海外ドラマ『グッドドクター2 名医の条件』第16話【信じる心】（原題：Believe）のあらすじとネタバレ感想がまとめてあります。
前回の話はこちら
⇒ グッドドクター2第15話【決断と代償】
グッドドクター2第16話のあらすじとネタバレ感想【海外ドラマ】
シーズン2第16話【信じる心】
病理医として初めて出勤する朝。
まるで、第1シーズンの第1話を思い起こさせるシーンですよね。ショーン(フレディ・ハイモア)はタイマーが鳴るまで何かをして、タイマーを止めたら次の動作に移る。完全にスケジューリングされた、朝のルーティーンです。
でも、第1シーズンと違うのはリア(ペイジ・スパーラ)がいること。リアは美味しそうなパンケーキを準備してくれています。ショーンの”必要な栄養を効率よく摂取する”ためのメニューと違って、見た目にも気を使っていました。
新しい出発の時はパンケーキを食べるんだと言い、新しい環境に適応して凄いなんて褒めようとしてますが、ショーンはパンケーキもリアも無視。
後半にはショーンが缶詰を整理するシーンがありますけど、グラスマン(リチャード・シフ)は偶然、来たわけじゃないですよね。どうすればよいのか分からなくなったリアが、グラッシーに助けを求めたに違いありません。
最大限に気を使っても、まったく気に留めず、自分のイライラを鎮めるために突然、わけの分からないことを始めてしまうのです。リアは、そんなショーンを持て余し始めているように見えます。
初めのうちは、一緒に色々と経験すれば何か変わるんじゃないかと思っていたのかもしれませんね。でも、ハン(ダニエル・デイ・キム)の言うとおり、そして、ショーンが自ら言っていたとおり、自閉症は病気じゃなくて障害。何かで補助することは出来ますが、治ったり良くなったりはしないのです。
今回の人事異動では、様々な人がショーンのために動いています。パク(ウィル・ユン・リー)は実にさりげなく様子を見に来てますし、クレア(アントニア・トーマス)はショーンの功績をまとめた資料を作って、ハンの元を訪れました。
リム(クリスティーナ・チャン)にとっては、すっかり可愛い弟子になっているみたいです。そんな中でも印象的な動きを見せたのが、グラスマンですね。彼は、人事に対する口添えをキッパリと断っています。
フラれたからショーンに八つ当たりしているわけじゃないですよ。自分で主張するというのは、ショーンが独り立ちするためにどうしても必要なことですし、それについて教えられる時間は、あまり長くありません。荒療治が必要だと判断したのでしょう。
さて、病理に行くのは気が進まないショーンも、最新の医療機器には興味津々じゃないですか。彼は病理が嫌なわけじゃないし、興味がないわけでもありません。その証拠に、一度取り組んだら全力を出しています。
環境の変化は今までも体験していますし、時間をかければ新しい仲間とも彼なりにうまく付き合えるでしょう。
では、どうしてショーンがこれほど悩んでいるのかと言いますと、彼は外科医でありたいからです。環境の変化が怖いわけでも、病理医になりたくないわけでもなく、ただ外科医でありたいだけでした。けがや病気で苦しんでいる人を、直接、自分で治して救いたいのです。
今回、ショーンは自分の実力を見事に証明して見せました。ほんの小さな違いに気付くことができる目と、その気付きを治療に生かせる豊富な知識。そして、同時に最大の弱点も披露してしまったのです。
やはり、患者のハグを「いいえ」とハッキリ断ったのはマズかったですね。このせいで、ハンは人事異動が正しかったとますます確信したでしょう。実力だけで彼を説得できないならば、ショーンが外科医でなければならない理由が必要です。
それがショーンの情熱なのか、それとも個性に由来するものなのか。どちらにしても、並大抵の物ではハンを動かせないでしょうね。
気になる次回は
⇒ グッドドクター2第17話【夢の終わり】
まとめ
海外ドラマ『グッドドクター2 名医の条件』の第16話【信じる心】のあらすじとネタバレ感想をまとめました。
ひきつづき、シーズン2第17話【夢の終わり】以降も情報アップしていくので、お待ちくださいね。
グッドドクターの動画情報やエピソード一覧は、こちらにまとめてあります。
⇒ グッドドクターの動画配信を無料視聴する方法
