映画『ザスーラ』【監督：ジョン・ファヴロー｜原作：クリス・ヴァン・オールズバーグ｜原題：Zathura: A Space Adventure】（2005年）の動画配信を無料視聴する安全な方法をご紹介します。
また、記事の後半では、ネタバレ感想と評価をまとめました。
ザスーラの動画配信を無料視聴する安全な方法【映画】
下記のVOD（ビデオオンデマンド）サービスで、映画『ザスーラ』日本語吹き替え版および字幕版のフル動画が配信されています。
| U-NEXT | 〇 |
|---|---|
| Hulu | △ |
| Amazonプライム | △ |
| Netflix | × |
（〇：見放題配信｜△：有料配信｜×：動画配信をしていない）
残念ながら、Netflixでは動画配信されていませんでした。
※Netflix（ネットフリックス）は、2019年12月3日に無料体験キャンペーンが終了しています。ですから、登録した時点で、通常料金が必要になりました。
※紹介しているVODサービスの情報は2023年6月10日時点のものです。現在は配信終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、最新の配信状況を各公式ホームページにてご確認ください。
ザスーラ(映画)の動画配信を見るならU-NEXT
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ザスーラはパンドラなどの動画共有サイトでは無料で見られないの？【映画】
下記のサイトに動画を無料で見られるようにアップされていることがあります。
- Pandora（パンドラ）
- Dailymotion（デイリーモーション）
ただし、最近では著作権違反ということで違法アップロードされた動画は削除されるまでの期間が短くなっています。
随時、サイトで確認すれば、新たにアップされた動画を見つけることができるかもしれません。
さらに、動画共有サイトには、次のようなリスクがあります。
画質が悪く、ウイルス感染する恐れもあるので、快適に視聴できるとは言えません。
もし、動画共有サイトで視聴するときは、自己責任でお願いします。
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ザスーラのネタバレ感想と評価【映画】
映画『ザスーラ』は、『ジュマンジ』と同じ原作者クリス・ヴァン・オールズバーグによる物語。
すごろく形式のゲームを始めると、ゲームに提示された出来事が実際に起きて大混乱に陥るというもので、物語の基本的骨格は『ジュマンジ』と同一です。
しかし、『ザスーラ』というゲームは、舞台が宇宙空間であるため、『ジュマンジ』のようにゲームで提示された世界が現実の都市を巻き込んだ大混乱を引き起こすことはありません。
ゲームの世界に巻き込まれるのはゲームに参加する3人の子供たちだけであり、宇宙という隔絶した空間に放り込まれた子供たちの生還できないかもしれない恐怖が強調されています。
ゲームとはいっても、『ジュマンジ』同様に『ザスーラ』も残忍な一面を持っています。
少年たちがゲームの途中で遭遇する宇宙飛行士は、かつてのゲームの参加者であり、15年間もゲームの世界に閉じ込められていました。
また、子供たちを攻撃する異星人は残忍で、情け容赦なく子供たちの家を攻撃します。
けれども、家が宇宙空間を漂う、そして、家の中で電気がつき、ガスを使うことができるという、都市機能を備えた家がその機能を保持したまま宇宙空間を漂うなど、物語にはどこか無邪気な空気も漂っているのです。
このあたりに、映画『ザスーラ』で描かれる物語が、子供のごっこ遊びを参考にしながら、大人の発想に基づく物語を面白くするための様々な要素、例えば無慈悲な異星人を登場させることなどを盛り込むことで成立しているのがわかります。
本作では、異星人や彼らが乗る宇宙船、あるいは作品中に登場するロボットの容姿をおもちゃのようなものにすることにより、子供たちに危害を及ぼす存在であっても、そこまで恐怖を感じさせる存在としては描かれていません。
このことは物語がどちらかといえば子供たちの豊かな想像力を描くことに力点が置かれていることを意味しています。
異星人との戦いなど、宇宙でのサバイバルも描かれますが、次第に物語は主人公兄弟の関係に収斂していきました。
かまってもらいたくて、しばしばちょっかいを出してくる弟ダニー（ジョナ・ボボ）を兄ウォルター（ジョシュ・ハッチャーソン）は面倒くさく感じており、そうした感情は時に爆発します。
物語序盤ではこうした兄弟のあり方、とりわけ弟を面倒くさく思う兄の感情が描かれていました。
そして、ゲームの世界に閉じ込められていた宇宙飛行士（ダックス・シェパード）が、実は未来の自分だと判明することにより、物語のテーマは、実は幼少期の兄弟の関係であることがわかったのです。
兄弟の両親は離婚しており、兄弟は父と母の家を行ったり来たりしているという、物語冒頭で描かれた兄弟の置かれた境遇が、重要な伏線であったことに気づきます。
冒頭の兄弟の間の微妙な空気、その後の宇宙空間に突然、放り込まれることによって感じる孤独と恐怖といった感情が、物語の終盤ではすべて兄弟の大切さを実感し、人間的に大きく成長するきっかけとなっている方向へ向かっていきました。
こうした展開が、映画『ザスーラ』は、ただのスペースアドヴェンチャーに終わらない物語の深さを感じさせるのです。
物語では、兄弟の上にハイティーンの姉リサ（クリステン・スチュワート）が登場します。
ところが、あえて彼女の問題を深堀りせずに、兄弟の物語に限定したことが、物語をわかりやすくし、テーマが伝わりやすくなったのだと感じます。
リサ役のクリステン・スチュワートは、ジョディ・フォスター主演映画『パニック・ルーム』に糖尿病を患う娘サラを演じて注目されました。
⇒ パニック・ルームの動画情報
まとめ
映画『ザスーラ』の動画フルを無料視聴する安全な方法を紹介しました。
そして、記事の後半では、ネタバレ感想と評価がまとめてあります。
