海外ドラマ『キリング・イヴ(Killing Eve)』シーズン3第8話(最終回)【リードしないの?】(原題:Are You Leading or Am I?)のあらすじとネタバレ感想がまとめてあります。
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⇒ キリング・イヴ3第7話【あなたは美しきモンスター】
キリング・イヴ3第8話(最終回)のあらすじとネタバレ感想【海外ドラマ】
シーズン3第8話(最終回)【リードしないの?】
最初に登場するのは、キャロリン(フィオナ・ショウ)とヴィラネル(ジョディ・カマー)です。
高級ホテルで落ち合った2人の会話を聞いていると、まず、MI6の調査力に驚きますね。
すでにエレーヌまでたどり着ているのですから。
そして、もっと驚かされるのがヴィラネルの言葉。
どうも、彼女はMI6に勤めたいらしいのです。
でも、結局、就職活動は失敗に終わり、ヴィラネルは同じホテルでイヴ(サンドラ・オー)と会うことになります。
ヴィラネルとイヴのダンスシーンは、今回、最初に盛り上がる場面ですね。
最初は、どちらがリードするのか分からずにギクシャクしている2人ですが、ほどなく調子が合い始めると、うっとりするほどロマンティックなダンスになるのです。
2-3秒ごとに切り替わる細かいカット割りも面白いですよね。
さて、今シーズンは今までのシーズンとはちょっと雰囲気が違っています。
まず、イヴとヴィラネルがほとんど会っていません。
その反動なのか、最終回は結構、一緒に行動していますよね。
そして、最も大きな違いは、ヴィラネルのイヴに対する態度です。
シーズン1でもシーズン2でもヴィラネルはイヴを求めていたのですが、人間関係を求めていたわけではありません。
珍しいおもちゃか何かを欲しがるような感じでした。
しかし、シーズン3では、もっと深い関係を求めていますよね。
この変化は、イヴに「何かあったの?」と聞かせるほど大きなものです。
自分の家族に触れ、コンスタンティン(キム・ボドゥニア)とイレーヌの関係を見るうちに、ヴィラネルも家族が欲しくなったのかもしれません。
家族と言えば、キャロリンもかなり独特な家族関係を見せてくれます。
ケニーの敵討ちでは着々と準備を進めており、ここでは母親としての執念も感じます。
しかし、ジェラルディンに対してはまるで氷のような冷たさです。
思い返せば、ケニーが生きている時も冷たかったですよね。
生きている子供とは上手く接することが出来ないのか、それとも仕事上、避けられない危険に巻き込まないための冷たさか。
出来れば、後者であって欲しいものです。
シーズン3は、全編を通して人間関係が描かれていました。
それは夫婦だったり親子だったり、師匠と弟子や組織と個人だったりしますけど、ヴィラネルはどの関係にも入り込むことが出来ません。
何と言っても、彼女はサイコパス。
他人を利用するしかできないヴィラネルには、世間一般に言う人間関係など作れないのです。
それを知っているからこそ、ラストシーンではイヴと別れようとしたはずです。
でも、一旦、背を向けたのに結局、また向き合ってしまう2人。
イヴの言う通り食いつぶし合ってしまうのか、それともヴィラネルが新たな人間関係に目覚めるのか。
シーズン4では、これまでと違った2人の関係が見られそうですね。
まとめ
海外ドラマ『キリング・イヴ』シーズン3第8話(最終回)【リードしないの?】のあらすじとネタバレ感想をまとめました。
ひきつづき、シーズン4以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。
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