ブラッドリー・クーパー主演映画『二ツ星の料理人』【監督:ジョン・ウェルズ|原題:Burnt】(2015年)の動画配信を無料視聴する安全な方法をご紹介します。
また、記事の後半では、ネタバレ感想と評価をまとめました。
二ツ星の料理人の動画配信を無料視聴する安全な方法【映画】
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二ツ星の料理人のネタバレ感想と評価【映画】
映画『二ツ星の料理人』は、一度は酒と薬に溺れ、パリの名店から逃げ出した料理人がロンドンで再起をかけて新たに名店を作り上げていこうとする様を描いた作品です。
完璧を追い求め過ぎ、その結果、他者への配慮を欠き、次第に自分の殻に閉じこもるようになった人間が、人生をやり直す過程で周囲の人間に心を開くようになります。
そして、やがては、それまで見たこともなかったような人間へと変わっていく、いわゆる人間再生のドラマです。
主人公である料理人アダム・ジョーンズ(ブラッドリー・クーパー)は、料理人としての自分の腕に絶対の自信を持ち、また、厨房では周囲の人間にも完璧を求めます。
性格も非常にごう慢でキレやすく、部下がミスをすると容赦はしません。
かつてはパリの名店で料理長にまでのぼり詰めましたが、料理長であることのストレスに耐えきれず、酒と薬に溺れ、店を追われるようにパリから去った経験があります。
そんな彼がロンドンで再起をかけて、かつてのパリでの同僚の協力を得て店を立ち上げたのです。
映画『二ツ星の料理人』の前半ではジョーンズのごう慢さや性格の悪さが強調されます。
たとえば、強引な方法で他店から料理人を引き抜く、開店日のずさんな店の運営をめぐって部下をこれ以上はないくらいに罵倒するなど、配慮や思いやりという感情が欠落した人間としてジョーンズが描かれました。
しかし、短気でキレやすく、人としてみた場合は最低の人間であっても、ジョーンズの厨房には人が集まります。
かつての同僚や見習い、あるいはスカウトしてきた料理人など、なぜ、これほど酷い職場に人が集まるのかが不思議です。
1つにはジョーンズがミシェランの二つ星シェフであり、料理人の世界ではミシェランの二つ星というのは神に近い存在になります。
ですから、少しぐらい職場環境が悪くても、みんな我慢するのかもしれません。
さらにもう1つには、経営者であるトニー(ダニエル・ブリュール)の存在です。
細やかな配慮ができる彼は、ジョーンズに叱責された料理人を上手くフォローし、職場秩序を守っているのだといえます。
しかし、1人の人間としてジョーンズを見た場合、彼の性格の悪さは助けるに値するのかどうかが疑問に感じてしまいました。
昔の恋人や経営者のトニー、カウンセラーのロッシルド医師(エマ・トンプソン)など、彼を熱心に助けようとする人間はジョーンズの周辺に沢山います。
しかし、前半での傍若無人ぶりを見せつけられると、彼を助けようとする人たちの動機がわからないのです。
過去のパリ時代や、不幸な生い立ちへの同情がジョーンズに手を差し伸べる大きな動機になっている感じはするのですが、そのあたりについてもっと深く物語を描くべきだと感じます。
途中、ジョーンズの元で働く料理人が、料理にスパイスをわざと入れて台無しにするシーンがありました。
彼はそれをパリ時代の復讐だと告げてレストランから去って行きます。
ジョーンズの立ち居振る舞いを見ていると、こうした復讐心が彼に対してわき上がるのがむしろ普通の反応であり、人間としては自然であるように感じました。
そう考えると、『二ツ星の料理人』では彼を応援する人間が多すぎるのかもしれません。
ジョーンズが次第に周囲への配慮を見せ、他人に対する優しさを示すようになっていく描き方は素晴らしいと感じました。
手ひどい失敗をやらかし、泥酔し、再び人生のどん底へ落ち込みそうになっていく段階から、周囲の人間へ助けを求めようとする意識変化や感情の移り変わりは、多くは語られませんが、ジョーンズの行動からよく伝わります。
カウンセラーの元を訪れ、自然にグループセラピーに参加していく、職場の賄いを仲間と一緒に食べるようになっていく、そして周囲の人間と談笑するようになっていく様子は、見ていて清々しいです。
後半のこうした描写が素晴らしかっただけに、もう少しジョーンズという人間を救う価値のある人間として描けば良かったのにというのが悔やまれます。
まとめ
ブラッドリー・クーパー主演映画『二ツ星の料理人』の動画フルを無料視聴する安全な方法を紹介しました。
そして、記事の後半では、ネタバレ感想と評価がまとめてあります。