官は、どのような意識で自らの仕事を遂行したのか、後日談を聞きたくなりました。
まとめ
ジェシカ・チャステイン主演映画『ゼロ・ダーク・サーティ』の動画フルを無料視聴する安全な方法を紹介しました。
そして、記事の後半では、ネタバレ感想と評価がまとめてあります。