海外ドラマ『キリング・イヴ』第6話【連れてって!】(原題:Take Me to the Hole!)のあらすじネタバレと感想がまとめてあります。
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⇒ キリング・イヴ第5話【バスルームじゃなきゃ】
キリング・イヴ第6話のあらすじネタバレと感想【海外ドラマ】
第6話【連れてって!】
今回のターゲットは、ロシアで生きていることが判明したナディア(オリヴィア・ロス)です。ヴィラネル(ジョディ・カマー)は相変わらず落ち着きませんけど、それでもコンスタンティン(キム・ボドゥニア)は辛抱強く仕事の手はずを説明しています。
刑務所に行くための車に向かうヴィラネルは、相変わらず派手な格好ですね。無彩色が多めのロシアの景色に、薄紫のコートが見事ないろどりを添えています。
そんなコートも刑務所に行ったら取り上げられます。囚人服に着替え、体内に何かを隠し持っていないか検査されるヴィラネル。ここで反抗的な態度を取ったことで、警棒で殴られる羽目になりました。
それもこれも、まず医者に会う手はずになっているから。仕事のためならば、痛い目を見るぐらいどうってこと無いんですよね。目立ちたがるという悪い癖があるとはいえ、彼女はプロの暗殺者なのです。
イギリスでは、ロシア出張のメンバーを決めています。なぜか行きたがらないエレナ(カービー・ハウエル=バプティスト)とケニー(ショーン・デラニー)。
さすがに、今回は追う相手が危険だということは分かっているみたいです。ロシアにつてがあるキャロリン(フィオナ・ショウ)と一緒に行くのは、イヴ(サンドラ・オー)一人だけになりました。
出発前に、ニコ(オーウェン・マクドネル)と大喧嘩になっていますね。ここで、ニコが言った「サイコを嗅ぎ付けて興奮してるだけだ」は結構、図星だったんじゃないでしょうか。そうでなければ、あれほど怒るはずがありませんし。
イヴとヴィラネルの関係はちょっと独特で、どちらも相手を追いかけているんですよ。
イヴの目的は、暗殺者を捕まえて裁きを受けさせること・・・が建前です。ビルの敵討ちもあるでしょうけど、何か他の興味を持っているようにも思えます。やはり、ここでも第1話で自分の足を切っていたシーンが引っかかりますね。
ヴィラネルに関しては、何が何だか分かりません。わざとイヴに自分を追わせていますし、自分もイヴに近付いています。でも、単に殺したいわけじゃないですよね。今まで何度もチャンスがあったんですから。
もしかすると、女としての興味があるのかもしれません。ヴィラネルはレズビアンみたいですし。
互いの存在が気になって仕方がないのでギリギリまで近づくけれど、絶対に相容れない。そんな摩訶不思議な二人だからこそ、視聴者は惹き付けられるのでしょうね。
いかに魅力的でも、主人公の2人ばかりではドラマが成り立ちません。今回は脇役もがっちり存在感をアピールしています。
まずキャロリンですね。彼女、単なる敏腕諜報員というだけの存在ではなさそうですよ。ロシアとのパイプがちょっと太過ぎるんじゃないでしょうか。
次に、初登場のウラジミール(ローレンス・ポッサ)。愛称はバロージャじゃないのかなんて思いますが、ウラドはイギリス向けの愛称かもしれませんね。
一見、キャロリンとは仲が良さそうにしていますけど、やり取りの内容は全くそうではありません。攻撃的ですし、かつて肉体関係もあったキャロリンにすら一歩も譲る気がないですね。
そして、ウラジミールと一緒に登場したのがコンスタンティン。
彼が出てくるシーンは、今回、最大の驚きを与えてくれました。あまりにも堂々と歩いてきますからね。暗殺組織の連絡係と思っていたら大間違い。
キャロリンとも関係がありますし、トゥエルヴの名前を出した人間は生かしておく気がないみたいです。イヴもそうですし、刑務所内で見事な手際を披露したヴィラネルだって例外ではありません。
主要な人物の周りが一斉にきな臭くなった今回。気になる要素をちりばめつつ、第1シーズンは残すところ、あと2話となりました。ここから盛り上がること間違いなしですから、次回が待ちきれないですよ。
気になる次回は
⇒ キリング・イヴ第7話【自由はイヤ】
まとめ
海外ドラマ『キリング・イヴ』第6話【連れてって!】のあらすじネタバレと感想をまとめました。
ひきつづき、第7話【自由はイヤ】以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。
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