海外ドラマ『プルーブン・イノセント 冤罪弁護士』第7話【究極の代償】(原題:Living and Dying in East Cleveland)のあらすじネタバレと感想がまとめてあります。
前回の話はこちら
⇒ プルーブン・イノセント第6話【殺しのシンデレラ】
プルーブン・イノセント第7話のあらすじネタバレと感想【ドラマ】
第7話【究極の代償】
冒頭の講演会で、人権活動家のアミナ・ジャクソン(ジョネル・ケネディ)がIDGを責め立てています。
“IDGは話題性がある事件ばかり取り扱っているのではないか”という指摘ですね。たしかに、寄付金で活動するIDGにとって話題性はとても重要です。そうでなければ、ポッドキャストでの広報活動や講演会も必要ありませんから。
ひとしきり責めた後、アミナはIDGを挑発します。もし、話題性で事件を選んでいないのならば、何の話題にもならなかった死刑囚の再審請求を引き受けてみろと。マデリン(ラシェル・ルフェーブル)は受けて立ちますけど、イージー(ラッセル・ホーンズビー)は、またまた少し消極的です。家庭の問題もあるので、あまり忙しくしたくないだけかもしれませんけれどね。
この死刑囚、デヴォン・ワトキンズ(コリー・スピークス)の事件は、たしかに話題にならないでしょう。治安の悪いイーストクリーヴランドで、素行の悪い麻薬の売人がおとり捜査官を撃ち殺した事件なんて、珍しくもありません。
しかも、複数の目撃者がおり、そのうち1人が証言した車の車種、ナンバーの上4桁も一致しています。それでもIDGが誇る驚異の調査能力によって、徐々に彼らは真相に近づくのですが・・・。
今回は、イーストクリーヴランドという土地そのものが大きな敵になっています。原題も【Living and Dying in East Cleveland】ですからね。ギャングが牛耳る地域では、正義感を発揮した人間から死んでいくのです。生きていたければ圧力に屈し、口をつぐむか嘘をつくしかありません。
ですから誰もまともに証言しませんし、警察も動きようがないのです。住民が語る夢は”ここから出ていくこと”ですから、いかに恐ろしい地域なのかが想像できますね。
ようやく証言を決意した人物が殺されたせいで、今回は無実の証明とは行きませんでした。一応、6か月の猶予は与えられたのですが、その間に決定的な証拠を見つけられなければ、デボンは死刑になってしまいます。
中途半端な幕引きではありますけど、ギャングが与える恐怖の根深さが上手く表現できたエピソードです。ドラマ『プルーブン・イノセント 冤罪弁護士』は、IDGが爽快に勝たない方が面白いエピソードになっていますね。
ローズマリー事件では、ゴア陣営が静かに反撃を開始しています。狙いは当然、リーヴァイ(ライリー・スミス)ですね。マデリンと正面からやり合うより、リーヴァイを落とす方が何倍も簡単でしょうから。
イザベル(キャサリン・リドストーン)の狡猾な作戦が、リーヴァイからどんな新事実を引き出すのか。そろそろ、ローズマリー事件も大きな展開がありそうで楽しみです。
気になる次回はこちら
⇒ プルーブン・イノセント第8話【ストーンウォールの記憶】
まとめ
海外ドラマ『プルーブン・イノセント 冤罪弁護士』第7話【究極の代償】のあらすじネタバレと感想をまとめました。
ひきつづき、第8話【ストーンウォールの記憶】以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。