本ページはプロモーションが含まれています。

SF

レギオンシーズン2のあらすじネタバレと感想や考察

「レギオン」シーズン2がFOXチャンネルで始まりました。今シリーズではデヴィッドが、どんな活躍をするのか、とっても楽しみ!

海外ドラマ「レギオン」シーズン2の第1話【帰還】のあらすじネタバレや感想と考察をまとめました。

レギオンシーズン2の1話あらすじネタバレや感想と考察

第1話【帰還】

製作総指揮者の1人が、騒動をおこしたことで降板となり、制作中止の噂もあったシーズン2。そのため、内容やクオリティーに影響があるのでは?と心配された方も多いと思います。

しかし、シーズン1より、グレードアップした内容に仕上がっており、興奮してしまいました。各シーンの背景や色、配置などのあらゆるものが、デザイン的に計算されており、見ていて飽きません。例えれば、美術館に行き、並べてある様々な現代アート作品を、一気に見ているような印象です。

ストーリーの見通し

今回のメインストーリーは、失われたキングの肉体を、どちらが先に見つけ出せるかです。しかし、単純な探し物競争ではありません。

未来のシドニーがデヴィッドに、キングが肉体を取り戻す手助けをするようにと頼みます。つまり、過去を変えれば未来が変わるという、パラレルワールドの展開に、目が離せなくなりそうです。

また、メインストーリーと並行し進行する、重要なサブストリーのひとつに、精神に感染する未知のウィルスがあります。

不思議なことに、キングが出現した際、その周辺にいる一般人にのみ感染するのです。これに感染すれば、歯をガタガタと震わせたまま、行動不能になってしまいます。

感染という、ゾンビドラマのような展開も楽しみですが、特殊能力ドラマから離れるのではないか?

一歩間違えば、何でもありの支離滅裂なドラマとなる危険性もあり、とても気がかりです。とはいえ、新しいストーリーが加わったことは、視聴者側としては嬉しく楽しみですね。

主要な登場人物の変化

デヴィッド(ダン・スティーヴンス)が、頼もしく強くなったと感じませんか?

1年間の記憶がないとはいえ、その間に経験し身についたことが、自然と表れているように思います。

まず、未来のシドニーの依頼があることから、”ディビジョン”とキングの両方に協力しなければなりません。そのことで、誤解されたり、仲間に嘘をついたり、裏切らなければならない事態も起こるでしょう。

また、行方不明だった1年間の記憶が少しずつ戻るにつれ、認めなければいけない事実も出てくるでしょう。キングから自分を取り戻し、人生を再スタートして間もないデイビットには、きつい試練です。

そのことから、彼がどうやって困難に立ち向かい、任務をやり遂げるのかは、一番気になるところです。しかし、彼からは覚悟や決意といった部分を、まだ感じることができないため、心配でなりません。

シドニー(レイチェル・ケラー)の服装が大人っぽくなったせいか、落ち着きを感じられるようになりました。また、自身の能力を使いこなすため、自分から猫に触れ入れ替わるなど、積極性も感じ取れます。

そして、デヴィッドを捕獲し閉じ込めた、ポケモンボールのような球体は、彼女が未来から送ったと分かります。その球体の中で彼女は、メッセージを絵で描いて、連想ゲームのように伝えます。

最初は、キング(ナヴィド・ネガーバン)がデヴィッドを利用するために、彼女に化けているのかと思いました。

しかし、シドニーがプレゼントのネックレスを身に着けている事で、本物だと分かりました。なぜなら、ネックレスを受け取る前に、キングはデヴィッドから分離しているからです。

それにしても、未来で何が起こっているのでしょう?

彼女は右腕を半分失っており、せつなく悲しげで怯えた表情をしています。これには、大きなショックを受けました。

シャドウ・キング(ファルーク)は、レニー(オーブリー・プラザ)の姿がお気に入りのようですね。オリバー(ジェマイン・クレメント)との息もぴったりで、仲の良い夫婦のように楽しく肉体探しをしているように感じます。

ただ、レニーがドンドン綺麗で知的になり、キングが化けていると思えない時があります。つまり、彼女の精神は、まだ生きている気がしてなりません。

【ディビジョン】の考察

【ディビジョン】は、3つの組織から成り立っていると分かりました。

【ディビジョン1】は情報収取と発信、【ディビジョン2】は科学の研究、そして、【ディビジョン3】は実行部隊です。そして、シーズン1との大きな違いは、”ディビジョン”と”サマーランド”が協力関係になっている点です。

まず、オリバーを探すという、同じ目的を両方がもっています。そのため、能力者たちの力と、【ディビジョン】の組織力や科学力を合わせることに、納得が出来ます。

しかし、「能力者たちの多くは無害である」と、【ディビジョン】が納得したという点は、どうなのでしょう?

正直なところ、全く信用できないと思います。

きっと、内部での亀裂が生まれるなどし、より複雑な内容になるのではないでしょうか?

