海外ドラマ『FBI:特別捜査班』第5話【アローポイントの殺人】(原題:Doomsday)のあらすじネタバレと感想がまとめてあります。
前回の話はこちら
⇒ FBI特別捜査班第4話【届かぬ祈り】
FBI特別捜査班第5話のあらすじネタバレと感想【海外ドラマ】
第5話【アローポイントの殺人】
原子力発電所の中央制御室で、警報が鳴り響いています。
テロリストの侵入によって、発電所は乗っ取られる寸前なのです。このままでは数百万人の生活に影響が出てしまう・・・制御システムのシャットダウンを指示したとたん、制御室内部の警備員が突然、周りの人間を射殺し始めました。
内通者は仲間を次々と制御室に入れてしまい、アローポイント発電所はテロリストの手に落ちたのです
と、ここまでが今回の訓練内容です。
警備に敵が紛れ込んでいるのは凝ったシナリオですよね。テロリストはお金で誘惑したり脅したりとあらゆる手を使って内通者を作ろうとします。単なる訓練に抜き打ちのシナリオを混ぜ込むことで、常に緊張感を高く保たねばなりません。
さらに鳴り響く警報。
ただし、「これは訓練ではない」と言う放送付き。実際に侵入者がいて、建屋の外では女性の死体が発見されました。そして、突然、彼女を見ていた周囲の人々のAPD(警報付き個人線量計)が発報。単なる死体ではなく、強い放射線を出していたのです。
さて、原子力の施設というのは国家の保安に関わる重要な施設です。
エネルギー施設自体がそうなのですけど、特に原子力となれば機密の塊。ほとんどの情報が、外への持ち出しを禁じられています。このせいで、陰謀論者にとって格好の餌食であることもまた事実。
そして、不正を行いやすい環境であることもまた事実なのです。
今回は、その機密情報を公開した後、キューバに逃げたジェイク・フレッチャー(ハディ・タバル)が登場します。彼は、キューバでイランなどの核開発者と会っていた様子。当然ながら最重要指名手配犯となっています。
フレッチャーに対するOA(ジーコ・ザキ)の言葉を聞いていると、「売国奴」とか「敵国」が耳につきますね。
OAにとってフレッチャーの行為はスパイそのものであり、マギー(ミッシー・ペリグリム)が言う”正義感からの内部告発”という意見など聞くに値しないのです。
この頑なな愛国心は、やはり彼のおかれた状況――9.11以降ニューヨークで暮らすイスラム教徒――が作り出したのかもしれません。そうでなければ、OAはFBIの中で信頼を得ることができませんから。
たしかに、OAは立派な愛国者です。
けれども、今回はその愛国心が彼の目を曇らせているのです。捜査に必要なのは、事実に基づいた公正な判断。と言っても、誰だって完全に公正な立場など取ることはできませんけれど。
入れ込み過ぎるのはマギーも同じです。どうしてマギーがこれほど正義の告発者に入れ込むのかと言えば、彼女の夫もその1人だったから。ウォール街のスキャンダルを追っている最中、不幸にも信号無視の車にはねられたのだそうです。
話が出るタイミング的に、マギーの夫が何かに巻き込まれたような気がしてなりません。
何かあったとすれば、これから徐々に明かされていくでしょう。もちろん、現時点でそれを示唆する証拠が出てきたわけではありませんから、何とも言えませんけれど。
気になる次回はこちら
⇒ FBI特別捜査班第6話【消えた子供】
まとめ
海外ドラマ『FBI:特別捜査班』第5話【アローポイントの殺人】のあらすじネタバレと感想をまとめました。
ひきつづき、第6話【消えた子供】以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。
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