海外ドラマ「ローアンドオーダー」のシーズン10第2話「無邪気な悪」の動画を無料視聴できる方法を紹介します。また、記事の後半では、あらすじネタバレや感想をまとめました。
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ローアンドオーダーシリーズ10の2話のあらすじネタバレや感想
第2話「無邪気な悪」
子どもが犯罪を起こし、もしその子どもがサイコパスであることが判明したら、法に出来ることは何なのかを問いた回です。
ちなみに、この回では、かつて検事局に精神鑑定で協力していた臨床心理士のオリヴェット(キャロリン・マコーミック)が久しぶりに登場します。そして現在、検事局に協力している精神科医のエミール・スコダ(J・K・シモンズ)と対決するのもこの回の見所です。
事件は空き地で少年の遺体が発見されたことから始まります。少年のズボンは脱がされ、口には乾電池が押し込まれた状態で遺体は発見されました。
グリーン(ジェシー・L・マーティン)とブリスコー(ジェリー・オーバック)両刑事は、通報した少年や少女の証言を辿っていくうちに10歳の少女ジェニーと13歳の少女タラという二人の少女にたどり着きました。そして、タラの証言から犯行の全てはジェニーによるものであることを突き止めます。
その後のジェニーの周辺への聞き取り調査で、彼女はキレやすい性格であることがわかりました。また、男の子が嫌いで雑誌に載っている男の子の写真の目を全て黒く塗りつぶす、あるいは猫を毒殺するなどの異常な行動が判明します。
スコダの鑑定によると、彼女は怒りが沸点に達すると爆発するタイプ。そして、今後、彼女の反社会的行動はエスカレートし、一度、殺しだしたら止まらない典型的な連続殺人犯になると断言します。
スコダはジェニーを、生まれながらに良心が欠如し他者の痛覚を感じ取ることができないサイコパスであると診断するのです。さらに、サイコパスには効果的な治療はなく、社会からの隔離を主張します。
鑑定結果を受けマッコイ検事補(サム・ウォーターストン)は、それまでのジェニーに対する寛容な方針をあきらめました。少なくとも21歳まで精神病院へ収容しておくことをジェニーの弁護士に伝えます。
しかし、ジェニーの母親や弁護士は猛反発します。そして、ジェニーの拘禁を解除する申し立てを家庭裁判所に行うのです。
家庭裁判所の審理の場で、ジェニー側弁護士は、拘禁を解除しジェニーは母親のもとで治療を受けるべきという主張を行います。そこで、ジェニー側の証人として登場したのが臨床心理士のオリヴェッティです。
彼女は、一度もチャンスを与えずにジェニーを隔離するのは理不尽であり、彼女は治療可能で、機会を与えるべきとの証言をし、隔離を主張するスコダに真っ向から異を唱えます。これに対してスコダは、同情はジェニーのためではなく、将来ジェニーに殺されるかもしれない子どもに対してしたいと証言するなど、相当程度の自信をもってジェニーがサイコパスであることを主張します。
オリヴェッティとスコダの診断は、いずれもジェニーが他者の痛みを理解することができないという点で共通しているものの、それが治療可能か否かという点では完全に対立していたということができます。
スコダの証言を受け行われたマッコイの最終弁論は、他の子どもが殺されるのがわかっているのに、なぜジェニーを社会に解き放つのか、決して拘禁を解いてはならないとするもので、スコダの診断が正しければ、至極もっともな弁論であるといえます。
しかし、家庭裁判所の決定は、ジェニーの拘禁を解き、母親のもとで治療にあたらせるというものでした。法は、子どもの成長を奪うことはできず、また将来の行動を予測して身柄を拘禁はできないというのが決定の理由です。
審理終了後、マッコイとカーマイケル(アンジー・ハーモン)両検事補は、家庭裁判所の廊下にいる男の子を、暴力的な目でみつめるジェニーを見かけます。将来の連続殺人犯の誕生を思わせるエンディングです。
少年犯罪の凶悪化、それに比して少年犯罪に対する甘さを指摘する声が年々強まってきています。例えば近い将来、医学が発達し、サイコパスになる遺伝子が特定された場合、その子どもを社会から隔離すべきなのか否か、隔離するとしたらそれは優性思想の復活ではないかなど、ただの少年犯罪に関する議論以上の問題が提起されている回であったように思います。
最後のシーンからは、スコダの診断は正しく、サイコパスは早期に社会から隔離すべきというメッセージがあったように思います。しかし他方で将来の犯罪を予見して拘禁することはできないとする家庭裁判所の決定も十分に納得のいくものです。今後社会が直面する困難の典型がここに現れているように思います。
まとめ
海外ドラマ「ローアンドオーダー」シリーズ10の2話「無邪気な悪」の動画を無料視聴できる方法やあらすじネタバレ・感想をご紹介しました。