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レギオンシーズン2の3話あらすじネタバレと感想や考察も

海外ドラマ「レギオン」シーズン2の第3話【反偽薬効果】のあらすじネタバレや感想と考察をまとめました。

レギオンシーズン2の3話あらすじネタバレと感想と考察

第3話【反偽薬効果】

まず、今回の格好の良い冒頭にはビックリしてしまいました。音楽をつければ、そのままミュージックビデオとして流せるような、クオリティーの高さです。

そして、この冒頭に合わせて、いつものように難解な前振りが語られます。

しかし、この前振りは、哲学的なものではなく、医学的な簡単なもので、すぐに理解できたと思います。物足りなさを感じはしましたが、このくらい理解しやすいほうが楽で良いですね。

それにしても、違った演出を毎回よく思いつくことができると、感心してしまいます。

デヴィッドの成長と能力シーン

デヴィッド(ダン・スティーヴンス)に統率力と責任感が芽生えてきたよう感じます。率先して行動したり、仲間に指図を与えたりと、今までにない成長ぶりを見ることが出来ました。

しかし、それとは逆に、「頭悪いの?」と感じる部分もありました。現在を変えれば未来のシドニー(レイチェル・ケラー)が消えると、分かっていなかったようですね・・・。

それはそうと、彼の能力を使うシーン怖くないですか?

軽い動作で能力を発動する時は良いのですが、たまに白目をむいて発作を起こしているような表情をします。まるでホラー映画の中によくある、悪魔に憑りつかれた時の演出に似ており、見ていて怖いです。

使い慣れていない能力を発動すると、そうなるのかな?とも思えるのですが・・・。まだまだ駆け出しの能力者ですしね。

とにかく、今後は良きリーダーとして、活躍してくれることを期待したいと思います。

デヴィッドとファルークの関係性

ファルークとデヴィッドの会話から、彼は以前、国王だったと分かります。そこから、彼の上品さと紳士らしさを感じていたのだと納得できました。

また、

「敵を憐れむことは悪いことではない、名字の違う兄弟のようなもの。」

という彼の言葉にあるように、彼はデヴィッドのことを、息子のように思っているのかもしれません。

30年以上も一緒にいたのですから、それなりの愛情や思いやりがあっても、おかしくはないと思うからです。そして、彼はデヴィッドに、ウィルスの感染源が探している僧であることと、僧にはテレパスが通用しないと伝えます。

また、現在を変えると未来のシドニーは消えてしまうことも教えます。まるで、自分の肉体を探せば弊害が出るけれども良いの?と間接的に伝えているように感じませんか?

確かに彼は危険な能力者ですが、本当に悪人なのか?分からなくなってきました。

ここで、不可解なことがひとつあります。以前、彼はデヴィッドの父親と戦ったときに、肉体が死に精神と分離したと説明があったと思います。

しかし、今回の映像では、食事中の自然死か毒殺に見えるのですが・・・。とはいえ、複雑なドラマですし、何か矛盾があっても深く考えないことにします。

ミゴ修道会の僧

ミゴ修道会の僧は、卵のような形の棺に入れられたファルークの肉体が、ミゴ修道会の地下に眠っていることを知っています。そして、そのことを隠すために自殺してしまいました。

デヴィッドがファルークの協力者だと知ってのこととはいえ、あっけない幕の引き方に唖然としてしまいました。

それにしても、この僧が一番たちが悪いように感じませんでしたか?

なぜなら、自分がウィルスの感染源だと知らないはずはないと思うからです。そして、感染者を増やしたり、子供を誘惑し利用するなど、宗教に携わる人のやることではありません。

ファルークをやっつけるためとはいえ、彼のやっている事は身勝手すぎると思います。多少の犠牲は仕方ないという考えだとしても、納得できることではありません。

正直な気持ちを言うと、早く消えてくれてスッとしました。

レニー(オーブリー・プラザ)のストレスはマックスに近く、精神が壊れかけた病人に近い状態になっており、可哀そうに思えてきました。また、デヴィッドに助けを求めたことからも、ファルークから解放されて、自由に生きたいという気持ちが伝わってきます。

自由にしてあげて欲しいという気持ちと、まだまだ破天荒な彼女を見ていたいという、複雑な心境になってしまいました。

プトノミーの演出

プトノミー(ジェレミー・ハリス)の心の世界の表現方法は、なかなか面白いものでした。

薔薇の迷路のような庭園で、薔薇を切るごとに記憶がなくなり、ハサミを見て思い出そうとする。最初は、何を意味するのか分かりませんでした。

しかし、彼の深層心理が記憶を忘れたいことだと分かり、驚いてしまいました。確かに、記憶を見てばかりだと、逆に忘れたいと心の奥底では思っているのかもしれませんね。

余談になりますが、彼の着ていた花柄のジャケットが、良く似合っていたと感じませんでしたか?

あそこまで派手な洋服を着こなせる人は、なかなか居ないと思います。今後も、あのくらい目立つ装いで登場し、印象を濃くして欲しいと思いました。

メラニーとデヴィッド

メラニー(ジーン・スマート)の深層心理は、まさしく現在の彼女を象徴していましたね。真っ暗な迷路の中には、誰も寄せ付けたくないという気持ちと、迷いを感じました。

それにしても、デヴィッドの書いた物語は良かったですね。

「夢のない少女が、必死で今を生きてきた。そして、少年と出会い、少年の夢は彼女の夢となった。しかし、彼女はもう夢を持っていた、それは自由になることだった。」

この物語からは、デヴィッドがメラニーのことを理解していることと、優しさが感じ取れます。この言葉で、彼女は救われたのではないでしょうか?

表情もすっきりとして見え、少しづつ立ち直ってゆくであろう予感がして、嬉しいかぎりです。

ケリーの独立生活

ケリー〈男性〉(ビル・アーウィン)がケリー〈女性〉(アンバー・ミッドサンダー)の独立を考えて、日常生活の基本を教えることになります。

しかし、彼女が気に入った飲み物を、クリームソーダだと教えていますが良いのでしょうか?お茶かビールにしか見えないのですが・・・。

また、トイレでの、「おしりから出すの?」という彼女の質問には思わず笑いがこみあげました。

この軽いコメディータッチで描かれたトレーニングシーンは、なかなか面白いですよね。ぜひ続編を作って欲しいです。

その後、ケリー〈女性〉もウィルスに感染してしまい、ケリー〈男性〉に発見されます。そのときの、彼の困惑した表情や合体を試みるシーンからは、彼女に対する優しさを感じます。

大切なものを失ったような悲壮感が伝わってきて、切なくなりました。

猫を見ればシドニーと思ってしまうくらい、彼女と猫との入れ替わりが定着してしまいましたね。猫にとっては迷惑な話ですが、彼女は楽しんで猫になっているようですね。

そして、物語の最後ではデヴィッドが、ウィルスに感染した彼女の精神の中に入ります。そこは吹雪の吹き荒れた世界です。

彼女の心の願望とは何なのでしょう?楽しみですね。

ウィルスに感染すれば、心の世界に閉じこもってしまい、失神状態になってしまう。そして、その世界に入り、謎を解いて助けるという設定は、予想外で面白いですね。

今まで知りえなかった、登場人物たちの深層心理が、どうゆうものなのか?次回も楽しみです。

まとめ

海外ドラマ「レギオン」シーズン2の第3話【反偽薬効果】の動画を無料視聴する方法とあらすじネタバレや感想、考察をご紹介しました。

気になる4話【未来を握る過去】以降も情報アップしていくので、お楽しみに♪