とはいえ、仲間同士の確執や裏切りなど、これまでになかった展開を期待できますね。

【ディビジョン】のボスであるフクヤマ総督が初登場しました。彼は虚無僧の姿をして、常に髭生えた3名の女性を従えており、うさん臭ささ満点です。

彼には、とてつもない秘密がある気がします。日本人ということだけで、このような服装にしたのではないと思うからです。

また、彼は言葉を全く話さず、代わりにお供の女性たちが代弁します。そこから、彼女たちはテレパスが使えるのでは?と推測できます。

彼女たちは、子供のころに頭に機械を埋め込まれたのだそうです。きっと、実験道具にされ、その副作用で髭が生えたのでしょうね。

誰が行ったのかは不明ですが、惨いことをすますね。それにしても、女性たちの代弁シーンの演出は面白かったですね。

女性たちの顔の前に拡大鏡があり、顔が数倍になっていて、不思議さ満点です。ケミカルブラザーズの「Let Forever Be」のPVを思い出してしまいました。

幹部のクラークが健在でした。彼はデヴィッドたちに対して、顔にやけどの跡が残り、足も不自由にさせられた恨みがあるはずです。

それなのに、穏やかに見えるのはなぜでしょう?

紳士的なふりをしているだけで、復讐の機会を待っているとも思え目が離せません。

本部の外観が、蜂の巣を思わせるデザインだと気付きましたか?

蜂の世界は、仕事を完全に分担し、組織化されている統制社会です。さらに、団結力も非常に高く、まるで【ディビジョン】のようです。蜂の巣をモチーフにデザインし、【ディビジョン】の強大を想像させるという演出に、発想の豊かさを感じました。

本部内のレストランも面白い演出でした。料理が船の上に乗せられており、テーブルの前にある水路を回転寿司のように流れてきます。

じつは、すでに日本で、同じことをする飲食店があることをご存知でしたか?

きっと、制作者側に日本通の方がいて、そのお店に行ったことがあるのではないかと思います。

難解な前置き部分の考察

「砂漠の迷路の中におり、ゴールを目指しパズルを解くように進んでいくけれども、実は想像で何もなく、その想像から逃げれない。」

この意味不明な迷路の話は、単純に考えてみると、このドラマ自体のことではないのでしょうか?

つまり、「一度このドラマを見ると面白さに嵌りますよ」という、制作者側の自信だと思います。そう受け取れば、かなりの意欲をもって制作している意思を感じ、期待感がふくらみました。

「現実の中で妄想が生まれ、それを区別しようと、いろいろな発想を試してみる。そして、特に理性的な発想を否定し潰すことで、妄想は強くなり発展し、立派な病となる。」

この哲学的な内容に、3つの不思議な演出が重なり、難解さがアップしています。このシーンは、繰り返し何度も観ましたが、全く理解できません。

そのため、半日ほど時間をおいてから、もう一度観てみることにしました。そして、辿りついたのは、現実をキング、妄想を能力、発想を憑りつく相手と仮定してみることです。

つまり、キングの能力は、憑りつく相手によって強くなってゆき、時には全く新しい能力を生み出すことがあると、説明したいのでは?

そう考えると、彼が能力者に憑りつく理由と、ウィルスの謎が分かった気がしますが、どうでしょう?

その他の登場人物

メラニー(ジーン・スマート)のあまりの変化に驚いてしまいました。かつてのような風格や威厳は消え、麻薬中毒で廃人のようになっています。

じつは、麻薬の吸引器が象の置物だということが、気になって仕方がありません。デヴィッドのときは、蛙の置物でしたね。

それにしても、彼女に何があったのでしょう?

心配でなりません。早く自信を取り戻し、力強い姿を見せて欲しいです。

ケリー〈男性〉(ビル・アーウィン)は【ディビジョン2】で研究、ケリー〈女性〉(アンバー・ミッドサンダー)のほうは、【ディビジョン3】で戦闘訓練のコーチをしているようです。ふたりとも、以前より生き生きとし、表情も明るくなったように感じます。

【サマーランド】よりも設備も資金もあるでしょうから、特殊な技能を持つ者にとっては嬉しい限りですね。そして、ケリー〈男性〉が造った、デヴィッドの能力を増幅させる装置の使用シーンは、面白かったですね。

デヴィッドが装置の中で、キングたちとクラブでダンスをしている記憶を見ています。そして、ケリー〈男性〉は、まるでDJのような動きで装置を操作します。退屈な操作シーンを、コミカルに演出できる想像力は素晴らしいですね、羨ましく感じます。

プトノミー(ジェレミー・ハリス)は、少しカラフルな服装になった以外、イメージは以前のように薄いままです。登場シーンが多くても、キャラが弱すぎて、印象に残らないというのは残念です。

新しいストーリーや登場人物が増えて、さらに複雑な内容になることは間違いないですね。ドラマの中に難解な部分がないと、物足りないと感じるほど嵌っているので、嬉しくて仕方がありません。

まとめ

海外ドラマ「レギオン」シーズン2の第1話「帰還」の無料視聴方法とあらすじネタバレや感想、考察をご紹介しました。

気になる2話【砂漠の水晶】以降も情報アップしていくので、お楽しみに♪