スティーヴン・キング原作の海外ドラマ『キャッスルロック』第3話【白昼夢】のあらすじネタバレと感想がまとめてあります。
前回はこちら
⇒ キャッスルロック第2話【呪われた町】
キャッスルロック第3話のあらすじネタバレと感想【スティーヴン・キング海外ドラマ】
第3話【白昼夢】
キャッスルロックで不動産業を営むモリー・ストランド(メラニー・リンスキー)。オープニングは彼女が若かったころ(キャサディ・マクリンシー)の出来事です。単に昔ではなく、当然、1991年ですね。
彼女はヘンリーの向かいに住んでいて、電灯を使って合図を送り合ったりしていました。そんな彼女が赤いパーカーを着て裸足でディーヴァー家に入り、マシュー・ディーヴァー(アダム・ロゼンバーグ)の呼吸器を外すという、衝撃的なオープニングになっています。
キャッスルロックではヘンリーがマシューを突き飛ばして死に追いやったと噂されていましたけど、最後のとどめを刺したのは彼女だったんですか・・・。
現在の彼女はキャッスルロック再生のため、紡績工場を中心とした再開発を目指しています。この素晴らしい開発プランを盛り上げるため、LOCAL COLORというテレビ番組出演の準備中なんですよ。
街が栄えているかどうかは、不動産業者にとって死活問題です。土地や建物の値段が段違いになりますから。この計画が上手くいけば、不動産屋のキャッチコピーである”Live like a king”も夢ではありません。キャッスルロックで王の暮らしとは、洒落たキャッチコピーですよね。
ところが、モリーは問題を抱えています。それが、鎮痛剤の依存症。
モリーいわく「雑音を消すため」らしいんですけど、依存症の言いわけかと思ったら、本当に幻聴が聞えているようです。いえ、これは幻聴ではなくヘンリーの心の声でした。モリーは特殊な能力の持ち主で、周りの人の考えが聞えてしまうんですね。
特にヘンリーへの”共感”は強く、感じていることまでわかってしまいます。11歳のヘンリーが一人でいじっているのも知ってましたし、その最後が”花火みたい”と言うことも知っていました。できれば、そういうプライベートは感じ取って欲しくないものですが。
とにかく、テレビ番組ではこの雑音のおかげでとんでもない失敗を犯してしまいます。開発計画を話すはずだった彼女の口から出てきたのは、まったく関係のない青年の話でした。
その青年(ビル・スカルスゲールド)ですが、今回は彼の食生活が明らかになっています。でも、これは食生活とは言えませんよね。
彼が口にするのはパンだけ。明らかに栄養が偏りそうですけど、痩せ型とはいえ栄養失調のようには見えません。さらに、ほとんど寝てないみたいです。そんな異常な生活を続け、おまけに20年以上も檻の中で暮らしていたわりには健康そうじゃないですか。
ついに果たされたヘンリー(アンドレ・ホランド)との面会で、受話器から声が聞こえることにちょっと驚くシーンは可愛いです。可愛いんですけど、その後のセリフは不気味としか言いようがありません。
「始まった?」「今は聞こえるか?」
青年はヘンリーの年齢にも興味があるようですし、単にレイシーが教えたからヘンリーを呼んだというわけではないのでしょう。一体、この青年は何者なのか。ヘンリーとはどういう関係なのか。そして、ヘンリー失踪とマシュー殺害に隠された真実とは・・・。
謎が深まり、キャッスルロックは、ますます面白くなってきました。
気になる次回は
⇒ キャッスルロック第4話【新たな惨劇】
まとめ
スティーヴン・キング原作の海外ドラマ『キャッスルロック』第3話【白昼夢】のあらすじネタバレと感想をまとめました。
ひきつづき、第4話【新たな惨劇】以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。
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