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サスペンス

リミットレス第11話のネタバレ感想|マイクとアイクの不満爆発【海外ドラマ】

海外ドラマ『リミットレス/LIMITLESS』第11話【それぞれの選択】のあらすじネタバレと感想がまとめてあります。

記事の後半では、ドラマのネットでの評価や反応をご紹介しました。

ドラちゃん
ドラちゃん
『リミットレス』って、話がつづいてそうで、飛ぶよね。ブライアンの父親の話は次回かな。
カバ吉くん
カバ吉くん
NZT-48を服用している者同士の戦いは見ごたえがあったぞ。こういうシチュエーションを、また期待してしまう。

前回の話はこちら
リミットレス第10話【アームゲドン】

リミットレス第11話のあらすじネタバレと感想【海外ドラマ】

第11話【それぞれの選択】

今回は、前回までの少しコミカルな描き方とは異なり、物語全体に緊迫感が溢れています。それは、一つにはブライアン・フィンチ(ジェイク・マクドーマン)のボディガードを務める2人の捜査官のうち1人が銃で撃たれるという事件が物語の始まりであること、そして、もう一つにはFBI内部の何者かがNZT-48を盗んだ疑いがかかる事件であったからです。

いずれの事件も組織の内部崩壊の危機という点から見れば、コミカルに描くには手に余る事件ですし、シリーズも中盤に入り、本シリーズが本来持つ、一つの薬物がもたらす問題の深刻さを再確認する意味も込めて、こうした事件がテーマになってきたのかもしれません。

マイクとアイクの不満

冒頭ではブライアンの2人のボディ・ガードの日常が語られます。フィンチのそばに常にいなくてはならず、捜査の最前線で働きたい2人にとっては必ずしも恵まれた職務とは言いがたいです。

とりわけ何かにつけて雑用を言いつけてくるブライアンにはうんざりしていました。たしかにブライアンはNZT-48を摂取した時は、恐ろしいほど有能で、難事件をあっという間に解決してしまいます。

しかし、その有能さゆえのごう慢さが時に見え隠れし、人に雑用を頼む時でも、その用事の意図や理由を相手に伝えず、雑用を命じられた人間は馬鹿にされている気分にさせられてしまうのです。

こうしたブライアンの態度が2人に知らず知らずのうちに見えざるストレスとなって溜まっていくのかもしれません。

NZT-48強奪事件

NZT-48が調剤所から奪われた際に2人は、その場に偶然、居合わせ銃撃戦に巻き込まれます。ボディ・ガードの一人であるアイク(トム・デグナン)は、相棒のマイク(マイケル・ジェームス・ショー)の身代わりになる形で撃たれてしまいました。

しかし、この強奪犯については、ブライアンのプロファイリングにより逃亡ルートを特定し、ほどなくして逮捕することに成功します。しかし、回収したNZA-48の数は強奪されたものより少なく、何者かが抜き取った疑惑が生じたのです。

調査の結果、FBI内部の何者かがNZT-48を奪う以外にあり得ないという結論に達します。

NZT-48を抜き取った深層心理

法執行機関の中でもエリート意識が強いFBIは、その内部においても激しい出世競争が存在します。そのためFBIに勤務する人間の向上心や野心の強さは、他の組織とは比べものになりません。

そうした組織がNZT-48のような薬物を管理する場合は、まったく秘密にしておくか、存在を明らかにし、その恐ろしい副作用を周知徹底させなくてはならないはずです。

しかし、現実にFBI内部においては、能力を向上させる薬物があるという程度の情報が一人歩きしている状態になっていました。ブライアンの活躍を目にした誰もが薬物の効能を羨望のまなざしで眺めるという状態です。

野心や出世欲、向上心の塊のような人間が集まる組織に、こうした薬物が存在すれば、いずれこうした事件が起きるのは時間の問題であったといえます。SWATチームがNZT-48に目がくらみ、それを奪うのは必然でした。

ブライアンとケイシーの対照的な行動

隊員の一人は、NZT-48の副作用により無意識に殺人を犯してしまいます。ところが、このことを隠蔽しようとするSWATチームのリーダーであるケイシー(デズモンド・ハリントン)の行動は、ブライアンとは対照的です。

ブライアンはNZT-48を摂取しても倫理観にゆるぎはありません。それは嘘をつかないという家庭教育がしっかりしていたこと、そして、出世街道を邁進するという野心がないところが大きいと感じます。

これに対してケイシーは、FBIでの出世競争にさらされ続けてきたため、当然のことながら強い自己保身本能も育んできていました。NZT-48を摂取し、部下による殺人事件を耳にしたときに、事件の隠蔽という方向へケイシーが動くことを導いたのだと思います。

NZT-48は、人が持つ能力を高めると同時に、人が本来持つ気質をも極めて大きなものにするのだと感じました。そのため性悪な人間は、さらに悪の道へとはまりやすいのでしょう。

ケイシーの最期に思うこと

隠蔽工作が破綻し、ケイシーは、ブライアンらを人質にし支局からの逃亡を図ります。しかし、ブライアンの機転により事態は解決、ケイシーは射殺という最悪の結果に終わりました。

このケイシーの射殺については、少し違和感があります。ケイシーは、レベッカ・ハリス捜査官(ジェニファー・カーペンター)の恋人でもありました。ハリス捜査官自身は、ケイシーとの別れを決意し、今回の物語を迎えます。

さらにハリス捜査官とブライアンの関係も、今後、物語の中では大きな割合を占めていくと考えられました。シリーズ構成上、ケイシーの存在が邪魔になったから、射殺されてしまったのかもしれません。

こうした見方をすると、少しケイシーの射殺が不憫に思えてきます。

気になる次回は
リミットレス第12話【エディ・モーラの暗殺】

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リミットレス第11話のネットでの評価や反応は?【海外ドラマ】

https://twitter.com/black_nat/status/1073925136523223040

ドラちゃん
ドラちゃん
毎週、楽しみにしています。コミカルとシリアスのバランスが好きなんだよね。

まとめ

海外ドラマ『リミットレス/LIMITLESS』第11話【それぞれの選択】のあらすじネタバレと感想をまとめました。

そして、記事の後半では、ドラマのネットでの評価や反応を紹介しています。

ひきつづき、第12話【エディ・モーラの暗殺】以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。

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