海外ドラマ『グッドドクター2 名医の条件』第15話【決断と代償】(原題:Risk and Reward)のあらすじネタバレと感想がまとめてあります。
前回の話はこちら
⇒ グッドドクター2第14話【ぬぐえぬ思い】
グッドドクター2第15話のあらすじネタバレと感想【海外ドラマ】
シーズン2第15話【決断と代償】
自閉症の特徴として、変化を嫌うというのものがあります。ショーン(フレディ・ハイモア)自身の習慣で言えば、朝食や昼食のメニューがパンケーキの枚数まで厳密に決まっていますし、トイレットペーパーの銘柄も決まっています。
きっちり同じ時間に起きて、同じ時間に寝る生活を送っていますけど、これはショーン自身がある程度、制御できる範囲です。
しかし、環境の変化に関してはそうもいきません。例えば、水道の蛇口から漏れていた水が止まったことが気になって、夜中に工具を探したこともありました。リンゴを買いに行く途中に強盗に出くわしてもうまく対処できませんし、いつもと違う蛍光管のノイズでまったく集中できなくなったりしますよね。
そんなショーンの前に、新しい外科部長のハン(ダニエル・デイ・キム)が現れました。アンドリュース(ヒル・ハーパー)の兼任が問題視されましたから、その対策としてでしょう。
上司というのは職場環境の中で大きな割合を占めており、ショーンにとってはかなり大きな変化になります。これは相当、厄介になりそうだと思っていたら、実は意外と慌てたりしていません。
たしかに鉗子を落としたりしてますし、そこでハンの言った「5秒ルール」に対しても本当に「拾って使え」という指示かどうか迷っていますよね。それでもパニックに陥ったりしていないのは、ショーンが対処の仕方を身に着けてきた証拠だと思います。
ショーンがハンと共に担当している患者は、腸が飛び出て心臓に穴が開いている新生児。心臓の穴をふさがなければ腸の手術は出来ず、両親はこのまま娘を安楽死させるか、心臓の手術を先に行ったうえで成功率1割の腸の手術に臨むのかという選択を迫られています。
何とか心臓の処置を終え、人工心肺から切り替えたとたん、肺の血管が圧力に耐えられないことが判明しました。手術室の全員が赤ん坊を見送る中、ショーンの気づきによって奇跡的に回復します。これは相当な大手柄ですから、ハンもショーンのことを見直したはずです。
ところが、ハンはショーンを病理に異動させることを決めました。この人事異動ですが、ハンの意地悪とかではありません。どちらかというと、ショーンの能力を認めたからこその異動なんですよ。
ショーンは膨大な知識をため込み、それをとっさに引き出すことができます。普通は気づけないような小さな違いも見逃しませんし、何と言っても病理はラボの中で仕事をしますから、患者とのコミュニケーション能力を気にする必要がないのです。
ショーンにとって、全身の細胞に関する知識を持つ必要がある病理医はうってつけの職業であり、病理の道に進めばグッドドクターどころかベストドクターになれること間違いありません。
でも、ショーンは外科に拘りがあるみたいですね。環境の変化云々ではなく、もっと別な理由がありそうです。この拘りがハンとの摩擦を生み出すことも、また間違いないでしょう。
今回から、製作総指揮のひとり、ダニエル・デイ・キムがジャクソン・ハン外科部長として登場しています。ダニエル・デイ・キムはドラマ『LOST』や『ハワイファイブオー(HAWAII FIVE-0)』が有名な出演作品です。
⇒ ハワイファイブオーの動画情報
気になる次回は
⇒ グッドドクター2第16話【信じる心】
まとめ
海外ドラマ『グッドドクター2 名医の条件』の第15話【決断と代償】のあらすじネタバレと感想をまとめました。
ひきつづき、シーズン2第16話【信じる心】以降も情報アップしていくので、お待ちくださいね。
グッドドクターの動画情報やエピソード一覧は、こちらにまとめてあります。
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