10月7日(日)から声優の神谷明さんのトーク番組「神谷明 TALK! TALK! TALK!」がCBCラジオで始まりました。
神谷さんといえば、アニメの声優のイメージが強いですが、007シリーズの『ゴールデンアイ』や『トゥモロー・ネバー・ダイ』でピアース・ブロスナンの吹き替えも担当しています。
そして、第1回目のゲストはアニソン界のアニキこと水木一郎さんです。
今回は、ふたりの仲良しトークを紹介しています。
CBCラジオ、10月7日(日曜日)14時からスタートの「神谷明トークトークトーク」。記念すべき第1回目、2回目のゲストは、あの我らが兄貴こと『水木一郎』さんです。聞きたい話がいっぱい・・・楽しみだなぁ。乞うご期待! pic.twitter.com/4MRSDln0Li
— 神谷明 (@kamiyaakira29) September 25, 2018
番組スタートのアニソンは?
神谷さんと水木さんということで、予想していたのは、『バビル二世』でした。
個人的なイメージとして、神谷さんが主役の声をしていた作品は、ささきいさおさんや子門真人さんが多いです。
そんな中でも、『バビル二世』は水木さんもよく歌うし、第1回目のゲストとしては、ふさわしいかなと思っていました。
ところが・・・実際は、『少年仮面ライダー隊の歌』(仮面ライダーV3のエンディングテーマ)でした。
これは、意外な選曲をしてきたなと思ったほどです。
神谷明と水木一郎の出会いは?
今回、番組を始めるにあたって、誰を1番にゲストに呼ぼうかと考えた中、神谷さんの強い希望で水木さんに決まりました。
付き合いは、45年以上になるそうです。
毎年、永井豪先生の新年会で会って、Zポーズの写真を撮ってきました。
意外だったのは、『バビル二世』のころは、親交は無かったそうです。
そんな二人が仲良くなった作品が、『宇宙海賊キャプテンハーロック』
オープニングテーマとエンディングテーマを水木さんが、アルカディア号の乗組員・台羽正を神谷さんが担当しています。
そのころは、今ほど、声優という職業が認知されていなかったので、役者とか俳優という風に神谷さんを呼んでいました。
今では、「一郎ちゃん」「明ちゃん」と呼び合う仲です。
東急東横店の屋上で行われた『キャプテンハーロック』のイベントステージに水木さんから誘われて、神谷さんが遊びにいったそうです。
すると、その場で、ステージに出ちゃいなよと言われて、出ちゃったみたい。
水木さんのファン層は、男性が70%、女性が30%。
ただし、ハーロックの頃は女性が70%と逆転していたようです。
これを聞いて、ちょっと驚きました。
そんなに女性にハーロックって人気があったんですね。
どちらかというと、男性が好きなアニメだと思ってました。
日本で初めて行われたアニソン歌手と声優のコラボイベントが新潟で開催されています。
石丸博也(いしまる ひろや)さん、森功至(もり かつじ)さん、塩屋翼(しおや よく)さんらが出演していました。
神谷さんと水木さんが当時を振り返って、めちゃめちゃ楽しそうに話しているので、そこに参加したかったですね。
水木さんが神谷さんのことを同志と思っている理由は、声優だけでなく、歌も歌うからと話していました。
そして、神谷さんは水木さんに、どんな風に雄たけびを上げているのか、聞いたことがあるそうです。
そのことをプロなんだから、イチイチ言わなくても良いのに、水木さんに教えてもらったとみんなに話しています。
そんな風に言われたら、やっぱりうれしいですよね。
「我以外、みな師なり」
と水木さんが言ってますが、イイ言葉だと思います。
イイと思うものは、後輩であっても教わる、そういう姿勢は素晴らしいです。
水木一郎がアニソン歌手になるまでは?
幼少期はジャズを聴いて、ビングクロスビーの「ホワイトクリスマス」なんかを口ずさんでいました。
その後は、落語に興味をもったこともあります。
すると、神谷さんも落語が好きと話していました。
昔は、ラジオで落語をガンガン流していたんだそうです。
今は、そんなに落語にふれる機会ってないから、ちょっと不思議な感じがします。
「僕のマシュマロちゃん」を歌ってグランプリを取ったり、ルーキーズというバンドを組んだりして、当時は天狗状態だったようです。
そして、二十歳のころ 「君に捧げる僕の歌」でデビュー。
でも、売れない・・・。
サイン会をしても、他の歌手は並んでも、水木さんには、まったく並びませんでした。
その分、ひとりでも並ぶと、次の人が並ぶまで、ゆっくりサインをしたそうです。
こういう苦労をされているから、今はファンのことを大切にする水木さんにつながったのかもしれませんね。
と、話が弾んで、結局、アニソン歌手になるまで話が進みませんでした。
ラストを飾ったアニソンは、『マジンガーZ/INFINITY』バージョンです。
まとめ
第1回目ということで、どんな感じかと思いましたが、45年以上も付き合いのある同志ですから、盛り上がりましたね。
話しが弾み過ぎて、アニソンの話に行かなかったほどです。
次回も、ひきつづき水木さんがゲストということで、要チェックだZット!