ハル・ベリー主演映画『チェイサー』【監督:ルイス・プリエト|原題:Kidnap】(2017年)の動画配信を無料視聴する安全な方法をご紹介します。
また、記事の後半では、ネタバレ感想と評価をまとめました。
チェイサー(映画)の動画配信を無料視聴する安全な方法【ハルベリー主演】
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U-NEXT | 〇 |
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チェイサー(映画)はパンドラなどの動画共有サイトでは無料で見られないの?【ハルベリー主演】
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もし、動画共有サイトで視聴するときは、自己責任でお願いします。
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チェイサー(映画)のネタバレ感想と評価【ハルベリー主演】
映画『チェイサー』は、誘拐された息子を奪い返すためにひたすら犯人を追跡し続ける母親の物語です。
主人公カーラ(ハル・ベリー)はレストランでウェイトレスとして働くシングルマザーです。
彼女には6歳になる息子フランキー(セイジ・コレア)がいますが、元夫からはフランキーの完全な親権を求められている状況にあります。
ある日、カーラはフランキーを公園に遊びに連れていきますが、公園で電話に出ていたちょっとした瞬間に息子を連れ去られてしまうのです。
公園の駐車場で犯人の車に引きずり込まれるフランキーを目撃したカーラは、自分の車で犯人を追跡していきます。
ここから延々とカーラと犯人の追跡劇が展開されます。
映画『チェイサー』の魅力は、主に高速道路で展開される犯人とカーラの車での追跡劇にあります。
犯人は道路を蛇行する、無茶な進路変更をするなど、いわゆる無謀運転でカーラの追跡をかわそうとするのですが、カーラは必死になってつかず離れずの位置に車を保ちます。
アクション映画として『チェイサー』を観ると、派手なクラッシュなどはなく、本作の追跡劇は物足りないのかもしれません。
しかし、公園での誘拐劇が平凡な日常の中で突然に起きた出来事で犯人の正体がわからず、逃走する車も得体の知れないオンボロ車であるため、何が起こるか全く予測がつきません。
また、逃走車の運転も危なっかしく、ぶつかるかもしれない、大事故が起こるかもしれないという意識をもって追跡劇を眺めることとなり、迫力と緊張感に満ちたシーンとなります。
しかし、残念なのは物語の序盤に、息子の誘拐の背後に何らかの陰謀が存在していることを匂わせていることです。
公園でカーラが出た電話は、息子の親権を求めてカーラの元夫が裁判を起こすことを知らせるものでした。
その電話の直後に息子が誘拐されたことから、息子の誘拐は元夫が背後で何者かを雇い計画したものではないかという推理を持って追跡劇を眺めることになります。
そのため、次の展開、例えばカーラの元夫が登場するなどの陰謀の存在を物語に期待してしまうのです。
ところが、実際には、ひたすらカーチェイスが展開されることになります。
その結果、物語が展開しないことにどこかイライラしながら追跡劇を追っていくこととなってしまうのでした。
カーラにかかった電話は、息子の親権が奪われるかもしれないというカーラの危機的状況を明かすことによって、息子を自分の手で奪還しなくてはならないとする彼女の決意の強さを強調する効果があります。
けれども、それ以上に、背後にうごめく陰謀の存在を示唆させるため不要であったように感じました。
物語は、カーラが犯人の自宅を突き止めて息子を無事に救出し、犯人夫婦はカーラの手によって殺されることになります。
犯人2人を殺害するという結末は、かなりショッキングなものです。
しかしながら、実は犯人夫婦が国際幼児売買組織に子どもを売るために誘拐を繰り返していることがわかったことから、カーラの犯人殺害も納得させられる物語となっています。
また、粗野で下品な雰囲気を醸し出す犯人夫婦の立ち居振る舞いは、カーラの行動を正当化する有力な要素となっています。
日常空間において誘拐が発生することはまずあり得ないことですし、現実に起こった場合にどう対処していいのかなど誰にもわかりません。
映画『チェイサー』における誘拐劇は、誘拐前の平凡な日常がもたらす幸福感が強調されているため、突然、誘拐が起きたことの衝撃がかなりの迫力を持ちます。
しかし、中盤において、犯人夫婦のうち、妻がカーラの車に乗り込んてきたあたりからそうした迫力は薄れていき、逆にアクション映画としての要素が強くなり、息子のために闘う母親といういかにもな展開になっていきました。
しかし、そこに不自然さを感じさせずに緊迫感を維持したままクライマックスへ入っていく展開には釘付けにされます。
陰謀の存在を意識させずに、純粋な追跡劇として観ることができたならもっと楽しめたように感じました。
まとめ
ハル・ベリー主演映画『チェイサー』の動画フルを無料視聴する安全な方法を紹介しました。
そして、記事の後半では、ネタバレ感想と評価がまとめてあります。