今回は、社会問題になっている少年犯罪がテーマになっています。加害者である少年の家庭環境にもスポットを当てられた、とても考えさせられる話でした。
海外ドラマ『ローアンドオーダー』シーズン10第10話【親という魔物】の動画を無料視聴できる方法を紹介します。また、記事の後半では、あらすじネタバレや感想をまとめました。
ローアンドオーダーシリーズ10第10話の動画を安全に無料視聴する方法
2018年5月16日時点では、シーズン10の字幕版がamazonのプライムビデオにて視聴できます。
はじめて会員登録をする方は、30日間無料(0円)で見ることができるので、とってもお得です。
無料トライアル期間中であれば、料金を払わず簡単に契約解除できます。ですから、ローアンドオーダーの動画を気軽に楽しんでください。
そして、アマゾンのプライムビデオは、他にもたくさんの作品が配信されています。海外ドラマや洋画を見るのが好きな人にとっては、見なきゃ損といっても言い過ぎではない動画配信サービスです。
ローアンドオーダーシリーズ10第10話の動画はパンドラなどで無料視聴できないの?
無料で動画を視聴できるようにアップされている動画共有サイトを紹介します。
- Pandora(パンドラ)
- Dailymotion(デイリーモーション)
これらのサイトにある動画は、著作権に違反して勝手にアップロードされたものです。そのため、次のようなデメリットがあります。
画質や音質の程度が低く、快適に視聴できません。そして、スマホやパソコンがウイルス感染するリスクもあります。
ローアンドオーダーシリーズ10第10話のあらすじネタバレや感想
第10話【親という魔物】
少年による凶悪犯罪は後を絶ちません。
こうした事件が起こるたびに多くの人々は「一体、親はどういう教育をしてきたのか」という怒りに近い感情が芽生えると思います。
はたして、少年犯罪の加害者は、その少年を罰するだけでいいのかという問題を扱ったのが今回の物語です。
16歳の少年の惨殺事件において、容疑者として逮捕されたのが同じ高校に通う少年でした。
少年には被害者をいじめたという証言があったこと、さらに家宅捜索において暴力的ゲームや事件の凶器とおぼしきカマが発見されたことが逮捕のきっかけとなります。
しかし、凶器から血痕が検出されないなど、物的証拠は発見されません。よって、状況証拠のみの起訴となってしまいました。
アダム・シフ検事長、いわく【16歳の完全犯罪】が成立しそうになってしまいます。
シフ検事長(スティーヴン・ヒル)が、そこで目をつけたのが容疑者の父親でした。
容疑者の父親は、捜査の初動段階から、警察に対して非常に敵対的な人物です。自分の息子がいじめた子の親を威嚇するなど、何かとその性格と行動が問題になっていました。
そこで、シフ検事長は容疑者の父親を殺人罪で起訴するようジャック・マッコイ検事補(サム・ウォーターストン)に命令します。
子どもの犯罪を親の責任にするという、この起訴は現実では起きえないことです。まさに『ローアンドオーダー』の世界特有のトリッキーな起訴であるといえます。
今回の起訴は、マッコイ検事補ではなく、通常であればマッコイ検事補をいさめるシフ検事長がこの起訴を主導したところに、シフ検事長のこの事件と少年の父親に対する怒りが込められているのです。
捜査の進展により、父親が凶器を買い与え、自宅マンションの地下室にその凶器を練習するダミー人形を設置するといった異常な事実が明らかとなります。
法廷での父親の弁明は、息子の自己防衛のために武器やダミー人形を買い与えたと証言しました。
しかし、マッコイ検事補が糾弾するように、一連の父親の行為は、法を遵守し社会に貢献する人間を育てるという親の義務を放棄したものです。
その結果として、反社会的な殺人鬼を育てたことは罰するに値するという論理は、強い説得力を持つのでした。
たしかに状況証拠のみの裁判で、しかも子どもの犯罪で親が起訴されるというのはいくら何でもむちゃくちゃだと批判する被告側弁護士の主張も、法理論に従えばその通りなのだと思います。
けれども、容疑者の少年の自室やマンションの地下室の、暴力と残忍さで満たされた空間を目の当たりにしたとき、どう感じるか?
その少年の父親に対する処罰感情が世の中に盛り上がるのも自然のことです。
シフ検事長は、既存の法律の運用のみでは満たされない社会の処罰感情をくみ取ろうとしたのかもしれません。
また、少年犯罪がはびこる中、子どもをきちんと教育することは社会的義務であることを世の中の親に対して伝えたかったのでしょうね。
事件の真相は意外な所からあきらかとなります。
裁判における父親の傲慢な態度を見て、いたたまれなくなった母親が真相を暴露することを言い出すのです。
その結果、少年と父親の有罪が確定し、母親は刑務所に収監されている父親に対して離婚届を送り事件は終結します。
母親の証言がなければ、物的証拠はなく、有罪評決が取れるかどうかはかなり怪しいものでした。事件解決への貢献や長年父親の傲慢な態度にさらされてきたことを考えると、母親に対する同情を禁じ得ません。
起訴を担当したマッコイ検事補やアビー・カーマイケル検事補(アンジー・ハーモン)もこうした気持ちであったように思います。
しかし、シフ検事長は母親も刑務所に送りたいと言います。
ドラマはこの発言で終わってしまい、彼がどのような気持ちでこれを言ったのかはわかりません。
しかし、子育てが夫婦の共同作業であることを前提とした場合、子どもが殺人鬼になった責任は夫婦それぞれが負うべきだとする考えもあります。
言わば今回の事件を一種の共同謀議ととらえる発想がシフ検事長にはあったのかもしれないですね。
社会変化に伴う家庭環境の変化がさまざまな問題を生み出しています。そのひとつとして、子どもの教育にまで手が回らない保護者の増加が顕著となってきました。
シフ検事長の言葉は、それでも子どもに対する親の教育はないがしろにしてはならないとする社会に対する警告なのかもしれません。
まとめ
海外ドラマ『ローアンドオーダー』シリーズ10の10話【親という魔物】の動画を無料視聴できる方法やあらすじネタバレ・感想をご紹介しました。
ひきつづき、第11話【最後の約束】以降も情報アップしていきますので楽しみにしてくださいね。