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サスペンス

ベイツモーテルシーズン5第10話(最終回)ネタバレ感想とネットの評価【ドラマ】

海外ドラマ『ベイツモーテル 最終章』シーズン5第10話(最終回)【夢に見ながら】のあらすじとネタバレ感想がまとめてあります。

記事の後半では、ドラマのネットでの評価や反応をご紹介しました。

前回の話はこちら
ベイツモーテルシーズン5第9話【面会】

ベイツモーテルシーズン5第10話(最終回)のあらすじとネタバレ感想【ドラマ】

最終章第10話【夢に見ながら】

5シーズン続いたドラマ『ベイツモーテル』も、いよいよ最終回です。

映画『サイコ』シリーズの主人公である、ノーマン・ベイツを主人公として描かれたこのドラマ。正直に言ってしまえば、かなりの不安を感じたことを覚えています。

何と言っても、元祖サイコ野郎はあまりにも有名すぎますから、単にその人気に乗っかった作品になるんじゃないかと思っていたのですよ。そして、第1と第2シーズンに関しては、その不安は的中していました。

ノーマン・ベイツとその母ノーマ・ルイーズ・ベイツが夢を抱いて引っ越してきた町は、主人公二人の存在をかき消してしまうほど悪人だらけだったのですから。悪人だらけどころか、大麻の栽培と密売が町を支えるという異常さですし、何を描きたいのかが分からないドラマでしたね。

ところが、ストーリーを映画に寄せ始める第3シーズン以降、一気に面白みを増しました。かと言って映画のコピーを作る気はさらさら無いようです。

同じ名前のキャラクターは出ているけれど役割を変えています。そのおかげで映画を見た事があっても・・・、いや、映画を見た人ならば、さらに楽しめる要素が満載になりました。

特に、映画でノーマンを捕らえたサム・ルーミス殺害のシーンは、見事と言う他ありません。「この人がこういう役割なら、こっちはどうなるんだろう」という感じで、常に興味を持ちながら最後まで見ることが出来たのです。

ここからは、最終話のお話をしましょう。

アレックス・ロメロ(ネスター・カーボネル)の目的は、当然ノーマン(フレディ・ハイモア)を殺すこと。ただし、どう殺すかは決めあぐねているようです。一発でケリを付けるか、最大限の苦痛を与えつつノーマンが死ぬのをじっくり見物するか。

アレックスは結局、自分の犯した大きなミスに気づけませんでしたね。それすなわち、拉致したのがノーマンではなくノーマ(ヴェラ・ファーミガ)であるということです。というわけで、アレックスは殺されてしまいます。

そして、これがノーマという人格にとって最後の仕事となりました。ノーマが体を明け渡した証拠に、ノーマンが遺体に向かって「ママ」と言っていますよね。もし、ノーマだったら、あの遺体を「彼女」と言ったはずなんです。

さすがに殴られ過ぎたのか、ノーマンはアレックスのすぐそばで気を失っています。夢で見ていたのは、モーテルに引っ越す前の幸せな時間。

そして、ノーマンは母と共に引っ越してきた時の足跡をたどり始めました。一瞬、またノーマの人格が現れたのかと思いますけど、ここからはノーマンが母のセリフを担当していないことにご注目。彼はノーマの遺体と会話しているのです。

たしかにノーマの人格は消えましたが、ノーマンは現実の世界で生きられなくなっていたのでしょう。希望に満ちてモーテルを見た、あの頃を再現しながら、ノーマンは、どんどん白日夢にのめり込んでいきます。

モーテルには客を入れ、ディラン(マックス・シエリオット)には食事に誘う電話をするぐらいですから、もはや、現在にすら生きていません。電話から尋常でない雰囲気を感じたディランは、銃を用意して食事に向かいます。

そして・・・、これは、やっぱりハッピーエンドなのでしょう。愛するママと一緒に居たいという望みを叶えるため、ノーマンはノーマンとしてディランに襲い掛かったはずです。なぜなら、ディランの「現実を受け入れろ」と言う声は、ちゃんとノーマンに届いていたから。

それにしても、本当に綺麗にまとめましたよね。大団円という言い方がぴったりの、見事なエンディングでした。

ベイツモーテルシーズン5第10話のネットでの評価や反応は?【ドラマ】

https://twitter.com/h_nonomiya/status/1078665138956165120

ドラちゃん
ドラちゃん
シーズン5まで続いたドラマだけに、それぞれの思いがあるコメントですね。いろんな見方があって、興味深いよね。

まとめ

海外ドラマ『ベイツモーテル』シーズン5第10話(最終回)【夢に見ながら】のあらすじとネタバレ感想をまとめました。

記事の後半では、ネットでの評価や反応を紹介しています。