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SF

レギオンシーズン2第11話のあらすじネタバレや感想|大どんでん返しの最終回

海外ドラマ『レギオン』シーズン2の第11話(最終回)【真実の所在】のあらすじネタバレや感想と考察を紹介します

カバ吉くん
カバ吉くん
予想が裏切られた最終話だったぞ。
ドラちゃん
ドラちゃん
まさか、デヴィッドが、あんな風になるとはね・・・

レギオンシーズン2の第11話(最終話)のあらすじネタバレや感想と考察

第11話【真実の所在】

今回の展開には、とにかくビックリさせられました。

こんな大ドンデン返しになると、誰が予想していたでしょうか?

やってくれますね。シーズンラストとして、満足のできる内容に興奮しました。

あらすじ

まずは、いきなりのデヴィッド(ダン・スティーヴンス)とファルーク(ナヴィド・ネガーバン)の戦闘シーンに驚きました。

アニメとの合成というのが、ニクイですね。スタイリッシュ感とインパクトがありました。

CGを使わないことで、より面白く感じる効果になったと思います。

個人的な意見ですが、CGを使うものは、後の印象が薄い気がします。観終わってから、覚えていないことが多いのです。

しかし、アニメを使うことで、より強い印象を残したのではないでしょうか?

CGに頼り過ぎない姿勢が、うまく成功した例だと思います。

その後、レニー(オーブリー・プラザ)の活躍やシドニー(レイチェル・ケラー)の裏切りなど色々起こりました。そして、見事ファルークを捕らえることに成功します。

ここで、めでたしめでたしと思ったのですが、違っていました。

今度は、デヴィッドが反逆者として捕らえられてしまいます。しかも、ファルークは【ディビジョン】と手を組んだようです。

つまり、裏取引ではないでしょうか?

デヴィッドは、世界を滅ぼす存在になる可能性があります。

そのため、彼に対抗する兵器がファルークなのです。そう考えると納得がいきます。

その後、デヴィッドは、未来の罪での裁判にかけられました。

まだ、やってもいないのに、不条理すぎます。まるで映画『マイノリティ・リポート』のようですね。

そして、彼はレニーを連れ、【ディビジョン】からの脱出に成功します。

もう、何が何だか分からなくなってきました。しかし、面白かったのは確かです。

【ディビジョン】という組織が、分からなくなってきました。ご都合主義的すぎると思います。

また、ファルークの言葉から、組織の断片も見えました。彼を殺し、精神だけを利用しようとしていたようです。

つまり、プトノミー(ジェレミー・ハリス)のような生体コンピュータにしたかったのです。

何か危険な香りがしませんか?

本当に世界を救うための組織なのか?

大いに疑問を感じます。

面白かった演出

今回の映像には、今までにないリズム感が伝わってきたと思います。

斬新な映像が、多数あったわけではありません。

では、どうしてなのでしょう?

それは、映像サイズの違った画像を、多用したためだと思います。そのため、面白い視覚的効果が生まれました。

お金をかけて、手の込んだ映像を作らなくとも良いのです。古めいた手法のようにも思えますが、逆に新鮮さを感じました。

デヴィッド・ハラー

デヴィッドにしてみれば、仲間から見放されたと感じているはずです。

自分の全てを否定され、まるで罪人扱いになっています。これは、確かに彼の行き過ぎた行動が、招いたことです。

しかし、本当にそれだけなのでしょうか?

罠にはめられたような気がします。

正直なところ、彼が【ディビジョン】を見限った時は、スッキリしました。こんな不義理な仲間など必要ないと、感じたほどです。

レニー以外は、誰も信用できないと感じて当然です。とはいえ、彼には心配なところもあります。

別人格のデヴィッドの幻覚が現れたのです。

つまり、精神分裂の兆候ではないでしょうか?

だとすれば、非常に危険です。彼が壊れてしまわないか、気になって仕方がありません。

シドニー・”シド”・バレット

シドニーからは、デヴィッドに対する復讐心を感じます。

洗脳されたからとはいえ、全ては彼女の意思です。他人に操られてはいないのです。

愛が深かっただけに、憎しみも相当なものなのかもしれません。乙女心とは難しいものですね。

お似合いのカップルだったのに残念です。とはいえ、彼女の行動は、浅はか過ぎると思います。

世界を救うという使命さえも、忘れていませんか?

つまり、デヴィッドを傷つければ、どうなるのか分かっていたはずです。彼女の行動が、逆に世界の危機を招いた気がします。

未来のシドニーはどうでしょう?

重要なポイントは、彼女の右手だと思います。彼女の右手は、レニーに撃たれるはずでした。

そのことから、状況や感情的なものは、同じだと推測できます。でなければ、デヴィッドを殺そうとしないはずです。

しかし、彼女は未来を変えることに成功しました。右手を失わずに済み、ファルークも生存しています。

つまり、デヴィッドに対抗する手段を得たのです。

彼を助けるためなのか?

彼を犠牲にして世界を救うためなのか?

