映画『モネ・ゲーム』【監督:マイケル・ホフマン|脚本:コーエン兄弟|原題:Gambit】(2012年)の動画配信を無料視聴する安全な方法をご紹介します。
また、記事の後半では、ネタバレ感想と評価をまとめました。
モネ・ゲームの動画配信を無料視聴する安全な方法【コーエン兄弟脚本映画】
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モネ・ゲームはパンドラなどの動画共有サイトでは無料で見られないの?【コーエン兄弟脚本映画】
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モネ・ゲームのネタバレ感想と評価【コーエン兄弟脚本映画】
映画『モネ・ゲーム』は、画商が中心となり、贋作をイギリスの大富豪に売りつけ大金をせしめようとするコメディです。
物語の面白さ、それぞれのシーンにおける滑稽さ、さらに若干のスリルを楽しめる点で、非常に緻密に練り上げられたコメディであることを感じさせる作品に仕上がっています。
主人公の画商ハリー・ディーン(コリン・ファース)は、知人にモネの贋作を描かせ、それをメディア王で大富豪のライオネル・シャバンダー(アラン・リックマン)に売りつけようとしました。
さらに、贋作を本物らしく見せるため、モネの絵画と接点があったとされるアメリカ人の末裔、PJ.プズナウスキー(キャメロン・ディアス)を探し出します。
そして、彼女と絵画を伴ってシャバンダーのもとを訪れたのです。
映画『モネ・ゲーム』の物語は、序盤にディーンとプズナウスキーがシャバンダーの元を訪れるまで、中盤の二人とシャバンダーとの会談以降、ディーンの立てた計画が微妙な狂いを見せ始める段階、そして、終盤の大どんでん返しの3段階に分けることができ、それぞれの段階での楽しみ方があるように感じます。
序盤では、まずディーンの妄想を通じて、贋作を売りつける計画の詳細が明かされました。
プズナウスキーが持ち込んだモネの贋作をディーンが本物と認め、シャバンダーは、それを大金で買い取るというシナリオです。
このシナリオがうまくいけば、大金をくすねるというディーンの目的はいとも簡単に実現してしまいます。
しかし、シャバンダーとの会談以降、計画が微妙に狂っていくのです。それが中盤で描かれます。
計画の狂いは、シャバンダーがディーンに絵画の鑑定をさせない、プズナウスキーの魅力に彼がぞっこんになってしまうことなど、想定外の出来事が続発することによって生じました。
しかし、中盤の魅力は、こうした計画の狂い以上に、ディーンを演じるコリン・ファースのコミカルな演技にあるように感じます。
たとえばホテルの壺を盗もうとし、備品室に閉じ込められました。
その後、ホテルを脱出するまでのシーンは、ホテルの職員に見つかるかもしれないという緊張感のもと、ズボンが脱げるなどのへまをディーンが次々としていきます。
ディーンの一つ一つの動作が笑いを誘い、彼の一挙手一投足に引き込まれていきました。
当初、ディーンの妄想を通じて見せられていたシナリオからどんどんずれていくことよりも、ディーンをはじめとする登場人物のコミカルな演技に魅せられ、本来の物語を忘れるほど笑えるシーンが多いです。
物語は終盤のシャバンダーの別荘における絵画の売買契約に関するシーンからエンディングへと進む段階で、予想だにしなかった展開が待ち受けます。
一つは、一度は別の鑑定人が贋作にだまされて、本物と宣言したにも関わらず、ディーンが贋作であることを曝露することです。
また、ディーンはシャバンダーとの専属契約を反故にし、彼の元を去ります。
これによって彼は、画商としての良心が自らの詐欺行為を許すことができない正義の人となり、プズナウスキーは彼の魅力の虜となって帰路につきました。
ここで終っても、ディーンの職業意識とモラルの高さに感動させられる作品となり、それなりに面白い作品である感じさせてくれます。
しかし、実は、どんでん返しがもう一つあり、そこが映画『モネ・ゲーム』の緻密さと面白さを最も感じさせてくれる点です。
実は贋作を曝露することも当初からの計画にあり、ディーンの本当の狙いは、シャバンダーが所有するモネの別の絵画を盗み出すことにありました。
別荘で巧みに絵を贋作とすり替えたディーンは、それを日本人コレクターのタカガワ(伊川東吾)に売却し、大金を得ることに成功します。
日本人コレクター以外に誰も真相を知る者がおらず、シャバンダーも自身の絵画が盗まれたことに気づきません。
また、プズナウスキーはディーンを信念の画商として尊敬するというまさに完全犯罪です。
観ている者も完全にだまされるわけですが、そこには序盤のディーンの妄想に形を借りた計画のシュミレーションが大きく影響しています。
シュミレーションを通じて、物語はその通りに進まなくてはいけないという先入観を観る者に植え付けるのです。
このことにより、エンディングでの真相の曝露が与える衝撃が一層強くなります。
しかも完全犯罪で誰も傷つかない物語ですから、泥棒を描いた作品であっても、どこか快哉を叫びたくなる余韻が残りました。
同じくクロード・モネの『散歩、日傘をさす女性』を題材にした映画は、こちらにまとめてあります。
⇒ THE FORGER 天才贋作家 最後のミッションの動画情報と評価
まとめ
映画『モネ・ゲーム』の動画フルを無料視聴する安全な方法を紹介しました。
そして、記事の後半では、ネタバレ感想と評価がまとめてあります。