ジェニファー・ロペス主演海外ドラマ『シェイズオブブルー ブルックリン警察』シーズン3第9話【決別】(原題:Goodnight, Sweet Prince)のあらすじネタバレと感想をまとめてあります。
前回の話はこちら
⇒ シェイズオブブルー3第8話【略奪】
シェイズオブブルーシーズン3第9話あらすじネタバレと感想【海外ドラマ】
シーズン3第9話【決別】
麻薬密売の容疑で手配され、現在、ウォズ(レイ・リオッタ)は逃亡者となっています。
カルテルとの交渉が成功していれば手の打ちようもありましたけど、残念ながら八方ふさがりです。ラムジー(ブルース・マクギル)が追跡の手を緩めるはずもありません。
ウォズが身を隠している建築現場で、テス(ドレア・ド・マッテオ)が彼の額に口づけするシーンがありますね。
紀元数十年ごろ、人の罪を背負って死ぬ定めにある者を示すため、口づけを合図にした人物がいます。銀貨と引き換えに自分の師を売った男の名は、ユダといいました。
ウォズはイエスと違って少々の罪を犯していますけど、あの口づけは聖書になぞらえたものでしょう。ここまで勘繰らせておいてテスが忠誠を守っていれば、それはそれで驚きの展開です。
ただし、テスが裏切っているかどうかにかかわらず、ウォズの状態は良くありません。また、酒を飲んだら娘(カーセン・リオッタ)が見えましたからね。
さて、今回は第1シーズンから続いてきたハーリー(ジェニファー・ロペス)とスタール(ウォーレン・コール)の因縁に決着がつきます。
人を操るのが得意なスタールも、もう少しでハーリーを負かすことができるという思いが強すぎて焦ったのでしょう。ビデオに余計な細工をしたり、自分しか知らない質問をケイティ(アフトン・ウィリアムソン)にさせたりと、少し勇み足になっていたのです。
ついに、スタールが帰ってきていることはFBIの知る所となってしまいました。
自分が元いた組織がどれほどの能力を持っているのか、スタールはよく解っています。見つかるのも時間の問題でしょう。あと一歩。あと一歩だったのに・・・。
ハーリーの家に忍び込んだスタールの姿を見てください。
現役FBI捜査官の抵抗は、かなり激しかったらしく、黙らせるまで相当てこずったのが見て取れます。拳には激しく殴った跡が残っていますし、左腕には生々しい噛み傷がありました。顔の横は引っかかれたのでしょうか。
憎らしく、恐ろしい男でしたけど、ハーリーに銃を向けている時のセリフには真実が含まれています。
ハーリーはスタールに追い詰められながら、「罪と向き合う事が癒し」という言葉がどれほど正しいか、身をもって知ったはずです。スタールに監視されることで、自分を見つめるきっかけができたのでしょう。
今まで重ねてきた罪から目を逸らし続けているかぎり、誰かの目に本当の自分を晒すことなどできないのです。常に何かを隠し続けているならば、心に安らぎなど訪れるはずがありません。
公聴会で、すべてを打ち明けようと決心できたのは、ハーリーが言うとおりスタールのおかげでもあります。
次回は、シーズン3第1話の冒頭シーンに戻ることになるでしょう。3シーズンに渡った物語が、ついに終わりを迎えようとしています。
気になる次回はこちら
⇒ シェイズオブブルー3第10話(最終回)【決着】
まとめ
ジェニファー・ロペス主演海外ドラマ『シェイズオブブルー ブルックリン警察』シーズン3第9話【決別】のあらすじネタバレと感想をまとめました。
ひきつづき、シーズン3第10話(最終回)も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。
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