海外ドラマ『コードネーム:ウイスキー・キャバリエ ふたりは最強スパイ(Whiskey Cavalier)』第6話【5人のスパイ&ベビー】(原題:Five Spies and a Baby)のあらすじとネタバレ感想がまとめてあります。
前回の話はこちら
⇒ ウイスキー・キャバリエ第5話【イングリッシュ・ジョブ】
ウイスキー・キャバリエ第6話のあらすじとネタバレ感想【海外ドラマ】
第6話【5人のスパイ&ベビー】
情に厚くてほだされやすく、惚れっぽくて涙もろい捜査官。これがウィル・チェイス(スコット・フォーリー)です。オープニングムービーでも涙を拭いて現れるくらい、涙は彼を表すアイコンになっています。
そんなウィルが最初にこなす任務は、薬の密売に関するもの。
トラックを強奪して終わりの簡単な任務ですが、当然、相手だって護衛を付けています。サッカーファンの振りをして接近し、ジェイ(ヴィール・ダース)と2人でいきなり襲い掛かります。
ここで驚かされるのが、ジェイのナイフ捌きです。
ナイフをチャカチャカ玩ぶだけでなく、一瞬のうちに複数回、切りつける見事な早わざ。脇を狙っているのは、太い血管を切って確実に殺すためでしょう。前回、ナイフをちらつかせたのはハッタリではなく、彼は本当にナイフコンバットの達人だったのです。
そんな達人が投げたナイフをキャッチするとんでもない女(マリカ・ドミンスク)がいますけど、何とか任務は成功。
しかし、トラックに赤ん坊が積まれていたことを切っ掛けに、ウィルとフランキー(ローレン・コーハン)のチームは初めての非公式任務へと赴くのです。
目的は、ウィルジュニアを母親のもとに返し、赤ん坊の密売組織を潰すこと。アメリカ政府の援助は一切ありません。
ブルガリアに飛んではいませんけど、レイ(ジョシュ・ホプキンス)も、その実力をさらりと見せつけてくれますね。彼の場合は格闘術や射撃ではなく、無茶な段取りを組む手腕と人脈です。
移動手段や宿は全てレイが個人で手配していますし、オンライン決済しているからには料金も彼が支払っているはず。しかも、この手配は本来の仕事をこなしながら行っているのです。
コントロールルームを離れてノートブックPC1台だけになっても、異国の地で命を懸ける仲間をバッチリサポートしているじゃないですか。
レイは、現場で活躍できないから留守番をさせられているのではありません。彼の能力を最も発揮できるのは全体の段取りであり、本人もそれをよく解っているのです。悪ノリが過ぎますし、仲間の婚約者を寝取る手の早さもありますが、能力自体は高いんですよ。
さて、最初に”情に厚い”と書きましたけれど、ウィルが情の厚さを見せるのは敵以外に対してのみ。
人身売買組織のアジトを襲撃した時、彼とフランキーで何人、殺したのか見てください。そこには、情の入り込む余地など微塵もありません。
今回、チームの面々はキャンピングカーで移動しつつウィルジュニアの世話をしています。スーザン(アナ・オルティス)とフランキーは母性本能を存分に発揮し、エドガー(タイラー・ジェームズ・ウィリアムズ)は楽しいおじさんの役割を果たしていますね。
しかし、ジェイだけは違います。
なぜならば、彼は潔癖症だからです。おむつの中にうんちする赤ん坊は、彼に言わせれば雑菌の塊みたいなもの。どうしても触ることができませんし、好きにもなれません。
でも最後になると、ジェイもウィルジュニアに情が移っていたんですね。格好つけの彼にとって、別れで涙を見せる男だなんて有りえないはず。しかも、相手は、つい最近、会ったばかりの赤ん坊。だから、ジェイは涙を流さないように頑張って目に溜めているのです。
赤ん坊を切っ掛けにして、キャラクターの肉付けを行った第6話。
最後に、どうして赤ん坊はウィルジュニア(本名はコンスタンティンですけど)と名付けられたか考えてみました。やはり、答えは1つしか思い浮かびません。
たぶん・・・、どちらもよく泣くからでしょう。
気になる次回はこちら
⇒ ウイスキー・キャバリエ第7話【トラブルはスペインで】
まとめ
海外ドラマ『コードネーム:ウイスキー・キャバリエ ふたりは最強スパイ』第6話【5人のスパイ&ベビー】のあらすじとネタバレ感想をまとめました。
ひきつづき、第7話【トラブルはスペインで】以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。
ウイスキー・キャバリエの動画情報やエピソード一覧は、こちらにまとめてあります。
⇒ ウイスキー・キャバリエの動画配信を無料視聴する方法