マット・デイモン主演映画『グリーンゾーン』【監督:ポール・グリーングラス|原題:Green Zone】(2017年)の動画フル配信を無料視聴する安全な方法をご紹介します。
また、記事の後半では、ネタバレ感想と評価をまとめました。
グリーンゾーン(映画)の動画フル配信を無料視聴する安全な方法【マット・デイモン主演】
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グリーンゾーン(映画)はパンドラなどの動画共有サイトでは無料で見られないの?【マット・デイモン主演】
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グリーンゾーンのネタバレ感想と評価【映画】
映画『グリーンゾーン』は、2003年のイラク戦争におけるアメリカ側の戦争目的や、イラクに対して戦争を仕掛けることの意味をメインテーマにした作品です。
マット・デイモンが主演し、ジェイソン・ボーン・シリーズのスタッフも参加していることから、手の込んだサスペンス・アクションを期待してしまいます。
しかし、映画『グリーンゾーン』はイラク戦争という実際にあった戦争の大義を真正面から扱っているのです。
そして、あの戦争は一体、何であったのかという問題提起をしている点で、ジェイソン・ボーン・シリーズとは異なった雰囲気を醸し出していました。
イラク戦争は、イラク側が大量破壊兵器を隠匿していることが開戦理由の一つとして掲げられています。
しかし、この開戦理由は、たとえば湾岸戦争のようなイラクによる不条理な侵略を受けたクエートを救うといった開戦理由と比較すると、他国の支持を得るための説得力に欠け、明らかに弱いものです。
曖昧な開戦理由のもとでの戦争は、戦場での兵士の士気を弱めます。
主人公ロイ・ミラー(マット・デイモン)はイラクにおいて部隊を指揮して大量破壊兵器の発見に努めますが、提供された情報が悉く間違っており、大量破壊兵器を発見することができません。
しかし、ミラーの上官は、それでも仕方がないという態度であり、ミラーの部下もどちらかといえば与えられた任務以上のことに手を出すのには消極的です。
現場レベルで士気が低下していることを象徴する事態となっていました。
たとえ形ばかりの任務であっても、イラクの危険地帯での任務では犠牲者が出ます。
ミラーはこうした覇気の無い戦争の実状に我慢がならず誤情報が飛び交う原因を突き止めようとしたのだといえるでしょう。
CIAやイラク人協力者の手助けによりミラーが突き止めたのは、大量破壊兵器に関する間違った情報は故意に出されたものでした。
それは国防総省の官僚が大量破壊兵器隠匿をイラクに対する開戦の口実として利用したかったこと、そして、その先にはイラク再建において自らが主導権を握ろうとする野望があったことです。
イラクに対する戦争が、でっち上げによって開始されたことをミラーは知ることになります。
それまで国連も巻き込んだイラクに対する戦争という国際政治の舞台で扱われてきた問題が、一人の現場の軍人の手により、その欺瞞と虚構が明らかにされるのは痛快です。
しかし、ミラー自身も国防総省の官僚に指揮された部隊により殺されそうになり、また証人となり得るイラクの将軍も殺されてしまい、彼の見解の正しさを証明するものは残りません。
そこで、ミラーはマスコミに真相をリークすることにより、誤りを正そうしました。
そして、物語はここで終わります。
ミラーに協力してきたイラク人の言葉が戦争の本質を言い当てているのです。
イラク側将軍は、この協力者によって殺されるのですが、彼はイラクのことは他国によって決められたくないと言います。
たとえ戦争の大義のなさを告発する重要人物であっても、腐敗にまみれたイラク側将軍を生かしておくことは彼には許せなかったのです。
そこには諸外国によって自国の運命が翻弄されるイラク人の苛立ちも表れていました。
湾岸戦争後、フセイン政権による圧政をアメリカが何とか打倒したいと考えており、それがイラク戦争の真の開戦理由だったと言えます。
しかし、他国の内政問題にあからさまに介入することは逆に混乱をもたらし、収拾がつかなくなることをイラク人協力者の言葉は象徴していました。
イラク戦争のことを暗に批判している点でイラク人協力者の言葉は、本作制作陣のアメリカの外交政策に対する批判が込められたものだといえるでしょう。
単純なエンターテイメントというよりも、政治的な問題提起を行おうとする物語として『グリーンゾーン』を捉えると、アメリカ外交が持つ問題点がよく見えてくるように感じました。
まとめ
マット・デイモン主演映画『グリーン・ゾーン』の動画フルを無料視聴する安全な方法を紹介しました。
そして、記事の後半では、ネタバレ感想と評価がまとめてあります。