海外ドラマ「ローアンドオーダー」のシーズン10第5話「野望に葬られた真実」の動画を無料視聴できる方法を紹介します。また、記事の後半では、あらすじネタバレや感想をまとめました。
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ローアンドオーダーシリーズ10の5話のあらすじネタバレや感想
第5話「野望に葬られた真実」
法の世界では弁護士にとっての守秘義務、証拠に対して誠実であるべきとする検事が守るべき倫理などがあります。そして、法に携わる人間の倫理が現実の事件の中で時には翻弄され、時にはそうした倫理に人間が鈍感になった結果が何を招くのかが語られる回です。
今回は、アビー・カーマイケル検事補(アンジー・ハーモン)の前任者であるジェイミー・ロス(キャリー・ローウェル)が弁護士として登場しています。
ジェイミー・ロスはシーズン7と8で検事補を勤め、ジャック・マッコイ(サム・ウォーターストン)のアシスタントを務めていました。どこか杓子定規で理想にばかりこだわるジェイミー・ロスは、ジャック・マッコイ検事補と対立することが多く、あまり好きになれないキャラクターです。
今回も彼女の頑なに理想を追求する姿勢がジャック・マッコイとの対立を生じさせます。
弁護士殺害事件を捜査するうちに、グリーン(ジェシー・L・マーティン)、ブリスコー(ジェリー・オーバック)両刑事は、弁護士殺害が4年前の強盗殺人事件と同一犯人によるものではないかという疑いを抱きます。
その事件は、IT企業経営者の妻が、高級住宅街にある自宅で強盗によって殺害されるという痛ましい事件です。犯人は被害者の目撃証言に基づいて逮捕・起訴され、すでに死刑判決が下されていました。
また、高級住宅街での強盗殺人事件でもあったため、当時かなり注目を集めた事件でもありました。殺害された弁護士は、この死刑囚の上訴準備を進めていたため、警察は、弁護士が事件の真犯人に殺されたのではないかと考えたわけです。
捜査の過程で浮かんだのは、マイケル・ゴードンという窃盗の前科がある人物でした。
故買商の妻などの証言から、マイケル・ゴードンがその故買商に盗品を売った際に、殺害を告白したことがわかります。しかも、事件の真犯人を伝える内通電話に基づいて、当時、その故買商に事件を担当した刑事が聴取を行っていたことも判明しました。
にも関わらず、捜査記録にはそのことが記載されていないこともわかります。警察は、マイケル・ゴードンを呼び、聴取を行いますが、彼の弁護士として登場するのがジェイミー・ロスです。
マッコイ検事補とカーマイケル検事補は、当時事件の担当検事であったアンディ・ウォリンスキー現判事に以上の事実を突きつけ、事件の再考、事実解明を求めます。
しかし、判事は、内通電話の存在そのものを否定し、自分の起訴は正しかったとして、マッコイ検事補に対するむき出しの敵対姿勢を隠そうとしません。この結果、えん罪を証明し死刑囚を釈放するためには、内通を行った人物に事件の真相を語らせることが不可欠となります。
事件資料の閲覧者を調べる中でマッコイ検事補は、当時マイケル・ゴードンの担当弁護士であったジェイミー・ロスが内通者であることに気づいたのです。
弁護士が依頼人との間で行った会話には守秘義務があります。依頼人に不利益になる発言を弁護士はしてはいけないことになっているのです。
仮に内通者がロスだとすれば、それは弁護士の重大な倫理規定違反になり、場合によっては弁護士資格の剥奪という罰もあり得ます。
マッコイ検事補は懲戒委員会への報告をちらつかせながら、ロスに対して真相解明への協力、そしてマイケル・ゴードンに対して取引受け入れを勧めることを求めました。ところが、ロスはゴードンの弁護士を辞任してしまったのです。
次にマッコイ検事補は、ウォリンスキー判事を、えん罪を放置したことが、死刑囚に対する殺人未遂であるとして起訴します。マッコイ検事補の狙いは、ウォリンスキーが被告となる法廷でロスの内通電話の内容を引き出そうとすることにありました。
なぜならロスの別の被告の法廷での証言は、彼女の依頼人であるゴードンの不利益にはならないからと判断されたからです。
この起訴自体かなり無理があるもので、当然のことながら不起訴になります。しかしながら、審理の場でロスは知っている事件の真相を全て証言します。
他方でウォリンスキー判事は、この場においても内通の存在を否定し、仮に事件がえん罪であるとすれば、それはすべて警察側の怠慢が原因だという証言に終始し、自身の責任を否定します。
当時の事件担当刑事は、警察の捜査怠慢とするウォリンスキー判事の証言に反発しました。そして、当時、ウォリンスキーによって破棄が指示された重要証拠に関する証拠資料を提出します。
その結果、えん罪事件の死刑囚は釈放されることに、そして真犯人が刑務所に入ることとなり事件は解決します。
また、判事に対しては懲罰を下す動きが本格化するのでした。ロスは懲戒委員会にかけられ処罰すべきかいなかが審議されることとなります。
たとえ死刑囚の無実を証明するものであっても守秘義務は守らなくてはならないという弁護士倫理は非常に重いです。
依頼人の利益のために行動しなくてはならないとする倫理規定は確かにそうなのかもしれません。しかし、弁護士の守秘義務に関する規定は、結果として社会に不正を横行させる結果を生む可能性があります。
まさに、今回のケースがそうです。弁護士の守秘義務に関する規定は、再考されてもいいのではないでしょうか?
言い換えれば弁護士の倫理規定を杓子定規に遵守することは悪を生み出す可能性がある点で、より実態に即して解釈されるべきだと考えさせるものでした。
また、新たな証拠に対して目を閉ざすウォリンスキーの姿勢からは、一度事実はこうだと決めてしまったら、盲目的かつ効率的に物事を進めていこうとする人間の愚かさが浮かび上がります。
まとめ
海外ドラマ「ローアンドオーダー」シリーズ10の5話「野望に葬られた真実」の動画を無料視聴できる方法やあらすじネタバレ・感想をご紹介しました。