ジェニファー・ロペス主演海外ドラマ『シェイズオブブルー ブルックリン警察』シーズン2第10話【怒りと執念】のあらすじとネタバレ感想をまとめてあります。
前回の話はこちら
⇒ シェイズオブブルー ブルックリン警察シーズン2第9話【カオスの再来】
シェイズオブブルー ブルックリン警察シーズン2第10話あらすじとネタバレ感想【海外ドラマ】
第10話【怒りと執念】
襲撃の後、現場で聴取を受けるハーリー(ジェニファー・ロペス)。ミゲルの遺体を掘り出そうとしていたので、車にはシャベルが積んであります。
聴取の最中、ずっとシャベルのことが気になっているハーリーがちょっと可愛いですよね。やってることは可愛くないですけど。
そこから続くスタールの穴掘りシーンでは、やっぱり、この人は執念深いんだと再認識させられます。泥と汗で汚れたシャツを気にすることもなく、口からは、よだれを吹きだしながら、とにかく掘って掘って掘りまくるスタール。
この様子からすると、たぶん一切、休まずに作業を続けていたのでしょう。いつの間にか白み始めた背景の空が、数時間にも及ぶ肉体労働を物語ります。
執念の人スタールが見つけたのは、一本の歯。この歯がミゲルの物だと証明できれば、ミゲルが死んでいる可能性を示す重要な証拠になりますね。ただし、ウォズ(レイ・リオッタ)の言う「墓に関しては手を打った」の内容によりますけれど。
前回の襲撃により、チームの結束は否が応でも高まっています。テキパキと各自の役割をこなすメンバーたちですが、せっかく上手く行っているチームに、また横槍を入れているのがベルコ(ダブ・ダビドフ)。
今回の横槍は”証拠をねつ造して容疑者を逮捕したのではないか”という物です。証拠の写真がわんさかありますから、それをひっくり返す要素が必要になってきました。
それすなわち、カレン(シャナ・ソロモン)は元々、情報屋であり、そして、銃も薬もクインス(エイド・オトゥコヤ)の物だと証言させることです。当然、これはカレンが密告者だったという告白になりますから、彼女の身を危険にさらすことに繋がります。
身の安全について聞かれたウォズが、しっかり守るから大丈夫とか言うのかと思いきや、正直に「出来ない」と答えているのが印象的でした。いつもは何でも俺に任せとけと言わんばかりの彼ですけど、今回は遠回しに犠牲になってくれと言っていますよね。
自分が良い親で無かった分、カレンには良い親であって欲しいというのが理由です。たしかに、ウォズは良い親とは言えません。何と言っても汚職にまみれたチームのリーダーですし、息子にはゲイだとバレてしまいました。
それでもネイト(キャメロン・スコギンズ)にとって、ヒーローであることに変わりはないのです。ですが、ウォズなりの理想の父親像からは遠いのでしょう。ただ、カレンにかけた言葉には、半分ぐらい”お前には構っていられない”の意味。息子を生死の境に追いやった連中を捕まえること以外には、時間を使っていられないのです。
ウォズが二人を射殺した後で犬にキスしているのは、彼が最早、正気で無いことを表しています。
スタールが何をしているのかと言えば、ついにクリスティーナ(サラ・ジェフェリー)の部屋にまで忍び込みました。これだけ書くと、このシーンは実に気持ち悪い響きになってしまいます。
クリスティーナに良からぬことをするために行ったのかと誤解されそうですが、スタールは、クリスティーナの髪の毛が欲しかったんですよ。と、これでは、ますます気持ち悪いですね。要するに、クリスティーナの髪の毛と墓で見つけた歯のDNAが親子関係にあれば、ミゲルだと証明できるからです。
FBIを停職になったことが、かえって彼の行動を大胆にしていますね。スタールにとって、FBIの捜査官であることはアイデンティティーそのものなんです。私物の入った書類箱を壁に投げつけて”嘘だ”と何度も繰り返す様子が、どれほどFBIという地位に依存していたのかを表しています。
ならば、それを奪ったハーリーへの復讐として、ミゲル殺害の罪を暴きたいのは当然かもしれません。
息子の復讐を果たすためならば手段を選ばないウォズと、ハーリーに復讐するためならば、こちらも手段を選ばないスタール。二人の復讐が、これから物語を盛り上げてくれるでしょう。
気になる次回は
⇒ シェイズオブブルー ブルックリン警察シーズン2第11話【窮地を脱するために】
まとめ
ジェニファー・ロペス主演海外ドラマ『シェイズオブブルー ブルックリン警察』シーズン2第10話【怒りと執念】のあらすじとネタバレ感想をまとめました。
ひきつづき、第11話以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。
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