スティーヴン・キング原作の海外ドラマ『キャッスルロック』シーズン2第3話【壊れゆく世界】(原題:Ties That Bind)のあらすじネタバレと感想がまとめてあります。
前回はこちら
⇒ キャッスルロック2第2話【不協和音】
キャッスルロック2第3話のあらすじネタバレと感想【スティーヴン・キング海外ドラマ】
シーズン2第3話【壊れゆく世界】
アニー(リジー・キャプラン)の目には、エース(ポール・スパークス)の姿が見えています。
殺したはずの男が見えるのは、薬が効いていないからに違いない・・・、そう考えるのが普通ですよね。ナディア(ユスラ・ワーサマ)はブレンドの1つだけをジェネリックに変えたと言ってますけど、アンは聞く耳を持ちません。
あまりにもハッキリと見えるので、エースがちゃんと死んだかどうかを確かめる必要が出てきました。もしかしたら、殺して穴に落としたのが幻覚で、そもそもエースは来てなかったのかも。
アニーは死体を探しに出かけます。
モールの建設現場に行くと、すでにコンクリートが打設された後でした。あれほど巨大な空間があったのに、どうしてコンクリを打ててるんでしょうかね。人が落ちるような穴ならば、例え浅くても気づきそうなものですけれど。
とにかく、マーステン側からもう一度、戻れば穴の中を調べられるはず。
しかし、地下への通路はカギがかけられています。後ろにはチラチラと黒い人影が見え、アニーには意味の分からない言葉を話し始めました。何だか怒っているような、警告しているような口調ですね。そして、アニーはその場から逃げ去ります。
あまりにもリアルなエースの姿はポップ(ティム・ロビンス)にも見えていますし、会話もできるのです。こちらの幻覚は脳卒中の影響かも知れません。エースの幻覚はトイレに行って自分の姿を確かめ、酒を飲みながらトラックを運転し・・・。
いや、これは幻覚じゃないですよ。エースは明らかに実在しています。
死体を穴に入れたら甦るって、まるで『ペット・セメタリー』みたいじゃないですか。元々、大人しいとは言えない人物ですから、凶暴になっているのかどうかは分かりませんけれど。
マーステンに何かあるのは間違いないですし、このシーズンで何かが起きるのも、ここになるでしょう。
マーステンのほかに気になる場所と言えば、キャッスルレイクです。
ジョイ(エルシー・フィッシャー)は「下から変な音が聞こえる」と言っていますし、チャンス(アビー・コリガン)によれば「悪いことは全部、キャッスルレイクから始まる」そうです。
第1シーズンでもそうでしたから、この湖はキャッスルロックの全シーズンを通してカギになる場所ですね。
今回の見どころは、やはりアニーの脱出シーンでしょう。
アニーが手の付けられない状態だと判断したジョイは、彼女に鎮静剤を打ってベッドに縛り付けてしまいました。アニーは、『ミザリー』の時と逆の立場になってしまったのです。
ロープを切るためにグラスを割りますが、いくら頑張っても口に咥えた破片がロープに届きません。彼女は血だらけになりながらもがき、無理やりな体勢で力いっぱい体をねじり、ついに自分の肩を外してしまうのです。
痛そうという感じより、怖さの方が大きいシーンですね。
やはり、彼女は狂っています。幻覚と現実が交錯する中、「お前は彼女を殺す」と予言する男。今、アニーが見ているのはどちらの世界なのか。激しい雷雨の中、彼女はこれからどうするつもりなのか。
拾った薬が効いてくれれば良いのですが。そうでなければ、ジョイの身に危険が迫ることになるでしょうから。
気になる次回はこちら
⇒ キャッスルロック2第4話【贖罪】
まとめ
スティーヴン・キング原作の海外ドラマ『キャッスルロック』シーズン2第3話【壊れゆく世界】のあらすじネタバレと感想をまとめました。
ひきつづき、シーズン2第4話【贖罪】以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。
キャッスルロックの動画情報やエピソード一覧は、こちらにまとめてあります。
⇒ キャッスルロックの動画配信を無料視聴する方法