海外ドラマ『キリング・イヴ(Killing Eve)』シーズン2第1話【死体棄てられる?】(原題:Do You Know How to Dispose of a Body?)のあらすじネタバレと感想がまとめてあります。
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⇒ キリング・イヴ第8話(最終回)【疲れちゃった】
キリング・イヴシーズン2第1話のあらすじネタバレと感想【海外ドラマ】
シーズン2第1話【死体棄てられる?】
謎の組織”トゥエルヴ”の暗殺者、通称ヴィラネル(ジョディー・カマー)。MI6のエージェント、イヴ・ポラストリ(サンドラ・オー)。『キリング・イヴ』を簡単に言ってしまうと、この2人が追いかけっこをするドラマです。
特に、暗殺者界のファッションリーダーでストーカー気質のヴィラネルは、今まで見たこともないキャラクターでした。一見、地味なイヴは、その陰に隠れてしまいそうですけど、実際は並外れた推理力を持った”女暗殺者マニア”という、ヴィラネルに負けず劣らずなヤバい設定です。
第1シーズンは、イヴにナイフで刺されたヴィラネルが、隙を見て姿を消したところで幕を閉じています。第2シーズンはその続きですから、ある程度の時間が経ったところから始まるのが普通のドラマ。
でも、『キリング・イヴ』はやっぱり違いますね。たしかに時間は経過していますけど、3日でもなく3時間でもなく、30秒後なんですから。イヴが血の付いたナイフを持って部屋から出たところです。このシーンでは、トゥエルヴがいきなりその恐ろしさを見せつけていますね。
救命士を装った3人は組織の始末屋で、ヴィラネルの向かいに住んでいたおばあさんをいきなり射殺しました。部屋に踏み込んだ後、救急車にいろいろ詰め込んでいます。ヴィラネルとその痕跡を消しに来たんですね。
もしも、イヴがヴィラネルを刺さなければ、2人とも始末されていたことでしょう。ヴィラネルを殺そうとしたイヴは、期せずして彼女を救っていたのです。
ここからの2人は別行動になります。まずは、イヴからいきましょう。
人を刺すなんて初めての経験ですから、かなり動揺していますよね。血まみれの手で「女を殺したかも」と電話した時には目の前にいるカップルに気付いていませんし、手荷物検査の列に並ぶまでポケットに隠したナイフを忘れていました。
家に帰ってからはハイテンションで料理を作りますが、切っている野菜の量は学校給食かと思うほど大量。1時間も風呂に入って泣いていたり、キャロリン(フィオナ・ショウ)からの電話は無視するのに非通知の電話に出たり。
でも、アーロン・ピールの遺体を前にして、それがヴィラネルの仕事だとわかると、持ち前の推理力を発揮します。もしかすると、非通知の電話に出たのはヴィラネルだと思ったからかもしれませんね。イヴの心を揺さぶるのも、冷静に戻すのも、どちらもヴィラネルなのです。
では、そのヴィラネルは何をしているのか。
いくら彼女でも、あれほど深く刺されては無事ではすみません。冷や汗にまみれ、酒で傷を消毒した時には痛みのあまりヨダレまで垂らしています。衣装を変えるのは相変わらずです。
だけど、今回は浮浪者から盗んだコート、手術着、同室のガブリエル(ピエール・アトリ)に盗ませた白衣、ちんちくりんのパジャマという感じで、ファッションリーダーの華麗なイメージとはまったく不釣り合いな服ばかりです。
もちろん、ヴィラネルは今回も人を殺しますけど、ガブリエルを殺す時はいつもと違うような気がします。同情心から彼を殺しているので、殺害後に死体で遊んだりしていませんよね。優しく布団をかける彼女の姿には、異常者なりの人間性が現れているのではないでしょうか。
けれども、ヴィラネルは確実にイヴの後を追っているんですよ。イギリス行きの車に便乗している彼女の微笑みを見ると、やはり異常者なんだと再認識させられます。遠からず、2人はまた出会うことになるでしょう。殺し合いになるのか、それとも、別な展開になるのかは、まだ分かりませんけれど。
気になる次回はこちら
⇒ キリング・イヴ2第2話【キレイだね】
まとめ
海外ドラマ『キリング・イヴ』シーズン2第1話【死体棄てられる?】のあらすじネタバレと感想をまとめました。
ひきつづき、シーズン2第2話【キレイだね】以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。
キリング・イヴの動画情報やエピソード一覧は、こちらにまとめてあります。
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