スティーヴン・キング原作ドラマ『ミスター・メルセデス』シーズン3第1話【ジョン・ロススティーン殺人事件】(原題:No Good Deed)のあらすじネタバレと感想がまとめてあります。
前回の話はこちら
⇒ ミスターメルセデス2第10話(最終回)【決着】
ミスターメルセデス3第1話のあらすじネタバレと感想【海外ドラマ】
シーズン3第1話【ジョン・ロススティーン殺人事件】
「シーズン2で終わり」と言われていた『ミスター・メルセデス』。なぜならば、小説の完結編である第3部を第2シーズンとして作ってしまったからです。ブレイディ事件を連続でやってくれたので、構成としては結構、見やすかったんですよね。
もちろん、ドラマの人気も高かったようで、小説の第2部『ファインダーズ・キーパーズ』は、第3シーズンとしてお目見えとなりました。
最初に登場するのは、2人組の強盗。やたらとビビっているのがカール(グレッグ・ナッポ)で、もう1人がモリス(ガブリエル・エバート)。彼らが向かっているのは、人気小説シリーズの作者であるジョン・ロススティーン(ブルース・ダーン)の家です。
ロススティーンは大金持ちで銀行嫌い。とすれば、家にはたんまり現金が唸っているはず。相手は86歳の老人ですから、仕事は楽に進むでしょう。
一見、第2シーズンまでとは何の関係もなさそうに見える2人が知り合った切っ掛けは、就職フェア。そう、ブレイディが車で突っ込んだ行列の中にいたのです。あれほどの殺戮を逃れておきながら、まともな人生は送れなかったみたいですが。
小説の主人公がたどった運命が気に食わないと文句をつけるモリスを見ていると、『ミザリー』を思い出しますね。
もしや同じような展開になるのかと思わせますが、ここはご安心ください。タイトル通り、ジョン・ロススティーンは殺されますので。ついでにカールも反撃にあって命を落とします。
ここで気になったのは、ロススティーンを殺したモリスの態度が、単なる後悔以上の物に見えたことです。頭を抱きかかえるシーンなんて、まるで身内を失ったような悲しみ方なんですよ。もしかすると、頭を狙ったわけじゃなかったのかもしれません。
強盗事件が妙な展開を見せた後は、お馴染みの面々が元気な顔を見せてくれますね。
ビル・ホッジス(ブレンダン・グリーソン)は相変わらずの頑固ジジイですし、ジェローム(ジャレル・ジェローム)は、まだ学校に復帰していません。ホリー(ジャスティン・ルーペ)も今まで通りで、鍵を閉めたか何度も確認しています。
アイダ(ホランド・テイラー)は、すっかりビルの茶飲み友達です。今までと違うのは、ルー(ブリーダ・ウール)が裁判を控えていることと、アントニオ(マキシミリアーノ・ヘルナンデス)が露骨な虚栄心を見せていること。
とは言え、ファインダーズ・キーパーズはルーの裁判だけにかまけるわけではありません。実は、ビルがロススティーンの小説の大ファンだったのです。一度、逮捕したのが縁で、退職の時には直筆のメッセージをもらえたくらいの知り合いでもあります。
そんなわけでファインダーズ・キーパーズは、ビル・ホッジス本人の依頼によりジョン・ロススティーンの強盗殺人事件を追うことになりました。
すでに町では2件目の殺人が起きています。しかも、狙ったわけでもないのに頭に1発という、ロススティーンと同じような状況の殺人です。
ここからは、ロススティーンの事件を追いつつルーの裁判を描くという展開でしょうか。何となく因縁があるとはいえ、まったく違う事件が2つですから、全10話は結構、忙しく進むかもしれませんね。
気になる次回はこちら
⇒ ミスターメルセデス3第2話【第三の男】
まとめ
海外ドラマ『ミスター・メルセデス』シーズン3第1話【ジョン・ロススティーン殺人事件】のあらすじネタバレと感想をまとめました。
ひきつづき、シーズン3第2話【第三の男】も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。
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