スペインドラマ『ロック・アップ/スペイン女子刑務所』(原題:Vis a vis)シーズン2第3話【スウィートホーム】のあらすじネタバレと感想がまとめてあります。
前回の話はこちら
⇒ ロック・アップシーズン2第2話【牝馬】
ロック・アップ2第3話のあらすじネタバレと感想【スペインドラマ】
シーズン2第3話【スウィートホーム】
第3話は、サンドバル(ラミロ・ブラス)がグループセラピーを行っているシーンから始まります。とはいえ、黒い囚人服の3人を責めているようにも見えますね。規則でがんじがらめにしたのは職員じゃなく、脱獄事件を起こした、この連中のせいだというわけです。
マカレナ(マギー・シヴァントス)は立ち上がって後悔してると言い、きちんと謝りました。サライ(アルバ・フローレス)は、場を和ませようとしたジョークで一気に空気を悪くしています。
最後にスレマ(ナイワ・ニムリ)も後悔を口にしてますけど、彼女の後悔は「捕まっちまったこと、銃撃戦を避けたこと、撃つ相手を間違えたこと」なんですよ。とどめに「迷惑被った人はクソでも食ってな」と一言。
スレマは絶対に隙を見せません。怖がったり躊躇したりするところを一瞬でも見せれば、そこに付け込まれますからね。囚人の中で頭角を現すには当然、必要なスキルですが、刑務所の規則を変えてしまったせいで、すべての囚人から恨まれている現在、なおさら弱さを見せるわけにはいかないのです。
ところが、この世には、そんなスレマを震え上がらせる人間がいるんですよ。
その人物の名前はカリム・アル・サイード(ハキム・ノウリー)。「シリア」と呼ばれていた彼は、ハンバルの伯父です。様々な犯罪に手を染めていたカリムは、現在は密航専門のブローカー。理由は至極単純で、一番早く儲かるからだそうです。
ハンバルがああいう人物になったのはカリムの影響だと思いますけど、実はスレマもカリムに拾われていたんですね。自分を鍛え上げたのがどういう人物なのか、スレマはよく知っているはず。
弁護士への電話で、カリムが自分を狙ってスペインに到着していることを知ったスレマ。サソリをひょいひょいつかみ上げる手が、マニキュアも満足に塗れないほど震えています。的にかけられたら確実に殺される・・・ならば、生き延びるためには先手を打つしかありません。
意外なことに、スレマはマカレナに取引を持ち掛けました。
要するに、ハンバルを殺したレオポルド(カルロス・イポリート)とロマン(ダニエル・オーティズ)にカリムも殺して欲しいというわけです。レオポルドとロマンは殺し屋じゃないんですけどね・・・。
しかし、カリムは既に「誰がハンバルを殺したか」の情報を得ています。彼は行動に移すのが素早く、そして殺すことをまったく躊躇しません。すでにフェレイロ家のガレージに身を潜め、虎視眈々と機会をうかがっていたのです。
残念ながらと言うべきか幸運にもと言うべきか、先に到着したのは警察でした。何とか難を逃れたフェレイロ一家ですが、カリムを何とかしなければ安心して暮らすことはできません。今は、塀の中よりも外の方が危険なのです。
気になる次回はこちら
⇒ ロック・アップ2第4話【小さなメンドリ】
まとめ
スペインドラマ『ロック・アップ/スペイン女子刑務所』シーズン2第3話【スウィートホーム】のあらすじネタバレと感想をまとめました。
ひきつづき、シーズン2第4話以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。
こちらに動画に関してまとめてあります。
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