海外ドラマ『グッドドクター3 名医の条件』第11話【秘密と過ち】(原題:Fractured)のあらすじネタバレと感想がまとめてあります。
前回の話はこちら
⇒ グッドドクター3第10話【帰郷】
グッドドクター3第11話のあらすじネタバレと感想【海外ドラマ】
シーズン3第11話【秘密と過ち】
今回、やってくる患者は2組。
そして、どちらも厄介な秘密を抱えています。
骨折で運び込まれたケリー(ミローナ・ジャクソン)は、頑なに麻酔を拒みます。
アレルギーみたいな振りをしていますけど、麻薬性の薬を使えない理由となれば、予想は簡単です。
彼女には、夫にも子供にも話していない秘密がありました。
もう1人の患者は、腸閉そくを起こしたルカ(モイゼス・アリアス)。
彼が拒否するのはレントゲン検査で、理由は保険がないからとのことです。
アメリカの高額な医療費を考えると、心配になるのも分かりますよね。
しかし、腸閉そくで、腸を透かして見る検査を拒否し、やたらと退院したがる患者・・・元警官のアレックス(ウィル・ユン・リー)がその正体に気付かないはずがありません。
「何を運んでるんだ」の一言で、ルカの表情はみるみる変化していきます。
さらに、もう1人の厄介な患者がクレア(アントニア・トーマス)です。
カウンセラーは母親から言われた言葉を聞き出そうとしていますが、クレアははぐらかすばかり。
クレアが傷つき、そして、目を背けたいような言葉。
これが分からない限り、根本的なカウンセリングの進めようがないのです。
彼女が母親を許すにしても決別するにしても、決着を付けられないまま母親が死んでしまいましたからね。
やり場のないストレスの原因を見つめない限り、クレアは、また自滅的な行動に出るかもしれません。
とまあ色々あるのですが、やはり気になるのはショーン(フレディ・ハイモア)とリア(ペイジ・スパーラ)、そして、カーリー(ジャシカ・ニコル)の関係です。
前回のエンディングから1晩。
やはり、ショーンとリアは一緒に寝ていました。
グラスマン(リチャード・シフ)が深刻な顔で言った「コンドームは使ったのか」というセリフも無理はありませんけれど、ショーンが「一緒に寝た」と言えば、それは本当に睡眠のことですからね。
もちろん、”異性の友達と一緒のベッドで1晩過ごした”なんて聞かされたら、いくら理解のあるカーリーでも穏やかではいられません。
苦労してようやく作った8秒の記録を、別の男がいる女にあっさり抜かれてしまったのですから。
カーリーとしては、ショーンが自分に心を開いていないんだと思い知らされるばかりです。
注目していただきたいのは、ショーンがどちらと付き合うべきか検討しているシーンです。
彼がやっているのは、選択に迷った時に使うメソッド。
選択肢ごとに利点と欠点を思いつくかぎり挙げ、その中から最も重要視すべき要素を選んで、選択の助けにするというものです。
確かにこれは良い方法なのですが、ショーンの仕分け方はとても事務的に見えますね。
まるで、セダンとミニバンのどちらを買うべきか悩んでいるみたいです。
それにしても、未だにトイレットペーパーの件を根に持っているとは・・・。
そして、ショーンが何かを選ぶ基準は”自分にとって良いかどうか”だけです。
質問をされれば答え、相手が怒ったり悲しんでいるとみればその理由を聞きますけど、それは相手への興味ではありません。
相手の感情が自分に良くない影響を及ぼすかもしれないから、その原因を取り除こうとしているだけ。
デートのプランで悩んだり、リアとの同居を解消したりするのは、自分がカーリーに嫌われたくないからであって、カーリーを気遣っているからではないのです。
カーリーが惚れた純粋さとは、裏を返せば他のことに興味がないという証。
いつか、この純粋さが、カーリーをもっと深く傷つけることになるでしょう。
気になる次回はこちら
⇒ グッドドクター3第12話【プロムの夜】
まとめ
海外ドラマ『グッドドクター3 名医の条件』の第11話【秘密と過ち】のあらすじネタバレと感想をまとめました。
ひきつづき、シーズン3第12話【プロムの夜】以降も情報アップしていくので、お待ちくださいね。
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