ヨアン・グリフィズ主演海外ドラマ『フォーエバー ドクターモーガンのNY事件簿』第4話【思い出の美術館】のあらすじネタバレと感想をまとめています。
記事の後半では、ドラマのネットでの評価や反応を紹介しました。
前回はこちら
⇒ ドクターモーガンのNY事件簿の第3話【若さの泉】
ドクターモーガンのNY事件簿の第4話あらすじネタバレと感想【海外ドラマ】
第4話【思い出の美術館】
巨万の富を誇る一族の女性当主の不審死をめぐる事件がメインとなる回でした。
被害者はカーライル財団のトップであるグロリア・カーライル（キャスリーン・チャルファント）で、91歳と高齢です。
性格が悪く、会う人すべてに何かしら嫌みを言わなければ気が済まない人物で、当然のことながら家族とも折り合いが悪い状態になっています。
そんなグロリアが美術館のパーティーで変死体で発見されるのですから、捜査は彼女の巨額の遺産の行方に焦点が合わされました。
遺産目当ての殺人事件と考えられたからです。
素行の悪い孫娘の婚約者ランス（マイケル・オバーホルツァー）、仲違いする息子コンラッド・カーライル（ジャック・ギルピン）、グロリアに薬を与えることのできる看護師等、様々な人物に容疑がかけられます。
いずれの人物も動機はあるのですが、今一歩、決め手に欠くという状況が続きました。
アビゲイルとの思い出の美術館
一方でヘンリー・モーガン（ヨアン・グリフィズ）は、事件現場である美術館へ足を運ぶことを当初は拒みます。
美術館は、かつて愛したアビゲイル（マッケンジー・モージー）にプロポーズをした大切な場所だったからです。
そして、若き日のグロリア・カーライル（ジェイニー・ブルックシャー）は、モーガンの婚約を後押しした人物でもありました。
不老不死である自分の身を考え、結婚を躊躇していたモーガンにチャンスを逃すなとカーライルは何十年も前の美術館でのパーティーでモーガンにアドバイスをしたのです。
今でもモーガンは、このことを感謝しています。
こうした思い出がモーガンの捜査に、どのような影響を与えたのかは描かれていません。
しかし、数十年の時を経て聞くグロリアの評判の悪さに驚きを感じ、また不名誉な彼女の評判を何とか挽回したいという衝動がモーガンを突き動かしたのだと感じます。
グロリアの悲しい恋愛
事件解決の鍵となったのは、グロリアの遺体の目の前にあった一枚の絵でした。
彼女の家の捜索から、この絵を描いた画家とグロリアが恋愛関係にあったことが判明します。
この絵が描かれた当時、すでに彼女は結婚していましたから、彼女と画家とは不倫関係にありました。
そして、不倫関係を清算しないと画家の人生を潰すと夫に言われたグロリアは泣く泣く画家と別れたことがわかります。
さらに彼女が自身の体に禁忌な薬を敢えて飲み、自殺を図ったこともわかりました。
グロリアは自身が愛した男性が描いた絵の前で死ぬことを選んだのです。
存命中の彼女を知る人々にとっては、彼女がかつて愛した男性が描いた絵の前で死ぬことを選んだというのは意外だったことでしょう。
そこまでの人間味は日頃のグロリアの言動からは感じられないからです。
性格が良かった時代の彼女を知るモーガンが捜査にあたったことが、彼女の表に出なかった一面を探り当てたのだといえます。
一枚の絵が時空を超えて・・・
画家との別れをきっかけにしてグロリアの性格も変わっていったことを考えると、画家と別れてからの彼女は精神的に不遇でした。
富と権力はあるけれども満たされない状態が続いていたのでしょう。
モーガン自身も、この画家の絵を数十年前に婚約者と一緒にながめたことを覚えています。
グロリアとモーガンの生涯をかけた恋愛が一枚の絵を介してつながったとみることができるのかもしれません。
だからこそモーガンは、必死になってグロリアの死の真相を解き明かそうとしたのかもしれません。
気になる次回は
⇒ ドクターモーガンのNY事件簿の第5話【繰り返す歴史】
主な登場人物に関する情報は、こちらにまとめてあります。
⇒ ドクターモーガンのNY事件簿のキャストまとめ
ドクターモーガンのNY事件簿の第4話ネットでの評価や反応は？【海外ドラマ】
ドクターモーガン見ると毎回終わりで泣いちゃうわね。
— 左 (@nmrtyare) October 29, 2018
まとめ
ヨアン・グリフィズ主演海外ドラマ『フォーエバー ドクターモーガンのNY事件簿』第4話【思い出の美術館】のあらすじネタバレと感想をまとめました。
記事の後半では、ドラマのネットでの評価や反応が紹介してあります。
ひきつづき、第5話【繰り返す歴史】以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。
