海外ドラマ『レジデント 型破りな天才研修医』1話【初日の現実】のネタバレ感想やあらすじをご紹介します。
また、ドラマ内で流れていて、気になった音楽(BGM)もまとめました。
レジデント型破りな天才研修医の1話ネタバレ感想やあらすじ【海外ドラマ】
第1話【初日の現実】
FOXの視聴率ランキングで、『9-1-1:LA救命最前線』に次ぐ2位だった作品です。
ジャンルは、医療系ヒューマン・ドラマと位置づけされています。
しかし、個人的には、医療系クライム・ドラマのほうが正しい気がしました。なぜなら、このドラマの視点が、医療現場の腐敗だからです。
そういった点からも、他の医療ドラマにはない面白さがあるように思います。
レジデント型破りな天才研修医の見どころ
このドラマの根本にあるのは、アメリカでの死亡原因の第3位が、医療ミスだということです。
そして、それを元に、医療はビジネスなのか?人助けなのか?を問う内容になっています。
また、医師としての素質や人間性の描き方に、かなり鋭さがあるのも魅力です。
正直なところ、医師の実生活や、医療の素晴らしを描くドラマには、少し飽きていました。
そのため、全く切り口が違うこのドラマに、期待が持てそうです。
また、忘れてはならないのが、出演者の豪華さです。
主役の研修医コンラッドに、ドラマ『グッド・ワイフ』のケイリー。
その恋人で看護師ニッコールに、ドラマ『リベンジ』の主役エミリー。
実習生デヴォンに、映画『マダム・マロリーと魔法のスパイス』の主役ハッサン。
悪徳外科医に、『スタートレック』のキャプテン。
病院のCEOに、ドラマ『CSI NY』のボナセーラ。
ここで名前を上げただけでも、たまらないキャスティングですね。
正直なところ、ドラマ『9-1-1:LA救命最前線』の出演者よりも、知名度が高い方が多い気がしました。
『レジデント型破りな天才研修医』の主要キャストを、こちらで画像や動画とともに紹介しています。
⇒ レジデントのキャストまとめ
レジデント型破りな天才研修医の1話のあらすじネタバレ
いきなり、医療ミスが起こり隠蔽するという、ショックングなシーンから始まりました。
そして、各キャラクターの背景や医療行為が、簡潔明瞭に表現されてゆきます。正直なところ、この簡潔明瞭さには感心しました。
今までの医療ドラマのようなダラダラ感がありません。
簡潔で短いことが、逆に医療現場の現実味と臨場感、緊迫感を与えています。
また、登場人物の性格も、ひと目で分かる工夫がされていました。
見た目や仕草、会話内容から、すぐに伝わってきます。つまり、悪質な病院上層部 vs 医療に燃える研修医という構図が、一目瞭然で頭に入りました。
悪く言えば、最初から犯人が判明している、サスペンスドラマでしょうか・・・。
しかし、このままでは捻りがありません。
各キャラクターが抱える問題や恋愛、裏切りなども、織り込んで描かれてゆくと思います。
レジデント型破りな天才研修医の登場人物
コンラッド・ホーキンズ(Conrad Hawkins)/マット・ズークリー(Matt Czuchry) – シニアレジデント(後期研修医)
患者さんや、その家族を第一に考える、優秀な医師です。
しかし、同僚や実習生に対しては、横暴で傲慢に描かれています。これは、緊迫した現場で、手取り足取り丁寧に教えている時間がないからだと思いました。
また同時に、彼が医師としてどうなのか?という点も描かれています。
それは、患者を安楽死させようとするのです。何十年も医療費を払い、意識が戻るのを待ち続ける家族のことを、考えてのことでしょう。
とはいえ、自身の保身を考えず、医療ミスや権力に立ち向かう姿は魅力的です。
彼がベルに文句を言うシーンは、とても格好良かったです。
ニッコール(Nicolette)/エミリー・ヴァンキャンプ(Emily VanCamp) – 看護師
『リベンジ』の役柄のイメージが、まだ濃すぎますね。彼女が登場すると、何か企んでる?と感じてしまいます。
しかし、このドラマの筋から言えば、意図的なものかもしれません。
優秀で正義感のある看護師としては、彼女にピッタリの役柄ですね。
コンラッドの恋人で、一緒にベルを追い詰める役なら、なおさらです。
デヴォン・プラヴェシュ(Devon Pravesh)/マニシュ・ダヤル(Manish Dayal)- インターン(実習生)
彼以外のキャストが濃すぎて、出番が多い割に影が薄く感じます。とはいえ、医師としての素質はありそうです。
今後、医療現場の現状を目の当たりにすることで、どう変わってゆくのか気になります。
ランドロフ・ベル(Randolph Bell)/ブルース・グリーンウッド(Bruce Greenwood)- 外科部長
一番簡単だとされる、盲腸の手術を失敗する時点で、外科医として終わってますね。
また、自己顕示欲の強さも感じます。医師の口コミ評価を、自身で投稿するなど、ナルシストぶりも半端ないです。
名声と権力、富を手に入れた人間の怖さを、感じずにいられません。
こうなると、悪人役が罪をどこまで重ねてゆくのか、楽しみにもなりそうです。
ミーナ・オカフォー(Mina Okafor)/シャウネット・レニー・ウィルソン(Shaunette Renee Wilson)- 外科研修医
最新医療機器「ティシャン」の技術士として腕はピカイチです。
そのためでしょうか・・・、感情がなさすぎて、人間らしさを感じません。
患者さんの家族への病状説明も、単刀直入すぎて笑えます。「死んだ」や「手術成功」と、一言だけ伝えるのです。
しかし、タンザニア出身でビザの問題があるため、ベルに付け込まれ脅迫されます。
その結果、彼の影武者として、「ティシャン」を操作することになります。
ドラマ『レジデント型破りな天才研修医』の1話で気になった音楽(BGM)
The American Dream (Acoustic) – THE FEDERAL EMPIRE/ザ・フェデラル・エンパイア(2016年)
アメリカのインディー系オルタナティヴ・バンドの曲です。
予告で使わてていたため、かなり耳に残り、気になった方が多いかと思います。本編では、デヴォンが初日の出勤の準備をするシーンで使われていました。
Too Late, Too Far – CANT(2011年)
クリス・テイラーのエレクトロニック系プロジェクトユニットの曲です。コールルームでの、コンラッドとニッコールのキスシーンで使われていました。
The Way I Do – BISHOP BRIGGS/ビショップ・ブリッグス(2016年)
イギリスのインディー系オルタナティヴ・女性歌手の曲です。エンディングシーンで使われていました。
レジデント型破りな天才研修医の1話を観終わった感想
常日頃、医療現場で本当に起こっていそうな内容に、怖さを感じました。
このドラマを観て、病院嫌いになる人が増えるのでは?と不安になるほどです。
実際、自分の通院している病院は大丈夫か心配になりました。
とはいえ、まだ荒削り感と手探り感はありますが、とても楽しめました。医療現場の闇を描くということが、新鮮で良いですね。
また、展開も早く飽きることがありません。そのため、医療ドラマが苦手という方でも、楽しめる気がしました。
気になる次回は
⇒ レジデント型破りな天才研修医2話【二つの心臓】
まとめ
海外ドラマ『レジデント 型破りな天才研修医』1話【初日の現実】のネタバレ感想やあらすじをご紹介しました。
また、ドラマ内で流れていて、気になった音楽(BGM)をまとめてあります。
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