海外ドラマ『グッドドクター3 名医の条件』第18話【失恋の手ほどき】(原題:Heartbreak)のあらすじとネタバレ感想がまとめてあります。
前回の話はこちら
⇒ グッドドクター3第17話【修復の方法】
グッドドクター3第18話のあらすじとネタバレ感想【海外ドラマ】
シーズン3第18話【失恋の手ほどき】
カーリーとリア(ペイジ・スパーラ)に連続で振られてしまったショーン(フレディ・ハイモア)は、落ち込んだせいで同僚や患者に八つ当たりをしています。
「何もかもどうでもいい」と言わせるほどの喪失感や敗北感は、ショーンが初めて経験するものです。
恋愛関係自体が初めてですから、当然、失恋したこともありません。
彼は、この気持ちをどう処理すればよいのか分からないのです。
今回は、”ケリの付け方”がテーマになっています。
まずは、ショーンとあまり関係のない農夫のタイソン(トム・スティーヴンス)から。
両腕を機械に巻き込まれ、回復のため何度も手術に耐えてきたタイソン。
彼の治療方針では、オードリー(クリスティーナ・チャン)とアンドリュース(ヒル・ハーパー)が対立しています。
痛くても不便でも自分の腕を使いたいという想いを叶えたかったオードリーですが、もう、これ以上手の施しようがないと判断した時、「腕は諦めて」とハッキリ伝えていますよね。
一見、冷たく見えますけど、この一言のおかげでタイソンは踏ん切りがつきました。
両腕を切除するシーンは結構どぎついですが、取り付けられた義肢の精巧さと、それを扱うタイソンの器用さには驚くばかりです。
もう、どうしようもないのであれば、今できることに全力で当たるという主義なのでしょう。
彼の手術を担当したモーガン(フィオナ・グーベルマン)は、これを最後の手術にするつもりでした。
しかし、自分の成し遂げた結果を見てしまった今、まだまだ外科医としてメスを振るおうと思い直したのです。
手の手術を受ければ一時的に痛みから解放されますが、その代償は数年後に指が変形して普通の生活すらままならなくなること。
諦めが悪く見えますけれど、モーガンは1人でも多くの患者を救うために自分の生活を捨てたのです。
これも、また1つのケリの付け方ですね。
次に、小人症のセールスマン、フィン(ニック・ノヴィツキ)のケースです。
ショーンに八つ当たりされている彼は、プレイボーイだけあって「女に捨てられたんだろ」と見事に言い当てています。
彼自身も普通とは言い難い体格のせいで色々と苦労してきましたが、その過程で自分のトーク力に気付けたのです。
フィンは出来ない事にこだわらず、自分の取柄を伸ばしました。
おかげで二股をかけられるくらいモテますし、セールスも上手く行ってポルシェに乗れるくらい稼いでいます。
しかし、面会時間の調整に失敗して二股がバレてしまいました。
怒った彼女は、バットでポルシェを滅茶苦茶に破壊します。
それでもフィンはめげません。
失った関係も壊れた車もスッパリと諦めて、とっとと次に進むのが彼の流儀。
女は、またナンパすればいいし、車は修理すればよいのです。
自分につらく当たったショーンの事も気にかけていて、しっかりと看護師を紹介しています。
さて、ショーンはどうしたか。
残念ながら、看護師とのデートは気分が乗りませんし、フィンの元カノを参考にリアの愛車”赤い稲妻”をバットで壊そうとしても出来ません。
結局、リアを失った痛みを乗り越えるために彼が採った手段は、彼女を貶めて嫌う事でした。
誰からも好かれないし何をやっても続かない、上っ面だけの、偏見に満ちた女。
気にしている事を全部、言われたリアに注目です。
ショックと怒り、そして、悲しみがないまぜになった複雑な表情をしていますね。
傷つけられた仕返しなのは分かりますけど、いくら何でもショーンの言葉はキツ過ぎです。
ショーンにとって、ここまでしないと振り切れないのがリアに対する想いなのでしょう。
このまま2人は終わってしまうのか、それとも新たな局面を迎えるのか。
次回からは、いよいよ2本立ての最終回です。
ショーンとリアがどうなるのかを、しっかりと見届けることにしましょう。
気になる次回はこちら
⇒ グッドドクター3第19話【大地震の日】
まとめ
海外ドラマ『グッドドクター3 名医の条件』の第18話【失恋の手ほどき】のあらすじとネタバレ感想をまとめました。
ひきつづき、シーズン3第19話【大地震の日】以降も情報アップしていくので、お待ちくださいね。
グッドドクターの動画情報やエピソード一覧は、こちらにまとめてあります。
⇒ グッドドクターの動画配信を無料視聴する方法