海外ドラマ『リミットレス/LIMITLESS』第21話【顔のない軍団】のあらすじネタバレと感想がまとめてあります。
記事の後半では、ドラマのネットでの評価や反応をご紹介しました。
前回の話はこちら
⇒ リミットレス第20話【レベッカの逆襲】
リミットレス第21話のあらすじネタバレと感想【海外ドラマ】
第21話【顔のない軍団】
FBI、エディ・モーラ上院議員(ブラッドリー・クーパー)、そしてサンズ(コリン・サーモン)と彼が新たに作った組織という新しい対立の構図が前回できあがりましたが、今回さらに新たな変化があります。NZT-48を服用できなくなったブライアン・フィンチ(ジェイク・マクドーマン)はFBIを解雇され、一般市民の生活へもどりました。
この結果、FBIはブライアンの能力抜きで捜査を行わなくてはならず、当然のことながら捜査は難航し、パイパー・ベアの行方もわからずにいます。今話は、この新しい対抗関係の中で、サンズによって様々な謀略が次々と行われ、捜査陣やモーラの陣営が翻弄されていく様が描かれました。
サンズによる陽動作戦
やはりブライアンがFBIから抜けた穴は大きかったです。サンズは逮捕された後、黙秘を続けますが、移送を条件にあるNZT-48の製造者やサンズ自身の協力者の名前を自白します。
しかし、これは、実はサンズによる陽動作戦で、サンズがあげた名前は全てモーラの協力者でした。これにより、モーラの協力者が逮捕されます。結果としてFBIはサンズによるモーラ陣営壊滅工作の片棒を担いだことになったのです。
さらに、サンズの自白は、FBIとDEAが合同捜査を行うように仕向けてありました。そして合同捜査を隠れ蓑にしてサンズは子飼いのDEA捜査官ブリュースター(ジェイコブ・ピッツ)を合同捜査に送り込み、この捜査官の手引きでまんまと脱獄に成功するのです。
ブライアンがいないことで、どこまでも冷酷で悪知恵に長けたサンズの計画をFBIは見抜けず、捜査機関としては全く機能していないことが露呈してしまいました。
ブライアンのいないFBIが翻弄される
他方でブライアンはNZT-48を摂取できなくなり、以前の頭のさえないブライアンに戻ってしまいます。時折、フラッシュバックにより恐ろしいほど鋭い頭の回転を見せますが、それはほんのわずかの間だけです。
しかし、パイパーの行方は是が非でも捜し出さなくはなりません。当初、彼はFBIへの復職を求めていましたが、それが叶わないことがわかると独自にパイパーの行方を探すことを決意します。
その際に彼が頼ったのが、サンズが街に流通させたNZT-48です。街でのNZT-48の流通ルートをたどることにより、パイパーの行方を突き止めようとする計画を立てました。
サンズの自供を信じるか、闇のルートをたどるのか、どちらが正解かと言われれば、一般的にはサンズの自供のほうが確実性が高いように見えます。サンズは自身の命の保証をFBIに交換条件として求めているため、彼の証言は信憑性が高く感じられるからです。
しかし、これはサンズの狡猾さを軽視しすぎており、FBIに助けを求めることもサンズの計算のうちであったことをFBIは見抜けません。ブライアンがいなくなったことによる捜査能力の低下とは、まさに、こうした裏をかこうとする謀略にものの見事に騙されてしまう点にあります。
ブライアンの復帰
ブライアンはサンズの謀略を見抜いたことにより、FBIの捜査への復帰が認められたようです。しかし、今回の物語を通じて、FBIという捜査機関、とりわけ、ナズ(メアリー・エリザベス・マストラントニオ)のような幹部捜査官が、様々な情報に翻弄され、結果としてサンズのような狡猾な犯罪者に対する捜査能力がないことが明らかになってしまいました。
官僚機構として、どこか身動きが取れない組織に所属してパイパーの行方を捜すよりも、ブライアンが独自に探した方が早く見つかるような気もします。
サンズにいいようにあしらわれたFBIですが、次回以降、ブライアンの再加入によって、どのような反撃を見せるのか次回のテーマになりそうな気配です。
気になる次回は
⇒ リミットレス第22話(最終回)【フィナーレ!】
リミットレス第21話のネットでの評価や反応は?【海外ドラマ】
https://twitter.com/ruiiiiiirge/status/1099290860699541504
まとめ
海外ドラマ『リミットレス/LIMITLESS』第21話【顔のない軍団】のあらすじネタバレと感想をまとめました。
そして、記事の後半では、ドラマのネットでの評価や反応を紹介しています。
ひきつづき、第22話(最終回)【フィナーレ!】も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。
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