海外ドラマ『リミットレス/LIMITLESS』第22話(最終回)【フィナーレ!】のあらすじとネタバレ感想がまとめてあります。
記事の後半では、ドラマのネットでの評価や反応をご紹介しました。
前回の話はこちら
⇒ リミットレス第21話【顔のない軍団】
リミットレス第22話(最終回)のあらすじとネタバレ感想【海外ドラマ】
第22話(最終回)【フィナーレ!】
今話で、とうとうシリーズ最終回です。
最終回を迎えた段階で未解決の問題は、前回の終わりにDEA捜査官の手引きで脱獄したサンズ(コリン・サーモン)の行方、サンズの謀略により部下を殺害された後行方不明になっているモーラ上院議員の行方があります。
さらに、解毒薬が摂取できなくなった結果、NZT-48を摂取できなくなったブライアン・フィンチ(ジェイク・マクドーマン)の行く末、そして、サンズに拉致されたブライアンの恋人パイパー・ベアード(ジョージナ・ヘイグ)がどうなったのかが気になっていました。
これらの問題のうち、サンズの組織とその陰謀を暴こうとするFBIによる捜査が物語の中心です。
モーラが何をしたかったのか謎のまま
シリーズ終盤になり、一気にサンズの物語における重要度が急速に増しています。殺人に何の罪悪感も感じず、悪の限りを尽くしてきたサンズが、シリーズにおいてもブライアンの宿敵になることは当然のなりゆきかもしれません。
しかし、彼の存在感が増せば増すほど、モーラの存在感が急速に薄れてしまったのです。
本気で大統領になろうとする影で、モーラはこれまでどのような陰謀に携わってきたのか、あるいは、これから大統領になった後に、アメリカをどのような国にしようとしていたのか、こうした彼による企みがシリーズにおいては後景に退いてしまいました。
モーラからサンズへブライアンの宿敵が変わったことは、シリーズがモーラが関わる政治的陰謀劇という性質から、サンズの組織という犯罪組織による陰謀劇という性質へ変わったことを意味し、若干シリーズのスケールが小さくなったように感じます。
残念ながらモーラの行方については、最終回でも明らかにはなりませんでした。もう少し、モーラの組織の内実を知ることができたらと感じます。
バイパーのために無理するブライアン
ブライアンは、解毒薬が手に入らない状況にあってもNZT-48を摂取し続けることを選択し、幻覚に悩まされながらも捜査をリードしていきました。パイパーを無事に救出しなくてはならないという彼の決意の表れです。
ブライアンの活躍によりサンズの組織は壊滅、サンズはレベッカ・ハリス捜査官(ジェニファー・カーペンター)の銃弾に倒れます。また、パイパーは自力で組織のアジトから逃げ出し、ブライアンとの再会を果たしました。
物語はこれで完結しているのですが、レベッカとパイパーという2人の女性とブライアンとの関係がどうなるのかというのが1つの問題として残ります。レベッカは職場の同僚であり、パイパーは恋人という分け方でいいようにも感じます。
けれども、シリーズ序盤、レベッカとブライアンが恋に落ちそうで落ちない微妙な描かれ方を考えると、レベッカはただの仲間としてとらえるには少し無理があるように思いました。
パイパーはブライアンとの再会を果たした後、解毒剤の秘密を守るために彼の元を離れることになります。ひょっとしたら、このあたりに物語上のレベッカに対する配慮があったようにも感じました。
1シーズンで終了は残念
パイパーにより効果が永続する解毒剤を与えられたブライアンは、FBIに復職します。そして、改めてレベッカとタッグを組み、新たなチームを立ち上げることになりました。
もし第2シーズンがあったのであれば、この新しいチームと逃げ延びたモーラとの対決というのが新たな物語の柱になったのかもしれません。モーラが物語の中心となった政治的陰謀劇というのも観たかったので、1シーズンで終わってしまったのが残念です。
リミットレス第22話(最終回)のネットでの評価や反応は?【海外ドラマ】
https://twitter.com/tanatanaretort/status/1102004763275583488
まとめ
海外ドラマ『リミットレス/LIMITLESS』第22話(最終回)【フィナーレ!】のあらすじとネタバレ感想をまとめました。
そして、記事の後半では、ドラマのネットでの評価や反応を紹介しています。
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