海外ドラマ『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』シーズン3第2話【マリアとマルタ】(原題:Mary and Martha)のあらすじとネタバレ感想をまとめてあります。
前回の話はこちら
⇒ ハンドメイズ・テイルシーズン3第1話【夜】
ハンドメイズテイル3第2話あらすじとネタバレ感想【ドラマ】
シーズン3第2話【マリアとマルタ】
娘を救い出そうというジューン(エリザベス・モス)の決意は固く、そのためならば命まで投げ出す覚悟でしょう。どんなことでもしますし、どれほどの痛みにも耐えるはずです。
今回は、女中が反政府組織に元化学教師を送り届ける話です。なぜ化学教師なのかと言えば、爆薬を作るための知識を持っているから。シーズン2でオブグレンが行った自爆テロもその一つですね。
ローレンス邸で行われる密談に、当然のごとく仲間入りするジューン。今や彼女は、いっぱしの闘士なんですよ。
ジョセフ・ローレンス(ブラッドリー・ウィットフォード)は、自分の家に知らない女中がいることに気付いています。そして、はっきり「追いだせ」と言ってますよね。
ジョセフが協力している組織は、たぶん女性を国外に逃がす”地下鉄道”。そして、女中たちが関わっているのは武闘派組織の”メーデー”でしょう。2つの組織は特に対立しているわけでもなく、もしかしたらどこかで1つに繋がっているのかもしれません。それでも、メーデーに巻き込まれて地下鉄道まで危険にさらすわけには行きませんからね。
今回、印象に残るのは、ジューンが死体を埋めるシーンです。計画が失敗しても後始末は必要ですからね。そして、ローレンス邸内は普段どおりに見えなければいけませんから、女中たちは、そちらにかかりっきりになります。結局、ジューン1人で穴を掘ることになりました。
人間1人分の穴を掘り、それを埋め戻すのがいかに重労働なのかは、汗と泥にまみれたジューンを見れば一目瞭然です。ボロボロになった手の痛みに、彼女は何を思っているのでしょうか。
彼女の犯した最大の過ちは、ローレンス司令官が背負っているものの大きさや、彼ら夫妻が冒している危険にまったく目を向けなかったことです。ジューンが命がけなのは重々、承知していますけど、司令官の「君は手の届く物を何でも欲しがる子供だ」という言葉の意味を噛みしめた方が良いですね。
さて、今回は1人忘れちゃいけない人物が登場してます。それがリディア小母(アン・ダウド)。
生きていたことにもびっくりですけど、それ以上に驚かされるのが彼女の持つ使命感です。リディア小母は、まだ体が回復しておらず、まともに歩くことすらできません。それなのに、ローレンス邸まで様子を見にやってきたのです。ギレアド共和国に尽くすその姿勢、まったく恐れ入りますよ。
リディア小母は、問題児のジューンが新しい任地でおとなしくしているかを見にきたのではなく、ローレンス司令官を監視しろと言いつけに来たんですね。エミリー(アレクシス・ブレデル)の一件もあり、すでにジョセフは監視対象になっていたみたいです。
今、少しでも目立つ動きをしたらすぐにバレてしまいますから、ジューンも一旦は大人しくするべきですね。マルタのように動き回らず、マリアのように黙って話を聞くべき時もあるのですから。まあ、ジューンにそれができればの話ですけれど。
気になる次回はこちら
⇒ ハンドメイズテイル3第3話【悪夢】
まとめ
海外ドラマ『ハンドメイズ・テイル』シーズン3第2話【マリアとマルタ】のあらすじとネタバレ感想をまとめました。
ひきつづき、シーズン3第3話以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。
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