海外ドラマ『ミスター・メルセデス』シーズン2第6話【隣り合せの悪夢】のあらすじとネタバレ感想がまとめてあります。
前回の話はこちら
⇒ ミスターメルセデス2第5話【挑発】
ミスターメルセデス2第6話のあらすじとネタバレ感想【ドラマ】
第6話【隣り合せの悪夢】
今回は、ビル(ブレンダン・グリーソン)の見ている悪夢から始まっています。
もちろん、ブレイディ(ハリー・トレッダウェイ)が登場しています。しかも、なぜか、ビルのアソコに麻紐を結び付け、事あるごとに引っ張っているんですよね。この悪夢、最後はおしっこをするシーンで終わるのですが、典型的なおねしょのパターンなので心配してしまいました。
その点は大丈夫でしたが、アイダ(ホランド・テイラー)からは「セラピーに通いなさい」とのお言葉。まあ、現在のビルはブレイディ熱が再燃していますし、探偵の仕事よりもそっちが優先みたいになっています。一日中ブレイディのことばかり追いかけて夢まで見たとなれば、アイダじゃなくても心配しますよ。
それにしても、ビル・ホッジスって幸せな老人ですよね。現在、3人の女性から心配されていますし、ブレイディのおかげで生き甲斐もあるのですから。シーズン1でブレイディと関わる前の無気力で迷惑な老人だったビルは、今や過去の人物です。
前回、鏡の前で予行演習をしたルー(ブリーダ・ウール)は、とうとうブレイディの病室へ。練習ほど過激ではありませんが、ようやく直接、恨み言を言えました。そして、ブレイディはそれに応えるのです。
Mercy was my mistake. ――お前に情けを掛けたのは間違いだったよ――まさに、ブレイディらしい憎まれ口ですよね。
病室のディスプレイに表示された文章をあわてて消そうとしますけど、間に合わずバビノー(ジャック・ヒューストン)に見つかっています。こっそりと散歩なり殺人なりを楽しめば良いだけなのに、最終的には目立つ行動をとってしまうのがブレイディ最大の欠点でしょう。
ついにバビノーもブレイディとのコンタクトに成功。MRIでも脳の活動を確認しました。ブレイディの脳が活動したことを示すシーンは、結構、大がかりに描かれています。
今まで身支度を整えたりエクササイズをしていたブレイディの地下室が激震に襲われ、否が応でも外に出ざるを得なくなったのですから。まあ、どうしてエンパイアステートビルの解説とテイラー・スイフトの話を選んだのかについては、じっくりと聞いてみたいものですが。
バビノー夫妻が使っている”脳機能を回復する薬”がどういう仕組みなのかは分かりませんが、実用化されたら莫大な利益を生むことだけは間違いないでしょう。どこかのマヒや痴呆が治るとしたら、お金を惜しまない人も多いでしょうからね。
ただし、強い薬には副作用がつきもの。フェリックス・バビノーは薬の副作用についてコーラ(テッサ・フェレール)から初めて聞かされるのですけど、その内容は耳を疑うようなものでした。
まず、ジャンカン・ニーが猿じゃなくて囚人で実験していた事。医療倫理にもおとる行為ですが、あの国ですから本当にありそうで怖いです。
次に、副作用の内容。薬の実験は、その効果が偶然やプラシーボで無いことを証明するため、実験群と対照群の二つで行われます。対照群に投与されるのは偽物の薬・・・、味付きの小麦粉とか、人体に何の影響も与えない物質ですね。
で、この薬の実験で何が起きたかと言うと、実験群の心に影響された対照群全員の自殺でした。つまり、ブレイディは特殊な能力を発揮してマニピュレーターになったのではなく、投与された薬の副作用だったんですよ。
と言っても安心できるわけではありません。ビルが病室で言った「OLLIE OLLIE OXEN FREE」のメッセージをスマホに送れるくらい、ブレイディの能力は強くなっているのですから。
気になる次回は
⇒ ミスターメルセデス2第7話【凶日】
まとめ
海外ドラマ『ミスター・メルセデス』シーズン2第6話【隣り合せの悪夢】のあらすじとネタバレ感想をまとめました。
ひきつづき、第7話【凶日】以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。
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