海外ドラマ『ベイツモーテル 最終章』シーズン5第8話【囚われた心】のあらすじとネタバレ感想がまとめてあります。
記事の後半では、ドラマのネットでの評価や反応をご紹介しました。
前回の話はこちら
⇒ ベイツモーテルシーズン5第7話【一心同体】
ベイツモーテルシーズン5第8話のあらすじとネタバレ感想【ドラマ】
最終章第8話【囚われた心】
保安官事務所のトイレの看板が、結構、冗談が効いてますよね。男、女、そして半分半分の3種類、どれを使っても良いという面白いものです。
そんな事は置いといて・・・、ノーマン・ベイツ(フレディ・ハイモア)は母親にベッタリの少年でした。決して良好とはいえない家庭環境の中、彼はあまりにも純粋であり、そして純粋なままでいたかったのです。
だから、心の中にノーマ・ベイツ(ヴェラ・ファーミガ)を作り出して無理矢理ノーマンの純粋さを守っていたのでしょう。もし、ノーマンがグレるような人間だったら、ノーマの存在自体が不要ですからね。
彼は小さな頃からノーマに頼り、それがノーマの人格を強力にして、手の付けられないものにしてしまったのです。
保安官事務所の留置所では、薬を無理やり吐き出させ、とうとう体の操作を強引に奪い取るほどになりました。聴取や弁護士との対話では、”ノーマンの振りをして喋るノーマ”と言う、とても面倒な芝居が見られます。
ガラスに写り込んでいただけのノーマが、ついにノーマンの服を着た姿になって行く・・・。ノーマがノーマンを乗っ取る過程が、実に分かりやすく表現されていますよね。
聴取をしながらノーマンをじっと見つめるグリーン保安官(ブルック・スミス)の目は、嘘を見抜くプロの目です。ただし、ノーマは自白するつもりがありませんし、嘘をつくのも上手ですから、簡単に見抜かれることもないでしょう。
それに、ノーマンの中に少なくとも、もう一つの人格があるだなんて、保安官は想像していないでしょうし。
ディラン(マックス・シエリオット)と弁護士のジュリア(ナタリア・コルドヴァ・バックレー)は、ノーマンの人格障害を理由に無罪を勝ち取る作戦です。とは言え、ディランは弟を守ると同時に隔離すべきだと考えているんですよ。
ですから、ジュリアには「あいつは精神科の施設に入るべき」「悪人じゃない。ただ病気なんだ」と言っています。
チックことチャールズ・ホーガン(ライアン・ハースト)にとって、ノーマンは将来の飯のタネ。今も鉄くずの代金を渡さなかったり、ノーマンが作った剥製の代金から結構な割合をピンハネしていますよね。
でも、そんなものは、衝撃的事件の実録小説から得られる印税に比べたら大した金額ではありません。できれば、もっともっと事件を起こして欲しかったのに、ノーマンが捕まってしまったらネタに困ってしまいます。
一方、アレックス・ロメロ元保安官(ネスター・カーボネル)は、ノーマンを殺す気満々です。ついに銃を取り戻し、ベイツ邸へとたどり着きました。
そこで、ノーマの遺体があった地下室でタイプライターを打つチックと出くわします。最初は面食らうロメロですが、数々の殺人を儲け口に使おうとしているチックを許すことも出来ませんでした。
とうとう殺人を犯してしまったロメロなんですけど、その罪は刑務所からの脱走によってとっくに重い物になっています。どうせノーマンを殺してしまうんですから、チックは行きがけの駄賃ですね。
ノーマンが危険だと知っていて見逃したチックは、ロメロにしてみれば共犯も同然ですから。
『ベイツモーテル』シリーズのグランドフィナーレまであと2話となり、ノーマンを取り囲むキャラクターたちも一気に盛り上がってきました。
サムの遺体が見つかり、オードリーとジム殺害の容疑で再び逮捕されてしまったノーマンは、一体どうなってしまうのでしょうか。
気になる次回は
⇒ ベイツモーテルシーズン5第9話【面会】
ベイツモーテルシーズン5第8話のネットでの評価や反応は?【ドラマ】
ベイツモーテル S5#8:もう誰も傷つけまいと入ったのにぃ〜!表の人格とは暫しおさらば。薬を吐き出させられては裏の人格に太刀打ちできない…!とばっちりのマデリンが気の毒すぎる。
もうロメロしか止められる人がいない!死なば諸共の勢いでがんばってほしい〜 https://t.co/XqQcz1NLB3— yi_immy (@Yi_iMMY) December 15, 2018
https://twitter.com/h_nonomiya/status/1073603522308886528
まとめ
海外ドラマ『ベイツモーテル』シーズン5第8話【囚われた心】のあらすじとネタバレ感想をまとめました。
記事の後半では、ネットでの評価や反応を紹介しています。
ひきつづき、シーズン5第9話【面会】以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。