クリストファー・メローニ主演映画『ナッシング・バッド』【監督:ジョエル・サーノウ|原題:Small Time】(2014年)の動画フルを無料視聴する安全な方法をご紹介します。
また、記事の後半では、ネタバレ感想と評価をまとめました。
ナッシング・バッドの動画フルを無料視聴する安全な方法【映画】
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ナッシング・バッドはパンドラなどの動画共有サイトでは無料で見られないの?【映画】
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ナッシング・バッドのネタバレ感想と評価【映画】
中古車ディーラーを経営するアル(クリストファー・メローニ)には、離婚によって離れて暮らす息子フレディ(デヴォン・ボスティック)がいます。フレディは高校卒業を迎えるにあたり、大学進学をせずに父の店で働きたいと言い出すのでした。
アルの別れた妻バーバラ(ブリジット・モイナハン)の猛反対をよそに、フレディは中古車セールスマンとして働き始めます。映画『ナッシング・バッド』は、主にアルの目線から、フレディが店で働いた時間を描き、子どもの自立や大人になることの意味、そのことが親に与える影響などが語られる物語です。
物語の中心は、当然、アルを中心とした人間関係にあるのですが、この人間関係に微妙な影響を与えているのが中古車ディーラという商売です。アルは共同経営者のマルティーニ(ディーン・ノリス)と現在の店を始めます。開店当初はなかなか上手くいきませんでした。
けれども、現在は店も軌道に乗り、手広くとはいかないまでも堅実にビジネスを展開しています。買う気がない客に話を聞いてもらう、あるいは一度、考えてから返事をしたいという客に即決させなくてはならない商売なので、時に2人は小芝居をすることで客の購買意欲をあおるのです。
まさに口八丁の商売ですから、世間的にはあまり尊敬を集められる商売ではありません。バーバラや彼女の現在の夫も中古車ディーラを毛嫌いしていました。他方でアルは自分で始めた商売ですから、引け目には感じても、自らの職業に誇りを持っていると言えます。
しかし、フレディが自分の店で働き始め、自分と同じように口八丁に車を売り始め、人間的に変わり始めるとアルの職業観も揺らぎ出すように感じました。確かにフレディはビジネスマンとして日々成長を遂げるようになります。
しかし、高校を卒業した当初の謙虚さや他者に対する敬いは消え失せ、ごう慢な態度が目立つようになり、汚い言葉を平気で使う、セクハラまがいの言葉まで日常的に使うようになってしまうのでした。
そんなフレディの変化を目の当たりにしたアルは、フレディを大学に戻すことを決意します。中古車業は子どもが一生の職業として選択するには、失うものが多すぎるとアルは感じるようになったからです。
アルは自分の人生を振り返り、中古車業ではそれなりの成功を収めたけれども、代償として家族を失ったことに気付きます。マルティーニも離婚を経験していました。
また、アルの離婚も中古車が売れないことがきっかけです。どこか自分の職業に対する自信が揺らぎ始めているのだと思います。
アルはフレディを大学に戻すために解雇という厳しい形をとることを決断しました。フレディは大学に戻りますが、アル自身はしばらく旅に出て、自分を考え直す時間を作ります。
息子を大学に行かせなくてはならないことに気づき、再び離れ離れになったことを悔いるのであれば、自分を見直す旅などする必要はありません。
自分の職業に対するこれまでのプライドが揺らぎ、さらに突き詰めると自分のこれまでの人生に対して自信が持てなくなったことが、アルをいても立ってもいられない状況にしたのだと感じました。
解雇を通告されたフレディとアルは、喧嘩同然の別れとなりましたが、後にフレディからの手紙により和解、以前同様の仲の良さを取り戻します。
アルが伝えようとしていることにフレディが気付いたことが大きなきっかけであり、結果としてフレディにとってアルの店で働き解雇されたことはフレディの人間的成長を実現しました。
他方でアルにとっては、フレディと働いた経験は、自分自身の人生を振り返り、何が大切なことかを再確認するうえで非常に有意義なものであったといえます。以前からつき合っていた恋人リンダ(ガーセル・ボヴェイ)との再婚を決めたことがこのことを物語っているでしょう。
父と息子の関係を描いた物語ではあるものの、物語全体として、父親の自分を映し出す鏡としての息子を見る目や、それによって父親に起きる内面的変化や成長が主に描かれている点で、大人の物語を感じさせる作品でした。
まとめ
クリストファー・メローニ主演映画『ナッシング・バッド』の動画フルを無料視聴する安全な方法を紹介しました。
そして、記事の後半では、ネタバレ感想と評価がまとめてあります。