海外ドラマ『マーベル クローク&ダガー(原題:Cloak & Dagger)』第2話【心の闇】のあらすじネタバレや感想をご紹介します。
また、ドラマ内で使われている音楽(BGM)もまとめました。
前回はこちら
⇒ クローク&ダガー第1話【ファーストコンタクト】
クローク&ダガー第2話のあらすじネタバレや感想【マーベルドラマ】
第2話【心の闇】
気軽にサラッと観れる作品だと思っていたら違いました。
ヒューマン要素やクライム要素が、しっかりと描かれていて見ごたえがあります。
ただ、個人的には超能力やアクションシーンが、もう少しあれば最高なのですが・・・。
しかし、これはマーベル作品だという先入観が、そう思わせるのかもしれません。。
つまり、マーベルだと思わなければ良いのです。別物だと思えば、このドラマの本当の面白さを感じれると思います。
クローク&ダガー第2話のあらすじネタバレ
人を殺めたかもしれないと思ったダンディは、街を出る決心をします。
しかし、そのためには新しいIDが必要です。そのIDを買う資金が必要なため、結婚式に潜入し盗みを働きます。
代わってタイロンは、兄を殺した警官を見つけたことで、復讐心が高まるのでした。
そのため、学業も疎かになり、バスケの同僚に迷惑をかけリンチにもあいます。
その後、警官を銃で殺そうとしたタイロンが、無意識に能力を発動したのです。
銃を発砲した瞬間にテレポートしてしまいます。
そのテレポート先は、偶然にもダンディの運転する車の前でした。そのため、彼女は事故を起こしてしまいます。
今回のストーリーで、彼らの置かれている状況や性格が、少し分かってきました。
しかし、まだまだ情報不足です。特に彼らの能力に関しては、不明な部分が多すぎます。
モヤモヤ感が残るとともに、さらに興味が増しました。
クローク&ダガー第2話の登場人物
タンディの母親のダメっぷりが目立ちました。
タンディ・ボウエン / ダガー(Tandy Bowen / Dagger ) – 光の能力を持つ主人公 – オリビア・ホルト(Olivia Holt)
状況の変化に対して敏感で、それを感じると逃げる癖がついているようです。
これは、父が死んだことで、生活環境が一変したトラウマだと思います。
良い変化も悪い変化も、彼女にとっては恐怖なんでしょうね。
常に物事を後ろ向きに考える彼女の性格が、痛いほど伝わってきました。
タイロン・ジョンソン / クローク(Tyrone Johnson / Cloak) – 闇の能力を持つ主人公 – オーブリー・ジョセフ(Aubrey Joseph)
兄を殺した警官を見つけたことで、今まで内に秘めていた感情が爆発したようです。
復讐の鬼と化して、自分自身を制御することが出来なくなってきています。
彼に関するストーリーは、アメリカの社会問題の縮図のように感じました。あまりに複雑で現実味が高く、見ごたえと深みがありますね。
ただ、すぐに答えのでる問題ではないのが実情です。
この難しい題材をどう結びつけて、今後も表現してゆくのか楽しみになってきました。
メリッサ・ボウエン(Melissa Bowen) – タンディの母親 – アンドレア・ロス(Andrea Roth)
お酒だけでなく、薬もやるかと思えば、ダンディのお金も使い込みます。ダメな母親のお手本すぎて、どうしようもありません。
どんなドラマでも、このタイプのキャラが一人は出てきますね。
ある意味、ストーリーを盛り上げる面では欠かせない、憎めないキャラだと思いました。
そのためか、なにか親しみを感じてしまいます。
アディナ・ジョンソン(Adina Johnson) – タイロンの母親 – グロリア・ルーベン(Gloria Reuben)
メリッサと違い、息子の死を乗り越え、キャリアウーマンとして家庭を支えています。
今回、タイロンが彼女の深層心理を覗いてしまうシーンがありました。その内容は不可思議なものです。
彼女は、息子が二人とも居なくなることを恐れているのでしょうか?
それとも、息子二人は、もう亡くなったと思うことにしたのでしょうか?
どちらとも取れる内容で、いまだに理解が出来ません。
リアム・ウォルシュ(Liam Walsh) – タンディのボーイフレンド – カール・ランダステッド(Carl Lundstedt)
ダンディに美人局をさせる、悪い男だと思っていました。
しかし、彼女のために、有り金を全部だして助けようとします。
また、彼女の性格の理解度も高く、大切に思っていることも分かりました。本当は良い彼氏だったのです。
正直なところ、凄く悪い彼氏のほうがスッキリした気がします。
なぜなら、一緒に盗みをしている理由が曖昧になるからです。
おかげで、何ともいえない違和感が残りました。
『クローク&ダガー』のキャストに関する情報は、こちらにまとめてあります。
⇒ クローク&ダガーのキャストを画像と動画でまとめて紹介
クローク&ダガー第2話で使われている音楽(BGM)
このドラマで使われた気になる音楽をまとめています。
Leave the Light On(2017) – OVERCOATS
アメリカのオルタナティヴ・ポップデュオの軽快な曲です。オープニングとエンディングの両方で使われていました。
Feel the Embrace(2018) – VONAVI (feat. Run Rivers & Lorna Rose)
エレクトリック系プロデューサーの曲です。ダンディが母親と言い荒らいをし、家を飛び出すシーンで使われていました。
Fear in Me(2017) – LOUIS MATTRS
イギリスのR&Bシンガーソングライターの美しい曲です。タイロンが夜に、自主トレをするシーンで使われていました。。
To Sir With Love(1967) – 出演者によるコーラス
LuLuの同タイトルの映画音楽の曲で、全米1位になりました。新婦と父親のダンスシーンで使われていました。
クローク&ダガー第2話を観終わった感想
淡々とストーリーが進むのは良いのですが、少し盛り上がりに欠けます。
そのためか、ストーリの進行の遅さが、気になるようになりました。
内容的にも、もう少しメリハリが欲しいですね。そうすれば、スピード感が生まれ、進行の遅さは気にならなくなると思います。
ただ、タンディとタイロンのストーリの切り替え方は、非常に上手いです。
行動がシンクロしている部分で、画面が途切れることなくスムーズに移行します。
二人の行動には関連性があると匂わす、ほんとうに上手い演出です。
また、お膳立てが非常に良く出来ている作品なので、次回がとても気になります。
気になる次回は
⇒ クローク&ダガー第3話【ステンドグラス】
まとめ
マーベルドラマ『クローク&ダガー』の第2話【心の闇】のあらすじネタバレや感想をご紹介しました。
また、ドラマ内で使われている音楽(BGM)もまとめてあります。
気になる第3話【ステンドグラス】以降も情報アップしていくので、お楽しみに♪
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