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ミステリー

キャッスルロック2第1話のあらすじネタバレ!アニーが町へ【海外ドラマ】

スティーヴン・キング原作の海外ドラマ『キャッスルロック』シーズン2第1話【偶然と必然】(原題:Let the River Run)のあらすじネタバレと感想がまとめてあります。

前回はこちら
キャッスルロック第10話(最終回)【罪の報い】

キャッスルロック2第1話のあらすじネタバレと感想【スティーヴン・キング海外ドラマ】

シーズン2第1話【偶然と必然】

いきなり登場するのは、血まみれの女性です。

森の中をさまよう彼女が持っているのは、『貪欲な天使』と書かれた箱。この箱は書類ケースか何かでしょうか。でも、『コールドケース』で、こういう箱をたくさん見た記憶があります。

事件が解決すると”CLOSED”と書かれる、証拠品を詰めた箱ですね。彼女は水辺で立ち止まります。

雰囲気ががらりと変わり、”Let the River Run”が流れる中、聴診器をかけた彼女が歩いています。薬をごっそり持ち出した後で、娘と一緒に出発です。景色とナンバープレートは次々に切り替わりますけれど、車のバンパーがいつも同じ。

母親(リジー・キャプラン)は微妙に老け、娘(エルシー・フィッシャー)はどんどん成長していきます。

ナンバープレートの写真を拒否するのは、少しでも痕跡を残したくないから。この母子は逃亡者なのです。そんな彼女たちがたどり着いたのは、もちろんキャッスルロック。

400周年を迎えた、呪われた町・・・。少しでも祝賀ムードを盛り上げようとしているのでしょうが、闇夜に浮かぶ案山子(かかし)は不気味と言うほかありませんね。

こんな感じで始まったドラマ『キャッスルロック2』ですが、気になるのはシーズン1との繋がりがあるのかどうかですね。

第1話を見る限りでは、物語として繋がっているような雰囲気はありません。クロスオーバーという意味では繋がるのですけど、続きものとはちょっと違います。同じ町を舞台にした、シーズン単位のオムニバスという認識で良いでしょう・・・、今の所は。

第1話は暗いシーンが多いのも特徴です。

このせいで、見ているこちらも、なぜか息をひそめてしまうんですよ。特に母親がナディア・ハウルワダーグ(ユスラ・ワーサマ)――通称ドクター・H――の家に忍び込むシーンは緊張しますね。

その緊張感は、居候しているナディアの兄アブディ(バーカッド・アブディ)が帰宅し、銃を抜いたところで最高潮に。モニターに食らいつかんばかりに見入っている時、ガシャンと言う音とともに投げ込まれたのは火炎瓶。

火炎瓶を投げ込んだのは、アブディとトラブル真っ最中のジョン”エース”・メリル(ポール・スパークス)。気が張っているところを驚かすなんてとんでもない奴ですが、彼に驚かされるのは、これで最後になります。

エースは、このドラマ最初の被害者になるのですから。凶器はアイスクリームスクープ。食べかけのトウモロコシほどのインパクトはありませんけれど、十分驚きの凶器です。

さて、そろそろ”母親”とか”娘”という呼び方はやめにしましょう。娘の名前はジョイ。そして、母親の名前はアン・インガルス・・・ではなく、アニー・マリー・ウィルクス。『ミザリー』で作家を監禁した、あの女なのです。

事前の情報がまったく無くても、映画を見た方ならば髪型や服装で気付いたかもしれません。

この名前を聞けば、あの情緒不安定さも頷けます。独自ブレンドの向精神薬が切れた時の、凄まじいキレっぷりを見てください。投げキッスをしたかと思えば足を折る、そんな人物の片鱗が見えてきます。

この人を出してしまったからには、魔女伝説とか必要ないかもしれません。

それでも、キャッスルロックには禍々しい力が働いているのです。シーズン1では正常な人間すら狂気に陥れた町。アニーほどの逸材がその影響を受けたら、どれほど恐ろしい事が起きるのか。

楽しみと言うべきでしょうか、それとも恐れるべきでしょうか。

気になる次回はこちら
キャッスルロック2第2話【不協和音】

まとめ

スティーヴン・キング原作の海外ドラマ『キャッスルロック』シーズン2第1話【偶然と必然】のあらすじネタバレと感想をまとめました。

ひきつづき、シーズン2第2話【不協和音】以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。

ドラちゃん
ドラちゃん
アニーの娘ジョイ役は、映画『エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ』でケイラを演じていたエルシー・フィッシャー。今後の活躍が楽しみです。

キャッスルロックの動画情報やエピソード一覧は、こちらにまとめてあります。
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