どっちであったにせよ、彼を騙していたことには違いがありません。彼女に対する印象が、かなり変わりました。

ファルーク

ファルークの狡猾さが、また光っていました。

素手でデヴィッドに負けても、知恵では負けません。捕まった後もネズミを使って、シドニーを洗脳するとは驚きました。

ひょっとすれば、彼女以外にも洗脳したのかもしれません。おかげで、【ディビジョン】も、彼の意のままに動かせる状態になりました。

結局は、彼の勝ちだったのです。

本当に、人を利用するのが上手いですね。拍手ものです。

ただ、気になる点もあります。

今までは、彼の悪人としての魅力を感じてきました。

しかし、今後は善人として描かれるとすれば、どうでしょう?

すごく不安です。いまでと同じ魅力を感じない気がします。

オリバー・バードとメラニー・バード

オリバー(ジェマイン・クレメント)とメラニー(ジーン・スマート)の仲睦まじい姿に、安心しました。

しかし、彼らのいるのはアストラル界で、3年後となっています。これは、究極の現実逃避とも呼べる方法だと思います。

オリバーには、もともと逃避グセがあったため、納得はできます。また、メラニーにしてみれば、麻薬に嵌まるよりも魅力的かもしれません。

常に二人で一緒に居れるという点では、良い選択にも思えます。

しかし、なぜ肉体を捨てる決断をしたのでしょう?

とても気になりますね。また、二人の救出された経緯は、描かれていませんでした。

とても知りたかったのに、残念です。

レニー・”コーンフレーク”・バスカー

レニーは、当然ファルークを撃つと思っていたら違いました。

しかし、チョークを撃って、特殊能力を封印させるとは驚きです。これが、デヴィッドの指図だったのか、彼女の機転だったのかは分かりませんが・・・。

とはいえ、拘束され死刑かもしれないとは、不条理だと思いませんか?

彼女の活躍は完全に無視されています。まるで、捨て駒のような扱いです。

しかし、デヴィッドだけは違います。彼女の味方が一人でもいて嬉しく思いました。

ふたりのケリー

ケリー〈男性〉(ビル・アーウィン)からは、デヴィッドに対しての嫌悪感が伝わってきます。

オリバーへの仕打ちを考えると、そう思っても仕方はないですが・・・。

ケリー〈男性〉が、頭に何か機械をつけていましたね?

これは、プトノミーの能力を利用した装置だと思います。つまり、物質から記憶を読み取っていたのです。

そこから、丘での出来事を分析します。そして、デヴィッドの行為を、裏切りだと認定します。

それは、シドニーの感情を操作したからでしょうか?

正直なところ、裏切り行為だとは全く感じませんでした。

不信感から来る先入観が、優先している気がするのです。その前後関係を確認しないのは、研究者らしくないと思います。

ケリー〈女性〉(アンバー・ミッドサンダー)は、ミノタウロスとの戦闘に、まだ興奮しています。

そして、倒したときのことを、誰かに話したくてたまらない様子です。しかし、誰にも相手にしてもらえません。

この時の、少し不貞腐れた姿が、いじらしくて可愛いです。戦闘時の格好良さとは、全く違うものを感じます。

子供と大人の同居した、本当に不思議なキャラですね。

正直なところ、どうやってミノタウロスに勝ったのか?

ミノタウロスとはなんだったのか?

知りたい部分でしたが、完全にスルーされてしまいました。しかし、気になりますね・・・。

クラーク

クラーク(ハミッシュ・リンクレーター)の表情からは、デヴィッドに対する同情心を感じました。つまり、今回の一件について、何か違和感を抱いている気がします。

彼一人が、正常な判断力を持っているとすればどうでしょう?

きっと、次のシーズンでのキーパーソンになる気がします。

フクヤマ総督の雰囲気が変わった気がします。考えすぎかもしれませんが、中身が変わった?と感じました。

体もほっそりとして、女性的に見えます。虚無僧スタイルというのは、ある意味得です。

もし、中身が入れ替わっていても、誰にも分からないですね。

シーズン2の総括とシーズン3への期待

最後まで観終わって感じたのは、人間の怖さだった気がします。

憶測や思い込み、恐怖心、怒りといったものが、どう影響をあたえるのか?

全ては、人の作ったルールや道徳心によって決まります。それから外れたものは、すべて異端となるのです。

そのため今回、異端とされてしまったのがデヴィッドなのです。

こうなってくると、善と悪との定義にも疑問を感じます。全ては、人間の決めたものなのですから・・・。

今回のシーズン2は、各話ごとのクオリティーの差を感じました。

しかし、一気見したとすれば、どうでしょう?

強弱があり、面白いと感じていたかもしれません。つまり、映画だと思えば、全く問題がない気がします。

今後は、TVドラマだと思わず観てみたいと思います。そうすれば、もっと楽しめるかもしれません。

次のシーズン3は、人物相関図の大幅な変更が予想されます。

また、心理的な要素が増えるのでは?と思っています。

つまり、誰が洗脳されているのか?操られているのか?

そして、全く影響を受けていないのは誰なのか?

これらが、大きな鍵になってくると思います。

とはいえ、次の展開が全く読めない状況です。おかげで、シーズン3が待ち遠しくてたまりません。

まとめ

海外ドラマ『レギオン』シーズン2の第11話(最終話)【真実の所在】のあらすじネタバレや感想と考察を紹介しました。

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