海外ドラマ『ベイツモーテル サイコキラーの暴走』シーズン4第6話【愛するということ】のネタバレ感想やあらすじをご紹介いたします。
記事の後半では、ドラマのネットでの評価や反応をまとめました。
前回の話はこちら
⇒ ベイツモーテルシーズン4第5話【歪んでいく現実】
ベイツモーテルシーズン4第6話のネタバレ感想やあらすじ【海外ドラマ】
アレックス(ネスター・カーボネル)とノーマ(ヴェラ・ファーミガ)の関係は複雑です。
何と言ってもこの二人、保険の為だけの偽装結婚ですからね。
ノーマが誘いをかけた時、アレックスは最初「まだそういうのは早い」とか言ってましたし、そもそもこの結婚話を一度断っていたはずです。
一人殺して金と鍵を奪っているのですが、300万ドル入っている貸金庫のカギはレベッカ(ジェイミー・レイ・ニューマン)に渡してしまい、金はいらないとまで言ってます。
いつの間にか、ノーマとの生活を優先するようになっていたのでしょう。
今回の山場は、何と言ってもノーマのが衝撃の事実を告白した後のシーンです。
これを聞いたらアレックスは出て行くに違いない。もう、何もかも終わり・・・。
そう思っていたノーマは「荷物をまとめたら?」と問います。
アレックスの答えはこうです。
「ああ」
「・・・二人でどこへ行く?」
もうね、アレックス・ロメロが格好良すぎます。
妻が兄との間に子供まで持ってたなんて聞いた後に、これを言える奴はそうそう居ないでしょう。
もちろん、主役のノーマン(フレディ・ハイモア)だって忘れてはいけません。
ベッドの下で地震をやり過ごすノーマン。激しい揺れで、色々なものが落ちてきます。
エドワーズ医師(デイモン・ガプトン)はセラピーで色々な記憶を呼び覚まそうとするのですが、その中でのワンシーンです。そして、これはノーマンの記憶。
解離性同一性障害については説明しているようで、ノーマン本人も心当たりがあるんですね。
自分の中にいる母親がどんな人物だったかと、エドワーズ医師に聞いてるぐらいですし。
ノーマンの心が傷つかない様、守るために生まれたのが母の人格。
ですから、本当の記憶をノーマンの中の母が持っていることもあるのです。地震のシーンは、激しいDVの記憶を置き換えた物でした。
母の人格でやってることは母の記憶として残るんですけど、ノーマンだって記憶を全く消せるわけじゃないので、その置き換えで対応してたんですね。
または、傍観者になっているか・・・。
エドワーズ医師は、ここらで、「母は何人か殺してる」の意味に気付くべきだったんじゃないでしょうか?
ノーマ(現実)の方の感情表現も、よく出来てましたよね。
ケイレブ(ケニー・ジョンソン)は憎いけど憎み切れない。ケイレブを守るにはチック(ライアン・ハースト)を始末するしかないけど、そんなことも出来ない。
どうにも出来ない、うっ憤をぶちまけるシーンが、見てて面白いんですよ。
見ててヒヤヒヤするほど乱暴に包丁を扱い、フライパンをコンロに叩きつけ、それでも足りずに冷凍ポテトか何かの袋も叩き付けます。
そのおかげで袋が破れてしまったことで、さらに腹を立てるんです。
それでも、ノーマンを施設に入れたことが切っ掛けで、いろいろと肩の荷が下り始めたのは事実でしょう。
その証拠に、アレックスとの食事がノーマンとのそれに比べて、明らかに凝ってますよね。
ディラン(マックス・シエリオット)がエマ(オリヴィア・クック)と付き合っていることを知ったノーマン。
その上、母親が自分から離れつつあると知ったら、果たしてどうなるのでしょうか?
気になる次回は
⇒ ベイツモーテルシーズン4第7話【家に帰りたい】
ベイツモーテルシーズン4第6話のネットでの評価や反応は?【海外ドラマ】
https://twitter.com/js2820/status/1017822409645158400
まとめ
海外ドラマ『ベイツモーテル』シーズン4第6話【愛するということ】のネタバレ感想やあらすじをご紹介しました。
記事の後半では、ネットでの評価や反応をまとめてあります。
ひきつづき、第7話【家に帰りたい】以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。