海外ドラマ「ローアンドオーダー」のシーズン10第7話「執念の復讐劇」の動画を無料視聴できる方法を紹介します。また、記事の後半では、あらすじネタバレや感想をまとめました。
ローアンドオーダーシリーズ10の7話動画を安全に無料視聴する方法
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ローアンドオーダーシリーズ10の7話のあらすじネタバレや感想
第7話「執念の復讐劇」
ある一人の男が犯人であることを状況証拠は指しているけれども、本当の犯人は誰なのかが最後までわからない物語です。
ちなみに、この回では被告弁護士役にジャームズ・レボーンという俳優が登場しています。映画『インディペンデンス・デイ』など、様々な作品に彼は脇役で出演しています。そして、「ローアンドオーダー」シリーズでは、弁護士役以外に、医師役などでも登場しました。
「ローアンドオーダー」では、同じ役者が別の役柄を演じることが多いです。例えばアニタ・ヴァンビューレン警部補(S・エパサ・マーカーソン)は、シリーズ初期には清掃員の役で登場していました。
以前の別の役の印象が強いと、作品を見ているときに変な先入観を覚えてしまうことがあるのですが、制作陣はあまりその辺は気にしていないようです。
いい役者は何回も使いたいという考えなのかもしれません。
事件は一人の女性が暴行を受け、意識不明の状態で発見されることから始まります。
捜査段階で浮かんだのは、不慮の死を遂げた彼女の妹の元婚約者でした。この元婚約者は、アリバイ証言の曖昧さ、DNA鑑定、使用薬物など、全ての証拠が彼を指しています。
そして、何よりも彼のキレやすく、全てを意識不明の被害者のでっち上げだと主張する傲慢な性格は、以前の妹の死の犯人も彼ではないかという印象を警察・検察側に与えるのです。
その結果、暴行と過去の殺人の2件で逮捕・起訴されることとなってしまいます。
しかし、暴行については、アビー・カーマイケル検事補(アンジー・ハーモン)による再調査の結果、被告が主張していた被害者によるでっち上げが証明されてしまうのです。
アダム・シフ検事(スティーヴン・ヒル)、ジャック・マッコイ検事補(サム・ウォーターストン)ともに、当初はわざわざ被告の無罪を証明するような再調査を行うことについては乗り気ではありませんでした。でも、カーマイケル検事補の強い希望により事実が明らかにされます。
シフ検事、マッコイ検事補双方は、再調査を面倒臭がったわけですが、カーマイケル検事補の、全てを明らかにした上で判断しなくてはならないという信念が、上司を動かしました。
無実の罪を被告に着せることをギリギリの段階で回避することに成功したわけです。
検察の人間関係にスポット
前回は、警察側3人の刑事の関係に焦点が当てられました。そして、警察側ではヴェテラン同士の、基本的には互いの仕事を尊重するという大人の人間関係を元にして捜査が進められていくことが明らかになったのです。
これに対して今回は、検察側の人間関係に焦点が当てられます。
ともすればマッコイ検事補がひとりで暴走する組織に思われがちです。ところが、実はカーマイケル検事補のような若手による軌道修正があり、それが意外に重要な役割を果たしていることに気付きます。
マッコイ検事補という社会的にも注目を集めるスター検事補を強力にサポートするシフ検事と、適宜軌道修正するカーマイケル検事補という関係のあり方が検事局の特徴であると言えそうです。
また、今回の殺人事件裁判で被告側が用いた戦術は、「合理的疑い」を主張することでした。
「疑わしきは罰せず」という法理論で、何か少しでも疑わしいことがある場合には、被告の有利になるような評定を下さなくてはならないとするものです。当然、被告とは別の犯人の存在を指摘することも合理的疑いを主張する根拠となります。
被害女性の人格を傷つけ、犯罪者扱いする被告側弁護士の行き過ぎた合理的疑いの主張に対し、マッコイ検事補は、最終弁論において裁判長の制止を振り切り、暴走しました。
結果として審理無効となってしまい、裁判自体は振り出しに戻ってしまいます。
しかし、後に発見される証拠は、弁護側の主張である被害者犯行説を裏付けるものかもしれないと思わせて、第7話はエンディングを迎えたのでした。
合理的疑いは、犯罪ドラマや推理小説において、無罪評決を勝ち取るための方便として被告側弁護士が用いるというプロットはよく見かけます。
今回のように、無罪評決を勝ち取るためだけに使われた合理的疑いが、実は真実であったら・・・、というストーリーはこれまでに見たことがなく、予想外の結末でした。
まとめ
海外ドラマ「ローアンドオーダー」シリーズ10の7話「執念の復讐劇」の動画を無料視聴できる方法やあらすじネタバレ・感想をご紹介しました。
ひきつづき、第8話「悪行の終局」以降も情報アップしていきますので楽しみにしてくださいね。