海外ドラマ『TRUST/トラスト』第3話【甘い計画】のあらすじネタバレと感想をまとめてあります。
記事の後半では、ドラマのネットでの評価や反応をご紹介しました。
前回の話はこちら
⇒ TRUST/トラスト第2話【聞き込み捜査】
TRUST/トラスト第3話のあらすじネタバレと感想【海外ドラマ】
第3話【甘い計画】
今回は過去と現在を行ったり来たりするエピソードなので、少し面倒です。
ざっと整理すると、ポール・ゲティ3世(ハリス・ディキンソン)が6,000ドルの借金を負います。
そして、その返済のために偽装誘拐を考え、シャレにならない犯罪者の手に渡ってしまうまでの話です。
最初は、シャレにならない犯罪者であるプリモ・ニッツート(ルカ・マリネッリ)の過去から始まっています。
この強盗シーンは、本当に徹底的ですね。
金目の物は全て盗み、証拠は、とにかく消し去ります。
仲間が自分の名前を呼んでしまったので、それを聞いた老夫婦を殺害しました。
もちろん、名前をばらす様な間抜けも生かしておきません。
薬莢は丹念に拾い集め、屋敷に火を放って証拠を隠滅しました。
犯罪慣れしているというより、天性の犯罪者と言う感じです。
話変わって6,000ドルの借金についてですけど、実はポールが作ったものではなかったんですね。
たしかに、「ゲティが払う」なんて自分から言うはずもありません。
ポールとつるんでいるマルチェロ(ルカ・タンガネッリ)、マルティーナ(ローラ・ベリーニ)、ユッタ(サラ・ベリーニ)の3人が、勝手にゲティの名前を出していたのです。
ポールは、この3人のことを、どう思っていたんでしょうか?
やっぱり大切な仲間でしょうかね。
でも、3人の側から見たら単なる金づるだったのかもしれません。
それを知ってなお、ポールは自由を感じさせてくれた3人を捨てられずにいます。
芸術とコカイン、そして性に溺れる毎日・・・。
そんな甘い生活が、ポールを縛りつけてしまったのでしょう。
彼らにお金を貸していたベルトリーニ(ジュゼッペ・バッティストン)は、他所から借りてまで”大富豪の孫の知り合い”に都合をつけていました。
しかし、その他所から返済をせっつかれて、とうとうキレてしまうのです。
期限は1週間。
ポールは母ゲイルに金を無心しますが、全く足りません。
それもそのはず、ゲイル(ヒラリー・スワンク)は養育費の支払いを元の旦那ポール・ゲティ2世(マイケル・エスパー)から打ち切られていたのです。
なけなしの金を集めてイギリスに渡った結果は、第1話で見た通り。
困り果てたポールが考えた起死回生の策こそ、偽装誘拐でした。
さて、この誘拐計画にポールの甘さが出ていますね。
とにかく甘いなぁと思ったのが、6,000ドルではなく600,000ドルを要求するつもりだったことです。
どうして、100倍も吹っ掛けたのかと言えば、マルティーナとモロッコで暮らしたいからでした。
必要な分だけで済ませるなら、親戚の所を回るだけで何とかなったはずなのに・・・。
そして、マフィアの本気度を全く舐めきっていたこともあります。
自分で考えた偽装誘拐なのに、わがまま三昧なんですよ。
ウロウロあちこち行きたがり、コカインの離脱症状で大騒ぎし、挙げ句の果てに逃げ出す始末。
業を煮やしたベルトリーニが自分を売るだなんて、考えてもみなかったのでしょう。
プリモの登場で、ようやく第1話のひまわり畑に話が繋がりました。
多分、ここまでがドラマの前置きですから、次回からはあまり回想シーンが挟まれなくなると思います。
優しいマフィアであるベルトリーニ亡き今、ポールを待つ運命は過酷なものになるでしょう。
気になる次回は
⇒ TRUST/トラスト第4話【誘拐ビジネス】
まとめ
海外ドラマ『TRUST/トラスト』第3話【甘い計画】のあらすじネタバレと感想をまとめました。
そして、記事の後半では、ドラマのネットでの評価や反応をご紹介しています。
ひきつづき、第4話【誘拐ビジネス】以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。
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